第258話  ドワーフの気骨


1月16日。


午前中家族持ちのドワーフの送還に失敗した。

昼まで付き合って俺まで飲まされて逃げ帰って来た。


昼から家族無しのドワーフの街区に行った。


二度と同じ過ちは犯さない。


・ドワーフ族の栄光を語れ!

・酒の素晴らしさをたたえよ!

・道具が不足しているとすがれ!

・壺で釣れ!たるで釣れ!


結局は酒かよ!バシ!


家族のいないドワーフは説得して神教国タナウスに住まないか誘うつもりだ。帰りたいなら仕方が無いが、帰っても家族居ないなら一人ぐらいは残りそうに思ったのだ。



一番の長老から順に隷属を解いて行く順序は同じだ。


長老の首輪を外して危険が無いのを確かめた後、長老が身構えるなか30人のドワーフの首輪を外し、ドミニオンの隷属を解いて行った。


皆が口々に礼を述べていく中、聞いてもらった。


「この国には鍛冶師がいません、酒を作る機械もなく、皆が酒の素晴らしさを知りません、ドワーフ族の威光で不幸なタナウスにドワーフ族製の農耕器具と蒸留器など民を幸せにするモノをタナウスに移住し作って頂けませんか?助け出した報酬などは望みません、お断りされるならそのままドワーフの街までお送りします。移住して下さるなら、ささやかな酒宴を用意させて頂きます」


目の前に大壺、樽を山のように出して行く。


鼻がヒクヒクしてる。返事あるまで絶対に飲まさん!


「タナウスがそれ程ドワーフの技術を評価してくれるとは喜ばしい限りだ、タナウス国がドワーフにすがるなら助けねばならんな、誰かこの地で鍛冶をやる者はおらぬか?」


視ると何人か差し出してお呼ばれするつもりだった。


キタネー!酒にキタネー!もっともらしい事言いやがって、他のドワーフも気が付いてるぞ!お前のたくらみは見え見えだ。視るまでもない。


「む!誰もおらんのか!ドワーフの気骨を見せる者はおらんのか」


あんたを含めてな。


「仕方ありません、ドワーフの街へお送りします」

慌てるが、もう酒乞食に飲ます酒はねぇ!


酒をインベントリにしまう。


「先にチャンブの街に行かれる方どうぞ!」

「お待ち下され!皆と話し合いをしようと思う」


皆を外に連れ出した話し合いとやらを視た。


・樽はぶどうの蒸留酒にちがいない。

・壺は同じぶどうだが熟成が進んだ上物だ。

・どちらもこの地で無いと飲めないかもしれん。

・あのぶどう酒はすっぱいに違いない。


なんの話し合いしとんじゃ!移住より酒か!ドワーフに混じってキツネがいるぞ!


しまいにアミダしだした。負けた奴が三回勝負と言い出した。アミダで三回勝負とは往生際の悪いキツネだ。


長引きそうなので、床に金属並べておいた。

魔銀、金、白金、銅、魔鉄、鉄、コバルト、クロム、バナジウム、チタン、ニッケル、パラジウム、アルミニウム・・・


酒乞食どもが帰って来た。三人が負けたようだ。


が!金属見たとたんに目の色が変わった。職人の目になっている。


「これは?タナウスで出るのかな?」

「はい、山ほど出ます」

「・・・」


「儂が残る!タナウスには儂が必要だ!」

「何言ってるんですか!僕が勝ったんです!」


アミダで負けたんじゃねぇのか!


「うるさい!お主の様なひよっこにこれが扱えるか!」


「ガング長老!それは酷い!ホント酷くないですか!」


俺も酷いと思う。


「うるさい!ドワーフは実力順じゃ!掟だ、従え!」


「えー!」


そんな掟いつできた、鍛冶屋の序列のことか?


「掟だから当然儂も残る!」

「あー!どさくさに紛れて!」


「うるさい!タナウスでは何名まで予約は出来るかな?」


予約と言われて引いた。三十一人の割り振りか・・・。


「えーと、首都の鍛冶屋に弟子十人を率いる師匠。周辺村の鍛冶屋に弟子三人を持つ師匠が五軒これなら全員タナウスに移住出来ます、師匠六人を決めて弟子を取って下さい」


「良いな!儂が十人弟子を取る。誰か?」

序列7番目の高い順からサッと手が上がる。

「これはすぐに決まりそうですねぇ」


酒をこれ見よがしに置いてやると全員文句なく決まった。


何も言う事は無い。


今の酒が人生の一瞬のきらめきなのだ。仕方が無い。


キツネは序列高く首都勤務組だった。


「まずは火酒を作る蒸留施設から作りましょう」


ドワーフの元気を出すために第一目標を掲げた。

あっという間に、最初の炉作りの職務分担が決まった。炉の規模を聞いて気が付いた。滅んだ国にでかい鍛冶屋があったなぁと。


でかい鍛冶屋ばかり色々倉庫から持ってきたらもう酒盛りが始まっている。ガーン。もうダメだ!言う事きかん。時短させようと酒を置いたのが間違いだった。不覚。


あきらめてメイドにツマミを持って来させた。


タナウスは夏だ。ドワーフと冷えたエールでカラ揚げ食べてたら相互通信機から呼び出しで、コアがリナスからの緊急通信だと言う。繋いでもらった。


(タイム:14時48分)

