第249話 捜索願の依頼票
1月10日。ロスレーンで夏野菜を売った後。
ロスレーン家の厩舎裏に転移車庫を作った。庭師、馬丁にここから八百屋が出て来ると言い含めた。訳分かんないよ坊ちゃん、という顔をされた。
ロスレーン家に戻って15時半。タナウスの村に帰って来て17時半でまだ明るい。今度は9時出発にするとイイネと笑う。
農作業の余暇が出来たら売りに行くそうなので、転移門の認証鍵を渡しておく。行商前に村長が転移門の鍵と御用旗をリーダーに渡す仕組みだ。明日も一車用意すると言ったので販路拡大に他の街に行く。
・・・・
そのまま、冒険号の倉庫区画に跳ぶ。
鹵獲品の仕分け会場に来ると何もかも片付いていた。人海戦術パナイな。これ良いわ、専業の商人の所にそのまま持ち込める。
そもそも盗賊の鹵獲品を総合商社みたいなバーツ海神商会に持ち込むのは間違ってる。あそこは世界的な数量取引は凄い。小売りがするような単品売りは出来ず、どうしても
「自販機に寄っていい?」
「良いけど何かあるの?」
「大事な話があるの」
「?」
「夕飯は作らなくていいから後で雷鳴食堂で食べよう」
そのまま自販機コーナーのテーブルに行く。
めいめいが飲み物のボタンを押して席に着く。アルムさんがぜんざいのボタンを押した。ホント好奇心強いな(笑)
「3日後か4日後にタナウスに暴風雨が来るの」
「暴風雨って何?」
「あぁ、すごい大嵐が来るの」
「え?静かだけど・・・」
「今海の上に居るから。大嵐」
「ふーん。これ美味しい!」そうだろ!(笑)
「コアお願い。モニター出して」
目の前に半透明のモニターが出る。と一緒にコアも生成される。
「ここがタナウス、これが嵐ね、動いてるでしょ?」
「今の予測では3日と2時間後。13日の20時に来ます」
「これ、この渦巻みたいのが大嵐だよ」
「だんだん、近付いてるね」
「コレが来ちゃうと、建物が7割壊れるんだって」
「え!」
「それぐらい強い風なの、海が
「大変じゃない!どうするのよ」
「街を壁で覆ってポヨーンの魔法を掛けようと思ってる」
「それで大丈夫?」
「大丈夫な
「逃げた方がいいんじゃない?」
「村の人は大山脈のトンネルに逃げるよ」
「あ!逃げるのね。家畜もいるわよ?」
「そっか、家畜はキューブハウス作って入れるよ」
「アル様、村の中は大規模過ぎるので近くの山に退避壕を掘られては?」
「それだ!そうします」
「74時間前だ、明日にでも作れるものは作るよ。」
・・・・
20時に雷鳴食堂に行った。
程よい暖房と人いきれにアルムさんが言いだした。
「エール飲みましょ!」
「え!」
「村の野菜が売れて嬉しいな記念!」
「(笑)」
「寒いのに!」
「ナレスと比べたら温かいわよ!」
ベルに人数分のディナープレートとエール、シズクにみかんジュースを頼む。
「良かったら、これも摘まんで」
キジ鍋と干し肉を出した。
「今日自販機に追加したボタンの本物」
「温かくて染みるわね!」
「エールが旨く感じるでしょ(笑)」
「干し肉とエールも合うわね」
鉄板だわな(笑) シズクもジュースで干し肉を食べている。
「アル様ー!」
振り向くと5位魔鉄の冒険者PTだった。
「なにぃ~?」
「アル様がギルドの依頼票に乗ってましたよ(笑)」
「なにぃー!」
思わず視た!視てしまった。
「依頼受ける奴居なかったのか?(笑)」
「メンバーは笑ってるだけでしたね(笑)」
「何でだよ!(笑)」
「アル様を売るみたいで(笑)」PTがゲラゲラ笑う。
「幾らの依頼だった?」一応聞かないとな。
「銀貨1枚でした(笑)」
「売れば稼ぎじゃねーか!(笑)」
「アル様は売りもんじゃ無いですから(笑)」
「ありがとうよ!」
「なになに、アル君盗賊でもやったの?」
「やるか!銀貨1枚の盗賊ってどんな小さいの!」
「「(笑)」」シズクも笑うが、俺の内心を読んでいる。
「早く見に行きましょう!」
「(笑)」ホントにもう。
ギルドに俺が行くと異様な雰囲気になった。
みんなにバレとるんか!(笑)
メンバーが面白がって「うちのマスターじゃねぇのか?」「うちのマスターは吟遊詩人か!(笑)」「うちのマスターは貴族風じゃ無くて貴族だよ!」とギルドでこれ見よがしに吹いてるのを聞いた奴らだな。
クエストボードを見ると7位のペーパークラスにそれはあった。
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依頼票
捜索願 報酬:銀貨1枚(1万円)
10歳位に見える成人14歳と言う子供。
貴族風の服を着て、小さなチョレスをもつ吟遊詩人。
達成条件:居場所に案内、依頼人に引き合わせる事。
期限:依頼を受けてから3日。
依頼者、北東中町 風車亭 コモン。
北東ギルド受付番号 No.00039
掲示日:2167年1月1日
掲示期限:2167年1月14日。
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アルムさんとクルムさんが
「ギギギ、ギンユウ・・」分かった分かった!
