第270話  伐採Lv10発動



5月末。


ムン国からお隣の国に行く乗合馬車に乗って移動する。


アルムさんとムン国の隣のエネイ王国に入った所だ。


南中央大陸 ムン国とエネイの位置関係。

https://www.pixiv.net/artworks/103243990


クルムさんとシズクとスフィアは半年から一年はそのまま一般的平民生活を送らせてスフィアが自分から考えて動く様に誘導してもらっている。人間世界で暮らしていたシズクも最初そうだったがスフィアも俺の横で棒立ちだったのだ。


契約した主人の指示待ち。

指示があるまでPTの会話を聞いて、どう理解してるか確かめているだけ、指示があったらそういう感じと確かめてから動く。それはシェルの様に先へ先へと進むラリーポイントの様な会話では無い。一つ命じて→はい。一つ命じて→はい。サーブ権制のポイントみたいに俺を起点にしか進まない会話。


隠れてるシェルやシャドならいいが実体化してるシズクやスフィアがそれやると変なのだ、少し知恵遅れ?に見られちゃう。


そんな事を説明してるとシェルの鼻がどんどん伸びて行くのが分かるので止めておく。


(アル様!シェルの鼻伸びて無いです)

(ふふんってなってたじゃん!)

(アル様が段々ひねくれて行く件)

(シェルが業界用語を使う件)


四千人程のエネイ最初の町に着いて宿に入る。腰ほどの石積みで防御壁があるが守備隊もおらず入市税も取ってない、単なる村の延長上の町だ。

アルムさんと俺は冒険者の姉弟に見られるのが多いので部屋も同じだ。町のパリス教会を訪ねると教会は無いが、授産所がそうだと言う。


教えてもらった場所に行くと、石積みの塀に囲まれた広大な敷地。色んな木に埋もれた秘密の隠れ家みたいな授産所があった。整備された敷地にスモモやリンゴの木がたくさん植えてある。亜熱帯でも高所にあるから気候的に丁度良いみたい。入って行くと、あら!珍しいと中にいたおばちゃんたちが寄って来る。


「旅の人かね?」

「そうです、教会を聞いたらここと言われて」


「そりゃパリス様がお広めになった意味ではここさ(笑)」


「え?」


「ここは元々、助産所だからね。ネロ様達に見守られて赤ちゃんが生まれて来る場所なんだよ」


「あぁ、そういう(笑)」


「パリス様が元々助産婦で各地を回った伝説があるのさ、そういうここも・・・と言いたいけど、この村には伝説は無いね(笑)」


三、四人のおばちゃんたちは、やだよう!何言ってんのさ!恥ずかしい!と言いながら大笑いする。


「その奥の部屋に六神様の像が有るからね、冒険者って事は儲かってんだろ?置いてきなよ(笑)」


それを聞いて他のおばちゃん達もまた笑う。


部屋に向き直って歩くとまた話し掛けられた。


「あれ!教会を捜しながら知らないのかい?(笑)」


「え?」


「その部屋の扉の上にパリス様が見てるだろ?パリス様に挨拶して部屋に入りなよ。あんた達もここに来たって事はパリス様に招かれたんだからね」


「あ!はーい(笑)」


地母神信仰だな、豊穣や安産をもたらす神になってる。


部屋に入ると木が削られて30cm程のネロ様達が居た。可愛い神様達だった。アルムさんもこんな質素な人族の神像を初めて見ると驚く。


6神像が放射状に置かれた部屋の中心には傾斜のある大きな机。ここでお産するんだとすぐに分かった。産湯のタライや妊婦がつかまる木や器具が置いてあった。六神様とあんなコテコテのおばちゃんが付いてるなら安心して産めるよな(笑)


普段は村で生まれた聾唖ろうあや知恵遅れなど何かの障害を持って生まれた子と農園の収穫作業や裁縫や布の染色、皮のなめしや革の裁断をやって稼ぐ授産所(職業訓練施設)で近隣のおばちゃんのたまり場になっていた。


