作戦2:受賞しないこともメリット

 電子書籍自己出版。

 恐らくネット小説を投稿している者達なら誰しも考えたことがある。

 世の中に自分の作品を知らしめる方法は沢山あるのも今となっては皆さん重々承知だろうとは思う。


 小説家として本を出して読んでほしい。

 もしかしたら、世の中の本を全て集めている図書館に自分の気持ちのこもった作品を残し、未来の誰かに読んでもらえるといった素敵な夢をもって活動している人も沢山いる。

 自己顕示欲を満たす為に作品を書いている人も、書きたいから書くというストイックな考え方もある。

 私もそうだ。

 今となっては書籍に出来るのならしてほしいし、面白かった、愛読書です、イラスト描きました、ファンです応援してます、未来の人にコイツ神か? って言われたいさ。

 でも、それはあくまで自作の物語に関してそう思うだけで、こんな愚痴エッセイは後世に残す必要はないと思っている。


 だが! だがだ!


 私の思惑と裏腹にエッセイをめっちゃ読まれるのだ。

 Twitterでも書いて下さいと言われるのだ。

 私は物語で名を売りたかったけどエッセイの人の認識が周りから強い。

 これは不幸か? それとも悲劇なのだろうか……

 ああ神よ、誤字脱字が多すぎると指摘され続けられる私に執筆の才能はないのでしょうかよよよ……


 いや違うな。

 エッセイの才能がずば抜けて高いんだ私。

 私には理解できないが、この適当に文章が皆の需要にあっているし求められていたのだ。


 需要がある = 価値がある = お金


 そうだ! エッセイをお金にしよ!

 みたいなノリで電子書籍という道を見つけました。

 ヤバいめっちゃ脱線しましたが、つまりは角川系列の有料書籍サイトの「BOOK☆WALKER」もしくはAmazonの電子書籍「Kindle」に今回のコンテスト作品が受賞しなかったら、一旦作品を引き下げて有料作品として出そうって話ですよ!

 そして500円ぐらいの値段で置いて放置していれば、私のエッセイをコンテスト中に読めなかった運の悪い人達が購入せざるえないという算段なのです。


 お金にがめついんじゃないかですか?

 当然です!

 お金より命や愛や絆や家族の方が大事ですけど、それを長く維持するのはお金だと思っています。

 年収は普通のサラリーマン程もらっていますが、副業を作っておかないとリストラされた時の切り返しが出来ない。


 そして、私は働きたくない。

 楽してお金の入るシステムを作りたいと小学生の時から思っていました。

 そしてたどり着いたのが自身のエッセイの電子書籍を作り放置。

 正直カクヨムのロイヤリティより私の力の可能性を感じる。

 売れなくても最悪良い!

 電子書籍を作らなければ始まらないのだ。

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