「ヒュゥー、ヒュゥー」薬師が
「勘弁してよー!」俺を叩くな。
「な・な・な・何で・・・?」そうだわな(笑)
ギルドにいる皆が注目してる気がする。
俺っぽい
小さなチョレスを持つ吟遊詩人で皆の疑いは外れる。俺はそんな物持って歩かない。が、メンバーは間違いなく分かっている。この依頼1月1日だぞ!10日もシカトかよ!1600人以上メンバー居てシカトがまた笑える。笑う為にシカトしてる気もする。
「アル君、知ってる人?」
「・・・」
「アル!何をやった!」
「・・・」
「アル君!」肩を揺すらないで。
「・・・」
俺はなんて答えたらいいんだ。答えたら俺だと白状してしまう。イヤ待て、メンバーに特定されてるし。姉妹にも特定されている。これはどういう状況だ。公になるとおれは吟遊詩人にされてしまいそうだ。聞いたこと無いが吟遊詩人ギルドで登録しないとヤミ営業かも知れない。
迷った末に、黙って依頼票を取った。アルムさんとクルムさんが驚くが、黙ってズンズンとギルド嬢のカウンターに持って行く。
「これ受けます」
「皆さんメルデスの街を探したみたいですよ」
「見つけて受ければ期限関係無いですもんね(笑)」
俺は俺を探す依頼を受けた。前代未聞のクエストだ。
「成人14歳と言う子供」
「10歳位に見える」
「小さなチョレスを持つ吟遊詩人」
「貴族風!」
ハウスまで延々とヤジられた。
・・・・
1月11日。
朝の鍛錬でもヤジられた。ホントにもうこいつだけは!貴族風めー!と打ち掛かってくる。こいつはそうだ。面白かったら全部正義な奴だ。台風の事は三歩で忘れる癖にしつこい奴だ。
俺には策がある!ふふ。
教室が終わってリズに話があるとお屋敷に寄った。一緒に食事を用意してくれたので食べながら言う。
「この依頼票見て」
机の上のリズが笑い転げるとセオドラとナタリーも見に来る。
「アル様じゃありませんか(笑)」確定か!
「昨日まで10日間ギルドに貼ってあったから僕が受けて来た」
「アル様がご自身を捜索されるのです?(笑)」
三人が笑い転げる。
「今日の授業まで時間あるよね?」
「9時からですが?」
「9時までに帰すからお願いあるんだけど」
「何でございます?」
「貴族服で手に包帯撒いてギルド来てくんない?」
「え!」
「10歳に見えるなんてリズにしか頼めないんだよ!」
セオドラとナタリーはピンと来た。
「私は10歳でございますか?」言えない。
「うん、急に大人になって来たよね、リズ」
「サントに行った夏服なんて12歳位に見えたもん」
「大人の格好してくれたら嬉しいな」
「仕方ありませんねぇ!(笑)」
やったー!わーい!
