帝国暦734年 冬 兄弟の語らい/西暦20xx年 麻雀

 冬の最中、人々が寒さに震える中でもガイウス邸は心地好い暖かさに包まれていた。


 ハイポコーストという原始的な中央暖房機能によって、人が居る部屋を効率的に暖めているからだ。


 館の外で炉を燃やし、配管を通してその熱を床下に行き渡らせ、壁から屋根を通じて排気する暖房器具は一箇所で火を焚くだけで多くの部屋を暖められる画期的な暖房だ。


 煤も出ず空気も汚さぬため快適性も高いのだが、多数の使用人を抱える大邸宅でなければ使えない贅沢品でもあった。


 火を絶やさぬため大型の炉に延々と高価な薪を足さねばならず、熱風を送るふいごを動かし続けるのに何人も奴隷が必要になるのだ。それはもういっそ無駄にさえ感じるほど贅沢な暖房である。


 あまりにも非経済的過ぎる! とアウルスが嘆いてベリルに薪ストーブ開発を依頼するほどの贅沢によって、館は薄着でも暮らせるような環境に保たれていた。


 その暖房に温められた部屋の一角で二人の少年が向かい合っている。


 一人は貴族的な細面ながら、曖昧な笑みを作る灰色の目がただならぬ雰囲気を醸し出す少年、つまるところのアウルスである。


 相対するのは、部屋を訪れた客と違って正統派に整った顔をした少年である。年の頃は成人して間もないくらいであり、伸ばそうか悩んでいるらしく薄らと髭の兆候が見られる。帝国の高貴な男児は髭を短く整えるか、いっそさっぱりと剃るかのどちらかが格好好いとされているため、まだ自分のスタイルを決めかねているようで実に微笑ましい。


 彼の顔はアウルスの父母、ガイウスとメッサリーナに所々が似ていた。乳色の滑らかな肌に覆われた女性的な顔付きと、癖のない直毛は母親から引き継いだもの。


 対して高く張った鷲鼻や柳眉がつり上がった些か厳しい目つき、そして短く切りそろえた髪の黒さにはガイウスの血が色濃く滲み、正に両親の良い所だけを受け継いだような容姿。二人と並んだならば、誰もが二人の子供なのだなと納得する風貌をしている。


 まぁ、要するに彼は、一度継承争いのボヤが起こって気まずいことになってしまったアウルスの兄。プリムス・アルトリウス・カエサル・プルケルその人であった。


 「兄上」


 「分かっている、分かっている……今暫し待て」


 元々この兄弟の仲は決して悪くなかった。むしろ世の兄弟と比べて良い方だったと言えよう。


 プリムスは穏やかな気性の持ち主であり、妬むということを母親の腹の中に忘れて来たかのようにマイペースな人物であったからだ。


 彼は四つ年下の弟を可愛がったし、できの良すぎる弟を母が構い過ぎても臍を曲げることなく勉学によく励んだ。例え弟が勉学で己を遠く置き去りにしようとも腐ることなく、真面目に、誠実に日々を過ごす様は「プリムス様は本当に出来たお人だ」と使用人から讃えられるほど。


 しかしながら、何よりも貴重な誠実さという宝石は、人々の目にはどうしても凡庸に映ってしまうものだ。側に大勢の家庭教師から教えられることがないと言われた弟がいてしまえば、教師達から褒め称えられる才覚があったとしても陰りが差すのと同じように。


 一部の家人の焚き付けにメッサリーナが本気になり、アウルスを当主にと言い始めた時は本当に大変だった。元より家長になろうなんて気がアウルスに欠片もなかったのもそうであるが、この人間が出来過ぎた兄が「弟に道を譲ることがお家のためになるのなら」と自ら父親に廃嫡を願い出る寸前までいったのだから。


