雨水 サニーサイドにて
ワシは悠久の時空を揺蕩う〈
いつの日か、この身が朽ち果てても、書き記したモノは遺るからのう。
雪や氷が溶け出す時分に、こうして遥々とやってきたのは『銀河』の支流である太陽渓じゃ。ようやく溶け始めたこのコンパクトな宇宙渓谷は
逝き先など決めぬ気ままな軌道が性に合っておるものの、此処へやって来たのはあの時の、あの記憶の所為かもしれん。
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