帝国歴741年 初頭 曖昧な託宣

 人間、何をされると居心地が悪いのかはそれぞれであるが、ギルデリースにとってはじっと見つめられることだった。


 非常に、そして非情に空気が重い。鼻から取り入れて口から出す、瞑想時の呼吸法がしんどくなるほど粘性を帯びているようにすら感じられる。


 すぅすぅと、惨状に見合わぬ穏やかな寝息を立てるアウルスを挟んで対峙する二人の令嬢は、一目でどちらが優勢か分かった。


 ただ座っているだけでもギルデリースは腰が引けている。沈黙に耐えかねているのに、自分からは口を開けない気質だからだ。


 一方でリウィアは、曲がりなりに100年近く社交界を泳いできただけあって、視線にも噂話にも耐性がある。むしろ、自分がちょっと捻ったらこの人達みんな死んじゃうのよね、という個として強大な種族特有の驕り――マッチョなら全てが気にならなくなる理論――が精神を強固に支えていた。


 なので、血族や遠い親類以外に同程度の完成された個が少ないリウィアは、カリスとアウルスが醸す見たことのない空気も気になるが、この一夜を共にしたなんて噂が囁かれるギルデリースも気になって仕方がない。


 あれだけの外界に影響を引き起こす理力式は、彼女の定命と比べると長い人生でも始めて目の当たりにした。遠方の属領で隠居して温泉浸りをしているという会ったこともない高祖父が、大隊を呑み込み兵士の骨の燃え滓すら残さぬ溶かす吐息を扱えるというが、あれ程に甚大な破壊をもたらせる親類は他におるまい。


 集中を乱すといけないとは分かっているので声はかけぬものの、ついつい睨むように観察してしまうリウィアに、見るのも止めて欲しいとまでは言い出せないギルデリース。じっとりと背中に汗が浮かぶような嫌な時間が、長々と続いた。


 しかし、ふとアウルスの体に自分の理力を通して、高度な造血術式や肉体の治癒術式を操っていたギルデリースは違和感を抱く。


 アウルスの体を巡る理力の質が変質しているのだ。それも、より高度かつ高密度に。


 しかも、理力式がかなり通りやすくなっている。まるで、霊猿人ではないみたいように感覚に首を傾げ……気付く。


 ああ、そういえば、竜血を飲めば竜の力を欠片なりとて得られるという俗信があったではないかと。


 たしか、何処ぞかの霊猿人の王が竜の連枝、その卑小なる末の梢に過ぎない亜竜を狩った際、全身に血を浴びて不老の身になったという逸話がある。竜の血など滅多に手に入らないことと、大系だった研究は行われていないので――理力の民は科学より天文の方が圧倒的に人気だから――眉唾ながら、強ち嘘ではないとも聞いた。


 何せ脳さえ無事なら、首からでも再生することがあるという、規格外の中でも規格外の生き物が竜だ。その血を引いていると自称している人類に過ぎずとも、あの自分を砕いて尚も動き続ける戦いっぷりを思い返せば、同格には程遠いが足下程度の強さを秘めているのではと考えられる。


 そして、連想式に脳裏に過るだけでギルデリースの肌の色が、青から濃紺に変わるような、明け透けで恥ずかしい接吻の光景。


 あの時、リウィアの唇は自壊しかかっていた、己の内臓から溢れる血液でしとどに汚れていたではないか。


 接吻の長さと負傷の深さ、そして破廉恥にも人前で舌を口に差し入れていたことを鑑みると、相当量の血がアウルスの体内に入っているはず。


 そして、それが胃から取り込まれてゆっくり代謝され、肉体に変異を及ぼしていたならば。


 ギルデリースは、微かな期待と共に理力を回したが、ぬか喜びだった。


 流石に口移しで摂取される量では、霊猿人の四肢が再生できるような理外の変質はもたらさなかったようだ。


 しかし、心持ちではなく、明確に治癒術式の効果が高く発揮され始めたではないか。


 蒼白だった顔色が桃色に戻り、小傷は癒えて塞がっていく。元からアウルスの理力は霊猿人の中でもずば抜けているとは言えないものだが、一刻足らずで意識して理力を回せる才能だけでは、説明が付かぬ速さで容態が回復した。


 傷ついて壊死した傷口の肉が独りでに剥がれ落ちていき、まるで移植したような滑らかな皮膚が右腕の断面を覆う。破片を取り除く際、完全に破壊されていたのでやむなく摘出した眼窩も、肉が固まって安定している。この調子であれば、眼球を全損失していても顔全体の骨格が歪むことはないだろう。