 後に弟は述懐する。これより精神的に大変なことなんて、それこそ結婚問題が拗れに拗れでもしないかぎり起こりえないぞと。


 厳しい父親は周りが騒ぐ程度で折れるならば家長の資格なし、と思春期で多感な時期の息子に精神的な試練を課そうとするわ、頭が茹だった母親は当人アウルスが何と言うとお花畑なことを抜かして中々話にならないわ、両親のスタンスをいいことに自分の地位を上げようとする家人や親戚が薪をくべていくせいで、家が本当に真っ二つに割れかけるわで大変だったらしい。


 アウルスは子供ながらに毎日方々を歩き回り、全ての関係者を説得して回るのに全身を複雑骨折せんばかりに骨を折った。


 父には兄を敬愛しており、その下で働くことを楽しみにしていると熱く説き、母には当主なんて向いていないのです、止めてくださいと臆面もなく泣いて縋った。


 そして兄には、大好きな兄上以外にカエサル家を継ぐに相応しい人などいませんと涙ながらに慰留する。


 言葉にするならほんの数段落で済まされてしまう難事が7歳の頃に始まり、完全に鎮火しきるまでに要した期間は実に二年間。兄弟双方居心地が悪く、両親も微妙な気持ちを抱えて生活していたであろう針のむしろのような二年間だ。


 正直な話、アウルスが7歳児に何させてんだと公衆の面前でキレ散らかそうかと考えたのも一度や二度ではない。


 今でこそこうやって、兄弟で机を挟んでカードゲームに興じることができるが、一時は同じ部屋で食事することもできなかった二人である。アウルスは下準備が崩れることを厭うていたものの、この第二の家族を心から愛しているが故に本心で苦しんだのである。


 前世では冷たい父だけがいる父子家庭に一人っ子で育ったA吾妻。家族の有り難さを転生して噛み締めていた彼の行動は、完全に打算から出た物ではないのである。


 「兄上」


 「分かってる、分かった……よし、覚悟を決めたぞ! 赤三つを含めた労働力5を支払って<近衛兵団>を召集……」


 「あ、では黒労働力を2と国力2点を払って<輜重の腐敗>を発動します。追加で労働力2を払えないなら、闘士の召集は打ち消されます」


 「ぬぐあ!?」


 出れば勝ち、ともいえる強力な闘士――戦闘力は高く、この闘士が場に存在する限り、領主は国力が尽きても敗北しないという効果持ち――を軽く打ち消された兄は、山札を放り投げて寝椅子に転がった。


 「うぬぅ……アウルス、やっぱりその黒いデッキは狡いぞ。どうして同盟国とはいえ外様である理力の民がそこまで強いのだ……召集に割り込んだり、手札を捨てるのはもう止めてくれ……」


 「いえ、でもこれかなり癖が強いですよ。バランス的には帝都都市圏が一番強いですから。それに兄上、まだ負けじゃありません、国力は残っているでしょう」


 「手札に有効札がないのだぁ……これが通らないと、闘士二人がかりでなければ攻撃を防げない<理力被りの暗殺者>に二回殴られて終わりじゃないかぁ……」


 何度目になるかも分からない敗北を喫した兄の微笑ましい呻き声を聞きながら、弟は「トップ解決するかもしれませんよ」と微笑んでひっそり山札の上を捲り、そして何も見なかったことにして散らばったカードを集めに掛かった。


 「どうしてお前はそうも強いのだ、アウルス……これでも私は集まりだと無敗だったんだぞ?」


 「それはまぁ、構想段階から絡んでおりますので一応は」


 プレイ経験の差ですよ、とは口が裂けても言えなかった。アウルスは前世でこの手のカードゲームをリアルでも電子でも嗜んでおり、相手の動きを見て行動を制御する嫌らしいコントロール系デッキには、文字通り桁違いの経験値があるのだから。