アルムさんが決まった人は居るのかい?とおばちゃん達に集られている(笑) 髪を編み込んでサイドから奥に流して後ろでエルフの髪飾り(バレッタ)で止めてるから耳が隠れて見えないの。エルフに慣れてないと分からないのよ。見慣れてる人は一発で見抜く、スリムで綺麗でアスリート体型の女の人は珍しい。


良く視せてもらった。

月に一回、布施と授産所の上がりの二割を隣町の司祭が取りに来る。その時に説教をしていくので村の者が敷地に集まり天気がいいと木の下で質素な食事会をやっている。授産所の多角経営はいにしえからパリス教の活動資金で領主も課税しないみたいだ。誰でも神様は怖いしな(笑)


やっぱ末端は善良でパリス教国の奴隷だ戦争だの変な噂すら耳にしてない。くったくなく暮らしてるからそんな感じだよなぁ。


助産婦だったのかよ、大きな街ではお産に立ち会う水魔法士や薬師と思われてた。助産婦じゃ箔が付かないから教会が大きくなるにしたがって格を上げたんだろうな。各地で沢山子を取り上げて聖母マリア様みたいな扱いになってるのかもなぁ。


村の夜は早かった、陽が落ちる前に仕事から帰って井戸の前で十人ずつぐらいの男が体を拭く。一人空くと一人入る式で井戸を囲む。井戸の前に女の人がを持って行くと拭き終わった男の人が水を汲んで運んであげてる。村の皆が身体強化や職能が恩寵となって育っている。


北の中央大陸とは違う。そりゃ北の中央大陸に他の宗教来れない訳だわ。ネロ様説いてもステータスボード無いもん。聖教国のホーリーブライトじゃないとステータスボード付かないから職能恩寵付かない。それを与えられる唯一の聖教国に他の宗教国が勝てる訳ねぇわ。コボルさんも悲壮な事を言ったけど、結果的には北の中央大陸的に良かったと思うよ。始祖セリム様が一番偉いんだけどさ。 


俺の元から高い鼻が余計に高くなった。

(お前嘘つきで高くなってんだよ)


宿は石をコンクリで固めただけの丸い石が剥き出しの屋内に梁を張った素朴な建物で何百年も営業してる。煤の出る粗製の蝋燭が壁の燭台に刺さった中での食事は別格だった。なんか異世界なのだ(笑)


そんなスローライフ的なパリス教の信徒国エネイ王国を視て回る旅だ。


実は以前思った事が頭に引っ掛かっていた。

異世界でアドバンテージを無くして止まるのはラノベの主人公の話だ、どうでもいい。


仮にラノベの主人公ではなく、一発屋芸人はどうか? 二、三年活躍して不意に聞かなくなる俳優や野球選手はどうか? 特需景気やFX取引で神様と言われ財を得た人がタワマンの入り口で芸能人と写真を撮られ脚光を浴びた後いつの間にか消息不明の人もいる。アルはそういう方向にフィードバックする。


それは一言に尽きる。その期間に何かを積み上げたのか否か。自分のアドバンテージ優位性で踊れる分は良い、問題はアドバンテージを失った時に勝負する次のレパートリーの引き出しだと思うのだ。


芸人であれば絶えず抱く危機感で歩む勉強や研究だろうか?俳優は絶えず自分に眠る感性を研いで求められる役に入り込む。野球は分析、対策に危機感を持って技を磨く。消える富豪は過度な仕事の成功に酔って危機感無く享楽に溺れ豪遊したと言う事だ。後に残るのは請求書の山と覚えた浪費癖だろう。


競争の力学で優位に先進する者には必ず他者が追い付く。仕事の数だけ競争は存在する。地球ではお笑いも、野球も、芸能も、月到達から核開発、核配備競争までその力学で他者へのアドバンテージを取ろうとしていた。