メルデスは12時48分だ。


「アル様、今どちらです?」

「今、貴族の用事なんだよ、何だった?」


「日刊メルデスと月刊ミウム、タウン誌の冒険者通信さんがお話を聞きたいとの事です」


「そんなのメルデス長いけど聞いた事無いぞ」

「お高い情報誌でお貴族様の道楽ですよ」


視たら俺の伯母に当たる人がやっていた。


「リナス。冒険者通信以外はミウム伯の身内だ、口を慎め(笑) 俺は今日空いて無いからイコアを呼んで話をさせろ、副マスターの判断で充分だ。どうしても俺の取材なら明日の朝七時から時間が取れる、丁重にな。頼むぞ!」


「分かりました。イコア様にお願いします」


見るとそこにいるメイドがうなずいた。


そのまま車座でエールを飲んだ。昼酒ウメー!



情報紙の取材とか・・・面倒な・・・。


落ち着いたら北の騒動を謝りに北東ギルドに出頭するか。



・・・・


十五時半まで飲んで夕食までの予定を考え気が付いた。


こいつらの面倒見てた使用人達忘れてた!

使用人もお金渡してそれぞれの故郷に返すつもりだったのだ。被害者は分かっているが元々奴隷だったから後回しにいていた。


慌てて収監した街区に使用人たちを拾いに行った。


ドワーフの生活全般の面倒を見ていた人達だ。借金奴隷で連れて来られ贋金にせがね工場の秘密を知ったため隷属の首輪でドワーフの世話人として永久就職してた人だ。


元々の奴隷証文を破り捨て、悪人との区別に付けていた隷属の首輪を取ってやった。皆がオイオイと泣く、生きて普通の人になれると思って無かったそうだ。酒の匂いさせて聞くのが気の毒な話だったがドワーフのせいにして知らん顔。鹵獲品から金貨を渡して全員故郷に送り届けた。赤い顔して。



・・・・


17時半にアルムハウスに帰って来た。


応接を覗いたらアルムさんとクルムさんが机の前で思案顔。視たら眼の前のビールコップを逆さにしたような直径5cm高さ10cmの木の円柱にリスと鹿の置物を置こうとしてる。


息を飲んで見守った。


リスが円柱から5cm程の横に現れた。リスと円柱が並ぶ(プッ!)


鹿が出たとたんに円柱のバランスが崩れ両方倒れる。(惜しい!)


「頑張ってるねぇ!」


「こんなの出来る訳無いわよ!」

「貸してみ」


リスだけインベントリに入れ、無事な円柱にスッと乗せる。


「出来ない訳無いわよ!」

言ってやった(笑)


「・・・」

「どうしたの?」


「出来るまでインベントリ使っちゃダメだって!」

え?と思い視て納得、アルムさんに言った。


「その前に言われた言葉は?(笑)」


「大きい物出すとその辺の子供を殺すって」

「意味分かるよね?(笑)」

「・・・わかるわよ」


「リスの向きを自分に向くように練習したら?」

「ん?」


「向きと場所を両方やろうとして難しいんじゃないの?」

「うーん」


「遠回りの方が近い時も有るよ」

「うーん・・・」


「導師とアルノール卿は?」

「お昼まで練習見てくれて、引越してたわよ」


「ここに?」

「うん」


「そんじゃ横の応接を研究室にしたのかなぁ?」

「そうじゃない?」


「まぁ、ここなら下の応接立派だし自由に使えば良いか」


「クルムさんの荷物は?」

「もう、インベントリに入ってる」


「アルム!向きを気にしてやったほうがいいわよ」

「そう?」


「棒の上が大変過ぎるのよ、最初は向きの方が楽だわ」


「まさかアル君がこんな難しい事してたなんて」


「エルフだって生まれたばかりは立てないでしょ、皆練習して立てる様になるの(笑)」



・・・・



1月17日。


朝の鍛錬で、アルムさんにぶっ飛ばされて教室に急ぐ。


教室に着くとリズが夢中で日刊メルデスを読んでいる。俺の挨拶あいさつにも気付かず読みふけるリズを視る。手の日刊メルデスは元々机に置いてあった。誰か買ったのか?と視たらキャプターが買って魔法ランプと暖房紋入れた時に置いてくれてた(笑)