 肉体に通じる理力が、可能な限り体を元あった状態で維持しようとしているのだ。


 何と言う幸運と生命力であろうか。このまま瞑想を続け、理力式の更なる深淵に踏み込んだならあるいは、と考えられずにいられないギルデリース。


 全てが上首尾に進めば、上手に使っても〝たった100年〟しか保たない脆い霊猿人の筐体であっても、理力の民に並ぶ長寿が彼の手中に収まるのでは……。


 誇大妄想めいた考えだが、突飛かつ荒唐無稽ともいえぬ。実際、理力の民は自らの肉体を理力で賦活できるから長寿なのだ。老化という現象の全容は解明できていないが、膨大な理力を秘めた個人が長寿であることは歴史が、何よりバグバドグルズが実証している。


 あとは、同じことを霊猿人でもできるのかということ。


 帝国には〝賢者〟と呼ばれる意図して理力を扱うことができる霊猿人がいるそうだが、専ら市井の学者や医者として隠棲しており、表舞台には出てこない。


 しかし、まことしやかに帝国成立前より生きていると囁かれる賢者や、公的な書類において霊猿人の寿命を優に超えた人類も観測されている。


 教えることに問題は起こるまい。むしろ、霊猿人なのが、なんて惜しいと方々から言われていたアウルスが、長生きすると聞いて喜ばない同胞はいないだろう。


 本来は外国に絶対流出させてはならぬ、理力の秘奥の教授も――神前宣誓誓約などは必要だろうが――簡単に議会を通るやもしれない。


 むしろ、列聖させてもいいから是が非でも長生きして貰い、もっといい望遠鏡を作って貰えと言い出すはずだ。


 自分に教師が務まるだろうか。そう夢想した後、何を当然の様に自分がそんな、師匠として四六時中一緒にいる前提で物を考えているのだと、ギルデリースの顔は再び沸騰して色味を濃くした。


 一方で奇妙な生き物を観察する心持ちでいたリウィアは、何もしていないのに百面相をしているギルデリースを益々妙な生き物を見る目で見る。おしゃべりもしていないというのに、何故こうも顔をコロコロ変えるものだろうか、内向的という概念の極北に立つ淑女には想像も及ばぬのだ。


 帝国で尊いとされる哲学の枕くらいは触っているリウィアでも、流石に根っからの引っ込み思案で口下手で、しかも心の中で妄想を走らせるのが得意という、種族以前に全くの思考形態が違う人間のことは分からなかったらしい。


 アウルスは起きていたら、これぞ陽キャと陰キャの差……と微妙な表情を見せたことであろう。


 居心地の悪い時間が続き、ギルデリースの僧衣がどっぷりと汗で濡れた頃、篝火の明かりがチラチラと揺れていた外の景色が変わる。


 少しずつ、眩しい朝日が昇り始めていったのだ。


 暗い夜が終わったことに二人が安堵すると同時、爆発的な気配が一瞬だけ膨れ上がった。


 混乱して思わず身を引くギルデリースには、それが何か分かった。


 体が反射的に礼拝の姿勢を取ろうとしていたのだ。


 今では季節毎の神事など、大勢の祈りが集中する場においてのみ、掠れるようにしか感じられなくなってしまった神威の気配。万軍の神に帰依するギルデリースでさえ、思わず膝を屈さねばらなないと思うそれは、異教の神の気配だ。


 個の強大さによって、何かに縋らねば耐えられない他の人類と違うがため、信仰への興味が薄いリウィアでさえ無意識に理解してしまう。


 何か、とんでもないことが起きていると。


 正しく一瞬のことだ。神々しい光が降りるでもなく、純白の羽や花々が舞い散るでもなく、天幕の外では朝日の有り難さに負けて感じられないような現象だったが、確実にそれは起こった。


 そして、終わると同時にアウルスは目を開き、片腕を失ったことによるぎこちなさを伴って体を起こした。


 「……ご婦人に寝顔を見られるのは、存外恥ずかしいものなのですね」


 まるで何事も起こっていないかのように冗談を言うアウルスに、二人は正気か? と叫びそうになった。


 自分の身に何が起こっているか理解していないのかと。


 「あ、アウルス様、御身に何があったかご理解は……」


 「していますよ。何だか今、満身創痍のはずなのにすこぶる好調です。寝起きの気怠さもないし、慢性化した胃痛も嘘のように具合が良い。むしろ、寝起きなのに空腹を感じるなんて、何時ぶりでしょうか」


 自然な振る舞い、というよりも普段の癖だろう。寝台に右手を突いて体を向きを変えようとした彼は、それが空を切って体勢を乱す。


 すかさず助けに入ったのはリウィアだ。反射神経で劣るからか、それとも大胆に動くのが怖かったのか、ギルデリースは手を伸ばそうとして失敗するだけ。空を摘まんだ指を見て、伏せられた目の合間に皺が寄った。