アドバンテージが無くなると表舞台から退場する。


最初に気付かせてくれたのは、ロスレーン家の家臣団だった。サルーテの見事な発注見積もりや、作るたびに洗練され改善した執政官事務所の図面を作る執政官達。目の前の仕事を磨き上げてる姿から、安易に良かれと作ったキューブハウスを恥じた。そんなアドバンテージに対する考察をする途中で荒人神あらひとがみシュウ様に会った。


実力が足りぬと警告された通りに鍛錬したら頭に思い浮かべていたステータスの基礎数値の考察が実証され、本来なら何年もかかる引き出しを稼ぐ事が出来た。


急がば回れと言う言葉は本質だった。


生贄にこれ以上踏み込むなと言われなければ、あそこでパッと頭を切り替えるなど出来なかった。思うがままに跳び回りいつか破滅したのは本当だと思った。


今回、奴隷船の漂着は俺にとっての旅の始まりを意味するのではないかと思えた。己の認識を深くする他国の考え方や文化の見聞、それはアドバンテージの蓄積。それを考えていた俺には運命を思わせた。


発信してばかりでは磨り減る。積み上げないと摩耗する。芸人でもプロ野球でも執政官でもどんな世界にも当てはまる筈だ。世に通用する筋金入りとなるには積み重なって発酵する程の深みが大切なのだ。軽薄短小は便利だけど持ち物だけで充分だ、自分がなっては意味が無い。


積み上げる期間を過ごすと言うのは、忙しく立ち回って些事さじに走り回ることではない。じっと深くその身を沈め、己を磨くことなのだ。


劉備が張飛に説いた言葉。


「竜が沼の淵に潜むのは何のため、時期を待ち天に昇らんが為であろう」


アルは誰にでも巡る奇跡の出会いを知っている。三国志の英雄だけでは無い事を知っている。誰もの人生、魂にそれが起こっているのに安穏あんのんと気付かずに磨かないのは損だ。チャンスを掴むのはそのチャンスが見えるレベルに達する者だけだとアルは思っている。


アルは磨きぬいた弩級のセンスで出て来るお笑いを知っている。そんな芸人は目の前にあるチャンスをそのまま掴んで花開いている。この世界も一緒だ。恩寵が有ろうが無かろうが止まればかすむ、それは磨いて己の力にしなければただの道具だ。道具が素晴らしいんじゃない、道具で作る物が素晴らしいのだ。四峰の山に行き鍛錬すれば間違いなく基礎数値は上がる。意味のない数字上げにはこだわらない。この世の害悪から身を守るための道具だからだ。道具を使う自分を磨くのだ。


転生時からその気になればアルは大魔神だ。

しかしまだ一人も殺してない。人生はゲームでは無いのだ、強さなど求める気が無い。そんな殺伐とした一生を人として生きたくない。折角神様に救ってもらった魂だから人の一生を歩みたいと思っている。現世の自分の人生を歩きたいのだ。器としての人生を生きたいと思っている。


だから人として磨きたい。

世の物事を分別ふんべつ出来るだけの発酵する深みが欲しかった。今までは場当たり的に良かれと動く子供そのままだ。神のゆりかごを秩序に保つ慎重な判断と熟慮出来る人間になりたかった。


深みも無いうちに安易に視たくないと動くと身を滅ぼすと荒人神様に警告された。引出しを増やすつもりで視せてもらう時間を今は意図的に作っていた。



・・・・


>次の村に行くなら朝の5時頃に向かう荷馬車に頼みな。


なんせここは、エネイに入ったばかりの守備隊もいない程の国境の町だ(笑) 街から来る乗合馬車が前は来ていたそうだがムンのお山に向かう延々とした登りの道に人気が無く乗客が少ない分料金も高い。ムンの海近くの平地側に行く旅人が圧倒的に多い。