「クエストナイトの正体発覚!それはクラン雷鳴のマスターだった。クエストガードの正体は副クランマスターだった!」


「雷鳴」がトンデモ大きく書いてあるスポーツ紙まんま(笑) どうやって作ってんだと見たら、ざら紙(B5)の切る前の大判1枚(4枚分)に記事を書いて転写してた。1枚で裏表、普段は8記事が載ってるらしいが、号外で大事件の前振りをやった後の日刊紙は売れるので今回二枚で十六記事中の一枚八記事ぶち抜きで雷鳴マスターと副マスターの詳細が書かれている。


俺がまだ暗い中チョレスを弾いたらやっとリズが帰って来た。


「アル様!凄い事をなされたのですね!」

「ソンナコトナイデス」


「いいえ!私は信じております!この様なクランを作り、生活基盤を整えるアル様ならきっとクエストナイトとなって冒険者の盾となるはずです!」


「ゲー!その名が・・・吐きそうだ」

「暇なら仕事しろー!とお殴りになられたのです?」


「・・・」目がキラキラ過ぎだ!


「他の祭りに行けー!とお殴りになられたのです?」


「・・・」お殴りになったけど言いたくない。


「さぁ!時間だ、今日も読み書き教室始めるぞ!」


こそこそリズと喋る。


(これ、お屋敷のお土産に持って行きな)

(後から街でアル様の活躍を聞いて参ります)

(げー!)


教室が終わるとリナスとお姉さんが立っていた。


「アル様!日刊メルデスと月間ミウム・・・」


「うん!分かった。応接行くからお茶を頼む」


「あなたがアル君ね(笑)」

「初めましてポッティお姉さん」


「号外出た時に・・・ホントごめんね(笑)」

視たら俺と知らずに最初の号外出したらしい(笑)


「いえいえ」


「まだ若いし叔母さんと言うまでも無いですよね?」

「うれしいわ!」とポッティ・ミウムさんは言った

「アランお父様と従妹いとこですよね?」

「そうよ!」正確には従伯母いとこおばになる。


「昨日イコアさんとも話したんだけど、今回はごめんなさいね、まさかアル君の事とは知らなかったのよ」


「え?」と言っておく。


「たまたまメルデスに来たら、凄い事やった冒険者がいると取材帰りの記者がまくし立てたのよ。話を聞いて本当に凄いと思ったの。何処の誰かが分からない人がほとんどで、子供だって話だったから(笑)」


「知らなかったんです?(笑)」


「知らないわよ!冒険者の事なんて、ミウムの領都で王都のファッションとかどんなお菓子が流行ってるしか普段書かないもの(笑)」


「誰がその記事買うんです?」

「貴族のご婦人や隊商よ、執政官事務所もかな」

「あー!貴族が定期購読です?」

「そうよ、他に誰が買うのよ(笑)」

「隊商は?」

「洒落たお菓子やドレスを仕入れるために買うわ」

「すごい!よくわかりました」


「それでね、昨日は号外で出したから今日は日刊で関連記事を出さなきゃメルデスで暴動が起きるのよ(笑)」


「え?暴動?」


「そうよ!クエストナイトとクエストガードを書いちゃったから日刊紙で続報書かなきゃダメだったの(笑)」


リナスがお茶を持ってやってきたが、普通に取材と思って近くに座って帰る気が無い。


「だから名前だけ伏せて、今日の日刊は雷鳴で書かせてもらったわよ? 王女様の件も一切書かない。お父様ミウム伯にも二人の事を取り上げたり騒ぐなって言われてるのに書いちゃったのよ!知らずに(笑)」