 いわゆる友達をなくす系デッキに付き合ってくれることに感謝されていることなど露知らず、兄は寝椅子に肘をついて寝転がると、何故急に呼び出したのかと問うてきた。


 言うまでもなく次期党首であるプリムスも忙しい。成人は迎えているものの、本当の一人前と認められるのは霊猿人なら30を超えてから。それまでは下積みに過ぎず、若造扱いされながら社会で経験を積む期間である。


 彼は幼少時に引き続いて数人の家庭教師から講義を受け続けており、その上で父親から与えられた新しい事業や引き継いだ事業を熟しているため、体が幾つあっても足りない状況なのだ。


 その上、アルトリウス氏族にて権勢を誇るカエサル家の長子でもある。誘いが掛かる茶会や晩餐会は数知らず、舞い込む婚姻話となればそれ以上。当人が読まねばならぬ書簡もうずたかく積まれていようから、軽々にカードゲームに誘ってよい身分でないことに疑いはない。多忙な長兄にとって、これは趣味ではなく帝都での流行を送れず掴んでいるというポーズにして、社交の場で友好を円滑に結ぶための道具なのだから。


 父の後に完成品を見せた時点で大変に気に入って、試供品を全部欲しがったことはさておき、なにもアウルスとて兄と遊びたいがために彼の部屋を訪ねた訳ではない。


 ちょっとした無自覚な伝書鳩になって貰いたかったのだ。


 「所で兄上……このデッキ、もっと強化できるとなれば心が躍りませぬか?」


 「……何?」


 俄に寝椅子から上体を起こす兄に弟はにんまりと笑い、周囲を態とらしく見回した後に小さく手招きをした。


 そそくさと寄って来た兄の耳元へ口を寄せ、弟は「本当に親しい人にしか漏らしてはなりませんよ」と前打って話を始めた。


 来年の春には、新弾となる第Ⅱ版たる<帝国戦線>を発売する予定が立っていること。今回は前回の三倍、15,000組を発売日に用意するため一家につき100組は購入できること。


 そして、新カードタイプや能力が追加されることまで。


 「それは誠かアウルス!? 売られている分で終わりの遊びではなく、新しい物を足して遊び続けることができるというのか!?」


 「私が兄上に嘘偽りを教えることがありますでしょうか? 全て真実ですとも」


 「お、おお、そうか……! 待ち遠しいな……。して、どんなカードが?」


 「まずですね、属領というカードタイプを増やします。これは労働力としてしか配置できませんが、普通の労働力と違って特別な効果を持っているのですよ」


 「ほう!」


 カードゲームに拘わらず、どんなゲームでも発売前に情報を小出しにして顧客の注目を集め、同時に忘れさせないようにする販売戦略は有効だ。前世ではスポイラーと称して発売予定のカードプールを発売前に一部公開してみたり、プレイ動画を上げて興奮と購買欲を煽ったりするのは常套手段として認知されていた。


 しかしながら、SNSも雑誌もない世の中でそれをやるのは難しい。次にどんなものが出るか印刷して配る訳にもいかぬので、情報を拡散させたいのならば人頼りとなる。


 この時に一番必要なのは、最初に情報をばらまく“顔が広い人間”だ。


 それも、口伝で広げるならば、できるだけ正確な情報手に入れられそうな“関係者に程近い部外者”の方がよい。


 アウルスが広めると直接的過ぎるのだ。さすればそれはもう、ただの宣伝に過ぎず“特別感”が失われてしまう。決まったことを予定通り発信されているだけの情報は、人の欲望を擽りはしないのだ。


 人は自分だけが特別な情報を得ることができたと考えれば幸福を覚える生き物であり、その情報を無駄にすまいと記憶に深く刻む習性がある。この場合、公式が発表していない新弾の発売時期を掴み、更に封入される新カードの情報を得ることができたとなれば、喜び勇んで発売日に購入しようとする確率は極めて高い。