坂道登って遅いわ高いわで村人は知り合いの馬車を借りたり、通り掛かった馬車に安く頼んでたら本当に街から乗合馬車が来なくなったと地元の人が大笑い。


ローカル線が少子化、過疎、マイカーに押されて廃線になるような話だった。乗合馬車でさえ赤字で廃線。悲しいけど笑えた。


翌日、宿屋に聞いた通りアルムさんと東へ向かう門で待っていたら町長に通達を持って来た隣村のノジルお兄ちゃん(19)がたまたま乗せてくれた。一人大銅貨2枚で良いと言う。アルムさんの齢をしきりに聞くのでアルムさんが24歳と答えると、さすがに格上と撤退した。


不覚にも2年前からアルムさんのステータスボードの年齢をいじって無い事に気が付いた。このままでは永遠の24歳だ。


姉弟で冒険者やってるのか?とそっち方面の話に変わった。(笑)と言うと、!と笑う。19歳の癖に凄い事言った!視たら村にも未亡人の所に行って沢山子供作る奴がいた!狩人で獲物を持って行くと未亡人の子供がいっぱいお父さーんと寄って行く。上手い事やりやがって!(笑) 


生物の営みだ!神のことわりだ、皆がそれで幸せなら俺には絶対裁けない。(※アルは以前侍女と上手い事やってる大司教も裁けなかった)


途中で2回、通りがかった冒険者に尋ね人の質問された。

視たら多くの冒険者が子供を探してる。赤系茶髪14歳の男の子。名はカスタ。街の冒険者ギルドの捜索依頼だ。受けて動けば日当も出る依頼は家に問題があり自分から姿を消したと説明されていた。依頼者が女の人なので金持ちのお坊ちゃんが家出したと思った。


アルも14歳だが目にも止まらず通された・・・ドテ。

イヤ!違う、金髪だからだ!



御者のお兄ちゃんノジルと話してると8人兄弟の4番目だと言う。村は特産でだいぶ潤ってると言うが仕事がキツイと笑う。親が受けてる街の通達を運ぶ仕事が回って来るので息抜きで楽しみにしてた。


聞くと将来の自分の子供のために働く仕事と言う。今働いてる分は全く金が入らないと言う。なんじゃそれわ!給金ねぇと食えねえよ!騙されてる?と大慌てで視た。


やっぱ過酷な労働で金が入らないから長男、次男は早々に他の仕事に出てった(笑) 村で一世帯に付き二名まで跡取りを決めて村の開拓権が与えられるみたいだ、仲の良い三男と四男で開拓権をもらって頑張ってる。


それは二十年から三十年後に金になる木の栽培だった。開墾しては木を植え、開墾しては木を植える。男は好きになった人が出来た頃四十歳位(見た目三十代以下)に告白すると娘が開墾して育った木を見に来る。そうやって収入が確保された間違いのない男を探す。当然努力してるから生活恩寵も高い。何とも凄い、的を得た結婚だった。そりゃ好みもあるだろうが所帯持つなら間違いない方法だわ。ノジルの親も結婚するまでそうやって子供たちと暮らせる夢を見て金が入らなくても親に食わせてもらって働いたことが視えた。


木は村の特産品、亜熱帯性の樫の木を生産していた。地球で言うコルクの木だ。検索すると日本だと同じ様に杉の皮やヒノキの皮を剥いで屋根材にするのと同じ様に木の皮を剥いでコルクを取る。大木の皮は7cm程の厚さになり酒樽さかだるびんの栓になる。


ムン国のスカブの街を出てから大きな道を辿って南東に向かうと高度が降りて来て一日置きに夏に向かう感じはしてた。ハムナイと同じような緯度なのだ。スカブは高山系の熊笹や竹ばっかで竹細工は駕籠やらザルやら盛んだったが木が無かった。ここまで降りてきて植生もガラッと変わっていた。


