>渋みがあると鉄が薄いから駄目だ。程よい酸味を感じるるのが一番良い鉄だな。
「感じる」?「感じられる」?
ドワーフといえば、巨人といえば、霊猿人といえば、というのを、読者の個人経験による当てはめ認識ではなく、文字で懇切丁寧に説明してくれるのが有難い。
酒飲み、ずんぐりむっくり、髭面、鍛治職人、この辺りは多くの人が持つ認識だろうけど、それに飽き足らず、味覚嗅覚による鉱物への感覚の発達、山の魂による火耐性などを書いてくれるのは、より作品を鮮明にしてくれる。
人と違う種に生まれ変わると聞いて事前に試したいって気持ちはわかる。
元々三人ともオタク気質というか凝り性な所があったのが良かったのかな。
【ルビ誤字報告】
純利益で50,000セステルティウス也役1,800万円―
↓
約1,800万円―