問四:潜入型の作者
潜入型の作者のPOVを用いて同じ物語化新しい物語を綴ること。
問四では、全体を二~三ページ(二〇〇〇文字ほど)に引き延ばす必要が出てくるかもしれない。文脈を作って、引き延ばせる物を見つけ、そのあとを続けないといけなくなる場合もあるだろう。遠隔型の作者は最小限の量に抑えられても、潜入型の作者には、なかを動き回るだけの時間と空間がかなり必要になってくる。
元の物語のままではその声に不向きである場合、感情面・道徳面でも入り込める語りたい物型を見つけることだ。事実に基づいた真実でなければならない、ということではない(事実なら、わざわざ自伝の様式から出た上で、仮構の様式である潜入型作者の声に入り込むことになってしまう)。また、自分の物語を用いて、くどくど方競れということでもない。真意としては、自分の惹かれるものについての物語であるべきだ、ということである。
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