「メインはクラン雷鳴を連呼で掘り下げる記事を書きながらイコアさんの記事でつないで行くわ。アル君の匂いが消えるまで責任持ってメルデスに滞在するから許してね」


「イコアさんにその事は?」


「アル様の身代わりになるならと承知してもらったわよ。以後メルデスの住人は雷鳴=イコアさんと連想するまで責任持つわね」


「良かったー!ありがとうポッティお姉ちゃん!」

「え!お姉ちゃんなんです?」リナスが驚く。

「そうよ、実のお姉ちゃんじゃないけど親戚よ(笑)」

「お姉ちゃんはミウム伯の末娘なの(笑)」


リナスがお茶を吹き出した。


「ミウムの血筋かとも思ったけどラルフ叔父様も凄いから、アル君は間違いなくミウムとロスレーンの武門の血を引いてるわよ」


「そんな事無いですよ(笑)」

「そんな事あるわよ!何人殴ったか分かってる?」

「覚えて無いですよ、そんなの(笑)」


「アル君が341人、イコアさんが382人よ」

「えー!」俺の代わりにリナスが驚いた。


「ヒールした怪我人が39人」

「それ取材したんです?」


「たまたま取材中の記者がカウントしたのよ」


「へー!」

視たら冬の珍味の同行取材で冒険者囲ってた。


「少々間違ってても良いのよ、様子が分れば(笑)」

「あはは!」


「昨日は私も見させてもらったからね。さすがロスレーン家のアル君よ、後に遺恨を残さず教訓を残して冒険者の一体感をあおったわね。聞かせる言葉がよく考えられていたわ、見ている人を笑わせて暴力の現場で親しみを抱かせる貴族は少ないわよ(笑)」


「そう見えましたか(笑)」


さすが見て書く職業だ。


「朝早くから行った甲斐があったわ、昨日は今日の記事をイコアさんに認めてもらったのよ、後半の方で明日はイコアさんの記事と予告してるから明日も売れるわ(笑)」


「今日は売れました?」

「何言ってんの!最高部数で転写してるのよ?」

「よかった(笑)」


「日刊は執政官事務所や客商売の店舗が買って置くから、一般の人の購入分は増刷しないと全然足りないのよ(笑)」


「なるほど!」


「月刊誌もやられてますよね?」

「よく知ってるわね?」


「月刊誌で街路灯を宣伝した方が良いですよ。コルアーノ王国で一番に発注を掛けて領地どころか隊商の野営場所まで大叔父様は街路灯作られてますよ?知ってます?」


「え?この街路灯ってミウム領全体なの?」


「そうですよ!ミウム、オード、メルデス、ランサン、ミラン、街道の街も全部ですよ」


「いつの間に出来たのよ!」


「12月下旬です。1月号はそれを載せないと笑われますよ」


「えー!」

「と言うか載せないと大叔父様が怖いですよ(笑)」

「キャー!どうしましょう!」


「しょうがないですね、教えてあげます」

「詳しく知ってるの?」

「お兄様のグレンツ商会の商品です」


「・・・え?」


「他の領に付くのは春以降だと思います。問題はミウム伯がどれ程早く建てられたかです、王国に普及する四か月以上前にミウムに建ったことになります」


「月刊誌は先月には取材済みで・・・下旬に出来たの?」


「三都市3600基、子爵領1300基、男爵領800基、五街3000基、野営地二十六カ所に220基


街灯の数はオード子爵領都とミラン男爵領都も全て一括でミウム辺境伯家からグレンツ商会へ一括で購入されました。付帯事項でオード、メルデス、ランサンの街道の隊商の野営地に街路灯を設置するとありました。野営地にはかまども作られています。


こんな感じですかね。聖教国の最新の魔法で作られた街路灯です。ロスレーンが売り出した瞬間に大叔父様は発注されましたから間違いなくコルアーノで最初に発注された街路灯です」


「お父様もやるわねー!記事を差し替えるわ」


言いながら速記で凄い勢いで書き殴るポッティさん。


「アル君!ありがとう。感謝するわ」

「朝食まだなら行きましょうか?」


「リナス、一緒にミッチス行くか?もうクランハウスの朝番居るなら抜けて来い。家族全員呼んで来るといいよ」


「ありがとうございます!」


・・・・



ミッチス見て驚くポッティ姉さん。


王都の菓子を記事にする舌を見せてもらうぞ!


貴族服なので扉の死角の席に二人で座る。パンケーキセットの券を買って俺が戻ると興奮してしゃべり出す


「王都でも見ない作りの店ね、お洒落だわ!」

「メルデスのデートコースらしいです(笑)」


リナス家族が揃って来店したのでタダ券四枚渡す。


「真っ白のお店って見た事無いわ」

「海岸を持ってる国の作りらしいの」

「なるほどねー!」

「去年の四月に出来たから九か月かな?」

「へー」


チリンチリン。

「八番九番様カウンターへどうぞ!」

「出来たよ!行こう」

「自分で取りに行くのね?(笑)」

「そうなの(笑)」


「はい!」

八番札と九番札を渡す。


「ありがとうございます、ごゆっくりどうぞ」


二人でプレートを持って席に帰る。


「まずね、この蜜を掛けて、横のアイスクリームを切って乗せて食べるの」


「へー!」


「アツアツのパンケーキに冷たいアイスが美味しいの」


「うん、凄く美味しそう!」


ポッティさんが恐る恐る口に入れて目が驚く。


「美味しいでしょ?(笑)」


「くぁwせdrftgyふじこlp」 <もちつけ!





次回 259話  二位冒険者イコア

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