 「……失礼、というよりも、お礼を言うべきですかね」


 竜鱗人の豊かすぎる胸に受け止められた御曹司は数秒藻掻いたあと、何とか谷間から顔を逃させることに成功して笑った。


 「体調が良すぎて、ついつい手をなくしたことを忘れておりました。これは慣れるのに随分かかりそうですな」


 「転ばなくてよかったけれど、アウルス、貴方の身に何が……」


 「あー、まぁ、その、夢で神託を授かりまして」


 まるで、ちょっと親戚から手紙を受け取ったくらいの気軽さの物言いに、さして信仰に興味がないリウィアでさえ驚いた。


 現代のテルースにおいて神託とは曖昧かつ、短い言葉が二、三言届く〝解釈〟が難しいものであり、夢に直接訪れるなど神話の時代の話だ。


 それこそ、帝国の礎を築き、曲がりなりに寡頭制共和主義を貫いた初代皇帝、尊厳者でさえ神前誓約の際に数文の言葉を得ただけ。神格化されている偉大な皇帝でさえそれだというのに、夢で直接神格と語らうなど、正に夢物語だったはずだ。


 時折、夢に神々が現れて自分を救世主だと認めた、などとブチ上げて反乱を企てる者は歴史に枚挙の暇もないが、神託の特異性故に胡乱な物狂いとして大半が処刑されてきた。


 実際、その殆どが「そうだったらいいのになぁ」という願望が作り出した、混じりっけなしの夢だったのだろう。その自称救世主の反乱軍が討伐されて、神罰が下ったなんてこともなかったのだから。


 しかしながら、彼が夢で神と邂逅したであろう瞬間を目撃した二人には、現実性に乏しいことでさえ否定出来ない。あの空気を目にしたならば、一切の信仰を持たない者でさえ奇跡的体験に打ち震えていただろう。


 リウィアが、貴女は本職でしょう? とギルデリースに目をやると、彼女は微かな逡巡の後に首肯した。


 「ま、間違いなく神格の顕現です。奇跡や祝福とまではいきませんが、確実に……こんなこと、我が故国でも滅多にないのに……」


 「私の夢に散歩にいらした女神は、ウィクトーリア神であらせられました。この狭い会館、たった一区画の中に膨大な戦いと死、そして勝利への希求によって信仰が高まり、同時に迷宮が走狗を殺されすぎて力を弱めたため、発破をかけに態々足を運んでくだすったようですよ」


 アウルスは左手だけで髪を纏めようと手櫛を入れたが、上手くいかず結局諦めながら立ち上がった。片目がないせいで遠近感が狂い、右腕を失って狂った重心が足取りをふらつかせるので、再度リウィアが支えてやらねばならなかった。


 「アウルス! まだ寝ていなくては!!」


 「こうも頭がハッキリしているのです。神託を皆に伝え、鼓舞せねばなりますまい。夜までといっても、血濡れた時間は永く感じられるものですよ」


 本来ならねじ伏せてでも寝床に押し込めたいリウィアであったが、残った灰色の瞳にじっと見つめられると脱力してしまう。


 この男はいつだってそうなのだ。仮面のように癖になった笑顔の中で、目の光だけがずっと笑っていない。言葉にも目線にも打算や嘘がないから、霊猿人など軽く捻り潰せる竜鱗人であっても抗えぬ。


 竜の巨体が潜れるような、金貨や銀貨の海という言い伝えは、こういった感じなのだろうと堪らなくなるのだ。


 そのままアウルスの介添えをして指揮所に連れて行った後、夢で神託を賜ったなどと何処からか妙な電波を受信したか、鼻から何かよろしくない粉末を吸引したと勘違いされそうな言葉は、敬虔な神職の手によって保証され、社長は何とか狂人の誹りを受けずに済んだ。


 実際、戦場ではよくあることだ。恐慌状態に陥って、神を見たなどと言うことは。


 「しかし、夜まで……夜までですか。持ちこたえる自信はありますが、何と言うか曖昧過ぎて反応に困りますね」


 神託を受け容れて貰ったのはよかったが、社長が起きても総指揮権を掌握したままでよいと言われた低地巨人の中隊長は、何とも奥歯に物が挟まったように言った。


 「しかも、運命の岐路と来た。具体的に何が起こるか教えてくれないのは、困るな」


 「全くですね。援軍が来て事態が引っ繰り返るのか、それとも氾濫が自然に終わるのか……」


 「あるいは、自棄になって逆転の手を打とうとしてくるか、だな」


 夢で聞いた託宣をアウルスはかいつまんで――女神の妙な所帯臭さは勿論隠して――説明したが、皆がふんわりとした結論に困らされる。


 ウィクトーリアが闘争と勝利の女神であるので、戦いを十全に行って祈って欲しいのは理解するが、いざ直面する人間側となると解釈の余地が多すぎて、どう備えればいいのか分からないのが困りものだ。