村に着くと俺の開墾した土地を見ないかと誘ってくれた。俺が見たい!と見に行ったら半端ねえ、とんでもない原生林を切り開いてた!コルクの木は周りに木があるとダメらしく養分を他に取られない様にずっと見守るらしい。凄ぇ、こいつこそ磨く見本の様な奴だ!でもノジルが結婚する頃にはアルムさんは45歳だからもう嫁に行ってる齢と諦めてた・・・イヤ、それは正解だ。


でもこの兄ちゃんなら木も大切に育てるしエルフ村から良い子を連れて来たいとか思う。寿命差とか有るし、発情するか分からないから連れて来ないけどさ。俺がこの村の親ならこのお兄ちゃんに娘をもらって欲しいもん(笑)


嬉しくなって言ってしまった。


「少し手伝ってもいい?」

「え!簡単に言うけどなぁ、子供が・・・」

「お兄ちゃん!僕も逃げて来たんだよ木こりから」

「え?木こり?」


「代々木こりの家から逃げて来たの」


前に導師に言われた木こりを思い出していた。

アルムさんがたまらず笑いだす。


「アル君!・・・」お腹がよじれてる。


「お兄ちゃんに木こりの技を見せてあげる」

「はぁ?」


「斧貸して」

「おぉ、重いし危ないぞ。大丈夫か?」


「任せて、木こりの血筋だから」


受け取って身体強化最大、とんでもない魔力を魔鉄の斧にまとわせる。


「これを切ればいい?」

「うん、怪我すんなよ」


「与作は木を切るー!」 スコーン!

「与作は木を切るー!」 スカーン!

「与作は木を切るー!」 スカーン!


メリメリメリメリ・・・・ズシーン!


位置を修正しながらの三連打の重い一撃で直径60cm程の木はメリメリと倒れて行った。


ズーン!とまだ体に心地よい振動が残ってる。


「・・・」ノジル目が点(笑)

「・・・」アルムさんも目が点。


視て分かった、アルムさんには出来ない事だった。魔法ではなく体を使って切ったからだ。


日が暮れるまでの短い間に手こずりそうな大きいのを切って木こりの名人を讃える与作の掛け声を教えた。「与作は木を切るー!」で斧にまで魔力がまとわないノジル兄ちゃんに、時間が掛かる場合は「ヘイヘイホー!」もっと伸ばすなら「へイヘイホー、ヘイヘイホー!」と木こりをレクチャーした。伐採フォームを練習させて一緒に伐採恩寵を上げておいた(笑) 明日兄貴に教えようと思っていたので兄貴にも付けてやった。


ゴルフにも間があるだろ?「ワーン・ターン・メーン!」有名なのが。まぁ、俺は打者の間を外すポジションだったけどな(笑)



・・・・



アルは村の宿屋で事件を知った。深夜に騒ぐ奴がいた。


>カシノのカスタを隠した者は村に住めなくなるぞ。カスタを出したら褒美が出るぞ。


>カシノのカスタを隠した者は村に住めなくなるぞ。カスタを出したら褒美が出るぞ。


>カシノのカスタを隠した者は村に住めなくなるぞ。カスタを出したら褒美が出るぞ。


その叫びは段々遠くなっていった。



並んだベッドでお互いに視線で会話する。


聞こえなくなったら口に出した。


「アルムさん、啓示だ」

「お昼の子よね?」


「うん、親はもう捕まってる、カスタが揃ったら全員殺される」


「え?悪い事をしたの?」

「探してる奴の方がね(笑)」

「何したのよ?何もしてないのに殺すの?」


「ちょっと待ってね」


「うん」


しばらく目をつむる。


「大丈夫みたい、普通の家で隠してもらってる」

「よかった」

「冒険者が三日で探せなくて焦ってるみたい」

「ふーん」

「明日、普通に出て街に行って助けるね」

「わかったー」





次回 271話  14歳の紡ぐ旗

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