セオドラとナタリーマジックで10歳以上に見えるメイクが施された。
ギルドに10歳に見える貴族風の吟遊詩人を連れて行った。手には包帯、肩にはチョレスケース。これ見よがしに大通りをゆっくり歩き、ギルドの受付まで遠回りした。
依頼票と本人を連れてギルドのカウンターに着いた。
「この依頼、風車亭へ連れて行けばいいです?」
「あら!まぁまぁ!怪我されていたのですね」
「それでは、その依頼票に依頼人のサインを貰って頂けたら、完了になります。依頼票提出で報酬とポイントが支払われます」
「分りました!それでは行ってきます」
2位の冒険者が7位の依頼票の説明を受けるのがポンコツ過ぎて痛い。
人気のない路地からお屋敷に跳ぶ。
「助かったー!リズありがとう!」
「アル様は吟遊詩人とか嫌なのです?」
「まずいでしょ?」
「ナレスでは頭が良い代表職ですよ」
「あ!そうなのね(笑)」
「14歳と言う子供。はダメでしょ(笑)」
「成人は子供と言いませんよね(笑)」
「(笑)」
「そう!すでに
「ダメと言うか貴族に言ったら駄目ですね」
「貴族に貴族風と言っても駄目だよね?」
「ぷー!」セオドラが噴いた。
「それは偽貴族です!」
「ナレスでは打ち首ですよ!」セオドラ。
「コルアーノもだよ!」
「プププ!」ナタリーが噴いた。
「ごめんね、王女様を偽貴族にしちゃって」
その場の三人がお腹を押さえて大笑いした。
「本物が偽物のフリってホント笑える!」
「アル様といると本当に面白いですわ(笑)」
・・・・
8時半に平民の恰好でチョレスを持たずに風車亭に行った。
「あ!お前さん!」
「これ何です!(笑)」依頼票を出す。
「何処行ってたのさ!稼ぎ時に!」
「え?」
「信者が教会にも来ずに!」
「えー!」
「えーじゃないよ!まったく!」
「・・・」
「あんたに稼がせようとスージーが探したのに!」
「あー!」
「あー!じゃないよ、まったく!」
取りつく島が無い(笑)
「ちょっと待ってね」
トイレに行く。
「あんたー!あの子が来たよ!」
「聞こえてるよ!」
御子服でトイレから出て来る。
「あ!・・・」
「え!・・・」
二人共が祈ってくれる(笑)
「すみません、吟遊詩人の真似をして」
「御子様と知らずご無礼を!」
「いえいえ、大丈夫です(笑)」
「大体分かりました、稼げない吟遊詩人に稼がせようとしてくれたのですね、ありがとうございます」
「年末年始は教会も忙しく街に出られずすみません」
「滅相もございません、うちのかかあがすみません」
「吟遊詩人を見かけたら、第二演習場に雷鳴というクランがございます。そこの食堂なら18時から21時頃まで演奏させてくれます。スージーさんも仲間を誘って歌って来たらよろしいと思います、稼げるかどうかは腕次第ですが、一食分は浮くでしょう(笑) 800人程は晩にいますから賑やかだと思いますよ」
「は?800人です?」
「18時から22時まででそれ位は出入りします」
「寒い外で歌うより、良いと思いますよ。私の方から伝えておきますので、最初だけは腕の確かな者で演奏と歌が有れば良いでしょう」
「はー!スージーにも伝えておきます」
「お茶を頂けますか?」
そう言ってトイレに消える。
平民の服になって席に着いてお茶を頂く。
「お茶を持って来たおばちゃんに、依頼票のサインをお願いすると旦那さんのコモンさんのサインをもらって来てくれた」
おばちゃんが目を離した隙にお茶代と依頼に掛かったお金を置いて帰って来た。
ギルドで報酬の銀貨1枚貰ってそのままタナウスに跳んだ。
・・・・
タナウス跳んで現在11時!
忙しい日だなぁ!大嵐まであと2日と9時間。
「遅くなりましたー!」
「アル様、お待ちしておりました」
「冬服バッチリね(笑) 用意出来てる?」
「はい!」
そんじゃ行こう!メルデスに跳んだ。
タナウス11時>メルデス9時
クランの門を潜って雷鳴商店の前に来る。
「スルマン店長います?」
「アル様!裏にいますので呼んできます」
「アル様!今日は?」
「この夏野菜なんだけど売れるかな?」
「え!この季節に!」目を剥いて驚く。
「値段見てくれる?」
「うーん、庶民でも手が届きますが大量には買えませんし」
「他で売っちゃっていい?欲しいなら卸すけど」
「よろしいですか?」
「よろこんでー!」
分かってもらえないと寂しい。店長
「夏野菜がこの時期だと保ちますのでね(笑)」
そんじゃ行こうか!
「御用旗と領民証持って来たよね?」
「皆持ってます」
メルデスの執政官事務所でニールセンさんに見てもらう。
「ロスレーン領でも売る夏野菜ですが、執政官住宅の前で売ってもよろしいですか?」
「ほう!珍しい!」
「値段がこんな感じです」
「この時期なら手頃ですな」
「ロスレーンでも話をしたのですが、この方たちは圧政から逃れて来た移民なんです。まだ生活用品も村に揃って無いです。メルデスで野菜を売ったお金でメルデスの生活用品を買いたいのです」
「それで?」
「地廻りから守ってやりたいので、この様な旗を」
「分りました。商人ギルドの登録制です、領外へは行かない様に。今からメルデスの書類を揃えます。領民証をお持ちですかな?」
「ありがとうございます」
四人のロスレーン領民証を渡した。
ミウムの御用旗も手に入れた!じゃーん!