 例えそれが、一人に伝われば全員が知ってしまうような情報であったとしても。


 「名前は伏せますが、指定のない労働力しか発生させない代わりにですね、労働力を発さないことを選べば闘士一人の戦闘力と防御力をどちらも一巡の間ですが1ずつ強化する属領など……」


 「それはとんでもなく強いのではないか!? 是非欲しいぞアウルス! 珍しさは、珍しさはどうなのだ!?」


 「そこはほら、兄上、バラ売りを開ける喜びがございますから……ね?」


 「む、むう、そうだな……」


 アウルスは兄の気質をきちんと理解している。弟が信頼できる人間にしか言うなと言えば、本当に親しく信用できる友人にしか情報を漏らすことはなかろう。


 しかしながら、その友人の友人が信用に足る人物かは誰にも保証できない。


 神でさえ人の口に戸を立てることは出来なかったのである。一箇所から漏れ出てしまった情報は、必ずや何処かから再び漏れ出て人々の間に浸透していくことであろう。


 「それとですね、今度は空を飛んでいる闘士が出ます。飛行と言いまして、同じく飛行を持った闘士にしか攻撃を妨害されないという……」


 「なっななっ、なんだそれは!? もの凄く強いのではないか!? それは私の帝都都市圏のデッキにも入るのか!? なぁ、教えてくれアウルス!」


 「いえいえ、全て詳らかにしては楽しみがですね」


 「頼む我が弟! これでは気になって今晩の夜会に身が入らない! お願いだ!」


 商売人としての己の掌の上で良い具合にコロコロ転がってくれる兄に例えようのない愛おしさを感じながら、アウルスは「どうしましょうかねぇ」と性質の悪い愉悦に口の端を歪めるのであった。


 尚、余談であるが、翌日珍しく父から呼び出されたアウルスは「空を飛ぶ闘士が出るというのは誠か?」と問いただされ、驚きのあまり素で咳き込む醜態を晒すこととなる…………。












 じゃらじゃらと牌が混ぜられる音が響き、ついで賽子が転がされた。


 ダイニングの机の上、緑色のマットを広げて積み上げられたのは麻雀の牌である。面子が三人しかいないため、萬子の老頭牌以外を抜いて行う、いわゆる三麻と呼ばれる遊び方だ。


 「これさ、流行るかね?」


 「イントロが面倒過ぎるんじゃないかしらね。少なくともあたし、これを五分やそこらで完全初見の人に面白さ含めて理解させる自信ないわよ」


 「俺も無理。そもそも役の時点で覚えること多過ぎ」


 Aの問いかけに牌をツモりながらCが答え、Bも同意した。


 「根気よくルール覚えて、慣れるまで遊び始める人を捕まえられたならまだしも、直感的に面白さが伝わりにくいから広めるのは難しいんじゃないかしら」


 「そうだよな。俺も子供の頃は何が楽しいか見てて分からんかったもん。簡単な卓ゲを広げて啓蒙した後で、もっと複雑で頭使うゲームを欲しがるような顧客が増えた段階じゃないと無理だろ」


 「そっかー……」


 二人の意見を聞いて肩を落としたAは、溜息をつきながら雑に牌を放った後、しれっと横に回して点棒を添えた。


 「野郎、会話しながら自然に……手が速ぇじゃねぇの」


 「何切ろうかしら……それにしても上質紙も厚紙もない、樹脂もない中で簡単に再現できる遊びって以外と難しいものよね」


 自然と会話に脳のリソースを割かせることで反応を送らせたり、ポン宣言を忘れさせたりする戦略を互いにぶつけ合いながら行われる三人麻雀は、単なる暇つぶしというよりも異世界での金策を考えての試遊という側面が多かった。


 最初から既に大きな既得権益が完成しており、のさばっている軍事や建築に関わるのは難しい。たとえ生まれた先が名家でコネも金も十分にあったとしても、独禁法も公正取引委員会も存在しない世の中、力に乏しい内に悪目立ちすると何が起こるか分からないからだ。