 「何にせよ、120年前の氾濫が終わり方が分からないのが辛いな」


 「ごめんなさいね、アウルス……あの時、お父様達はコールシガの総督を代理でやっていたので、帝都にいなかったみたいで……」


 「此の身達も、いかんせんこれだけの大規模氾濫に遭ったことがなく、120年前のことは誰も知らないのです」


 申し訳なさそうにしている令嬢二人に、アウルスは仕方ないでしょうと返した。当事者たる帝国が碌な文献を残していないのだ。大混乱過ぎて、後で話し合っても結局何が起こったか分からなかったなんて可能性もあるので、誰に文句を言うこともできぬ。


 さしあたって、生き残ったら誰かが回顧録を書いた上、複写させて帝国全土にばら撒かねばならないと分かっただけでも収穫にはなる。


 問題は、その回顧録を書くためにの必要十分条件でさえ、凄まじく難解かつ解釈の幅が大きすぎる神託が立ちはだかっていることなのだが。


 このまま耐えれば氾濫が終わるのか、皇帝が大鉈を振るって第Ⅰ軍団を差し向けてくれるのか、はたまた最後っ屁のようにボス級の大物が叩き付けられるのか。


 せめて助言に来たというなら、デッキトップを捲って次に何が来るのか、あるいは相手の手札くらいは覗かせてほしいものだ。


 Aだった頃のアウルスは、何か大きい動きをする時、その手の前方確認ピーピングを必ずしたがる気質でもあったから。


 会館を護っている側としては、昨日の晩、アウルス四肢を失って以降はずっと今引き解決しているような状態なので、ここで要らない札が捲れると手札を放り出したくなる。


 リソースは絶対に必要ではあるけれど、肝心要の時には引きたくないもの。後一押しあれば詰められる! という段階で土地や序盤の時間稼ぎにしか使えない札が来た時の絶望といったらない。


 そして、相手が対処不能な大物を切ってきた時の、世界が足下から崩れるような感覚も馳走にはなりたくなかった。


 「……どうあれ、最悪に備えるか。夜まで、可能な限り弾薬は残しておいてくれ。一人頭、最低でも10発は維持させたい。欲を言えば20くらいだな」


 「現状、完全に再分配しても銃兵一人あたり30発もないんですが……?」


 「そこはほら、現場の工夫で何とかしてくれ」


 余人の目がなければ、カリスは叫びたかったろう。


 でたよ、経営者目線での無茶振り! と。


 銃弾は突撃破砕射撃に必須だ。その上、銃弾よりは余裕があるからと、バカスカ撃ちまくらせた矢も在庫の底が見えかかっている。


 今のところは迷宮も疲れてきたのか、蹂躙衝角や死体の巨人といった銃でなくては対処が難しい敵は出てきていないが、必要となったら撃つ他ない。


 全方面での斉射は行わないとしても、ざっくり計算して、夜まで斉射を10回だけで抑えるとなれば、相当の現場努力が必要となろう。


 殺し間に誘引した敵の衝撃力を削ぐのは矢に限定し、あとは白兵戦を主眼に置かねばならないとなれば、味方の出血は避けられぬ。


 カリスとしては、これ以上熟練兵を失わないために銃弾をあまりケチりたくなかったが、最悪を想定しろとなれば撃ち控えは必須。


 嫌な命令を下すことになるなと考えた低地巨人の腰を――肩には物理的に手が届かないのだ――社長が叩いた。


 「君だけに嫌な仕事はさせんさ。祈りながら、喜んで死ねと命じるのは私の仕事だ」


 「しかし、アウルス様……」


 「どうせ、右手がない初陣……は、昨日済ませたんだったか。まぁ、口しか武器が残ってない私だ。精一杯、士気を上げて回ってくるさ」


 古来より民衆を戦争に駆り立てて、喜んで死なせるのが扇動者の役割だろうと笑うアウルスに、カリスは力ない笑みを作ることしかできなかった。


 それは、一緒に前線に立って、四肢を失って尚も戦おうとする人間の言葉ではなかろうと…………。


【補記】

 前方確認、あるいは安全確認。対戦相手の行動如何によって呪文や効果が妨害できるTCGの類いにおいて、あらかじめ相手の手札を確認して妨害手段がないか確認する行為。詰めに持って行けるカードは大抵がコストが重く設定されているので、妨害されるとかなりのテンポアドバンテージを損なうため、相手の使っているデッキによっては博打となる大きなアクションを担保するべく行う。


 まぁ、逆説的に自分の手札が対応不能だと分かって、ゲームを投げることにもつながるのだが、Aは基本的に“その手のカードピーピングハンデス”が大好きなので、どんな状況でも情報アドを欲しがっただろう。

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