 カルテルを組んで潰しに来られるくらいなら対抗のしようがあるものの、古代から続き現代でも現役である、最終的かつ永遠に面倒臭い相手を黙らせて解決する“暗殺”に出られると困るのだ。


 どれだけ肉体に秀で武技を磨いた所で、人間は眠らねばならぬし飯も食いクソをひる生き物だ。日常の中で隙は幾つもあり、気を遣ったとして暗殺者を完全に防ぐことは困難である。一人二人差し向けられたくらいなら防諜や自衛に気を払えば何とでもなろうが、何人も継続的に送られ続ければ何れボロが出ることもあるだろう。


 それならば敵を作らず、或いは敵を作っても難なく対応できる陣容を作ってから、既得権益に食い込むような事業に手を出すべきだ。


 その土台を作るため、三人が目を付けたのは玩具であることは既に知っているだろうが、何を広めるか決定するまでには数年の策定期間を置いている。


 現地に類似品が存在せず、実際に遊んでみてルール説明が簡単であること。できれば製造も簡便で原料費がかからず、それでいて沢山売れること。継続的に売れ続け、そこから派生して別の商売を行えること。


 策定にあたって欲しいと掲げた三要点を満たす遊びは意外と少なかった。


 初期も初期、Bが才能を自家で認めさせるためだけなら、売った後に簡単に真似されてしまうような一発勝負の玩具でもいいのだ。しかしながら、製品として売り出し、家業として継続的に利益を上げる製品がそうではいけない。


 特許も海賊版取り締まりもない世の中、真似されたところでできるのは、精々商品名に元祖とか本家、と銘打って初代を主張することくらい。頑張って作った製品にただ乗りされて、パイをへつられては商売に障る。


 今は製造が簡単だがルールが複雑で、それでいて雀荘のような社交場を作ることで利益を上げられないかとテストプレイに興じていた訳だが、やはり実際に遊んでみると問題点が露呈した。


 実際、三人とも大学時代に手を出してみたものの満足に遊べるようになるまで結構な時間がかかり、チョンボを繰り返して先輩に献上した点棒は数え切れぬ。麻雀は覚えることが多すぎるし難易度も高い。馴染みさえすれば何世紀にも渡って愛される卓上遊戯となるだろうが、最初からお出しされても困るだろう。


 「やっぱトレカかなぁ……」


 「ルールは簡単にしようと思えばできるものね。小学生が体感的に覚えて遊べてたくらいだし」


 「数が捌けるから儲けもデカいぜ。パックを剥く中毒性とレアが出た時の脳汁が分泌する感覚は何物にも代えがたい。神話Foilが剥けた時はもうなぁ」


 牌を摘まみながら今までに出た案を再考していて、ふと気付くことが。


 パックを剥くのは楽しい。新弾が発売されて箱を買い込み、開けている時に光っているカードが出るか楽しみにしている時と、目当ての高額レアが出なかった時の瞬時にもう一箱買いに走りたくなる感覚は形容しがたいものだ。


 「……俺、ふと思ったんだけど、麻薬として取り締まられたりせんだろうな」


 「ま、麻薬自体が概念としてないから多少はね?」


 「アヘンよりは健全よ。カードショップが阿片窟扱いされなきゃだけど」


 「入ったら大金を支払った上、中々帰ってこなくなる辺り似たようなもんか」


 「全国のTCGショップを敵に回すようなことを言うなよ」


 不穏な話をしつつも時は過ぎる。手を付けようと考えた商売が持つ業の深さを改めて認識しつつも、結局は購買欲を煽って金を絞るのが商売の本質でもある。これに目を背けてしまえば、後には形ばかりの趣味が残るだけ。


 金を稼ぐという行為は誠に罪深い。


 尚、余談であるが、この時Aは変則の五面張で何が当たっても満貫以上が保証された良形であったが、四巡目リーチにも拘わらず流局まで掠りもしなかった…………。

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