旗をもらうお使いクエストみたいやな。しかし、
「アル様が居たら今日は大丈夫でしょう。帰りに窓口のカウンターでアル様がお受け取り下さい」
「ニールセンさん!ありがとう」
「いえいえ、ルシアナ様のお孫には逆らえませんな(笑)」
「脅し取ったみたいに!(笑)」
「(笑)」
「それでは行ってきます」
「行ってらっしゃいませ。アル様」
貴族の家の有る方へ行く。
珍しい馬車売りの八百屋が来たりて笛を吹く。
拡声魔法で売り込みをする。
「冬珍しい、夏野菜はいりませんかー!」
三回ぐらい喋ると奥さんとメイドがチラホラ見に来た。野菜の荷馬車を見て驚く。この時期に無い野菜ばかりが取れたてで馬車に有るからだ。
(今レタス見てる人がニールセンさんの奥さんだからね、メイドも覚えてオマケしてあげてね)
三軒ぐらいの貴族家がバスケットに入れて買っていると眼を引くもので
ロスレーンの御用旗付けて売るのもどうなんだと思うが、チンピラも思いっきり貴族の紋章だからか旗見た途端にお呼びじゃないと隠れる。文句付けたら貴族と揉める。そもそも紋章で御用を
商会でも無く商人ギルドにも入ってない農民がもらえる物じゃない。ローカルルールで発行してるだけだ。
四回ぐらい移動して六軒ずつに売り込みしていくと全部売れた。最後はラストワン賞で売れ残りをオマケする。だから全部無くなる。オマケしたら凄く喜んでお釣りは要らないと言う。視たら武官1位の騎士団長の奥さんで今日は部下を連れて来る特別な日だった。珍しい夏野菜を沢山仕入れて、皆が驚く顔を思い浮かべて上機嫌だった。
そのまま、安い雑貨の多い北街に向かいながら執政官事務所の前に荷馬車を止めて御用旗と領民証をもらう。旗を持って事務所を出て反射的にニールセンさんの執務室を見上げると窓から見てくれていた。旗をパタパタ振ると笑ってくれた。
さぁ!ショッピングタイム!北街に行こう!
「アル様?」
「なに?」
「野菜を今まで作って来てこれ程喜んで買ってもらえたのは初めてでございます」
「あはは、季節が違うもんね」
「アル様はそうでございましょうが今日ほど農業に携わる農民であることが誇らしいと思った事はございません。毎日面倒を見て育てた可愛い娘が喜ばれてもらわれて行く様でした。タナウスの地に導いて頂きありがとうございました」
驚いて視ちゃった。
400名を超える村民を何年も食わせていく責任があった。今その責任が解けて肩の荷が下りた所に、今回の行商で喜んで買ってもらえる野菜が作れている事を知った。お金に変わる大切な物を農業で作る意味と自負と満足があった。今日の売り上げを持って村に必要な物を持って帰る仕事に誇りを持っていた。
ニコッと笑っておいた。
こんな子供が声を掛ける事では無かった。
この人はプレッシャーに耐えて来た、音を上げなかった。村を救って来た農業の技が評価されるところに出て金に変わっただけだ。弓のテルーの技や知恵が評価されるのと同じカテゴリに思えた。
買い物終えてクランに帰って来ると13時半だった。今日はここで食えと雷鳴食堂でゆっくりメニューを見させて選ばせた。
四人が嬉しそうに色札とプレートを交換して来る。食べだして泣いてしまった。良いおっさんが泣くのだ。何年ぶりに店で食事すると言う。クソ王が!手前ぇ一体何を取り上げて来たんだ。
スージーと仲間たちが来るといけないので。椅子と机が置けないデッドスペースに一段高い舞台を作った。両脇の食堂にも舞台を作った。外の飲食スペースにも風よけ兼反響板付の舞台を三カ所作った。
リナスを呼んで吟遊詩人や業師、歌手が来たら好きな舞台へ案内してやれと言う。最初の人が来たら連絡頂戴と言っておく。
もう、いつコアから連絡あってもおかしくないな。
ミッチスの裏の横に車庫を建ててNo.2の転移装置を置く。開通したらキー持てば誰でも好きな転移装置に跳べる。ロバと荷馬車を車庫に入れて村の車庫に跳んだ。
タナウス跳んだら16時半だ。さぁ2日と5時間だぞ、やることやって行かないとな。
そのまま家畜を入れる退避壕を山に作った。山がそんなに大きくない丘の様な所なので高さ4mの体育館位の大きさだ。
2日後ぐらいに大きな嵐が来ると村に教える。
村長のグレゴリさん以下三人に言って聞かせた。メイドから避難命令が出たら家畜をこの中に避難させて、自分たちはメイドの指示に従って大山脈のトンネルに村人と共に避難。年寄りは荷馬車に乗せてでも必ず避難させる様に言う。
避難命令が出るまで、いつもの通り収穫して荷馬車に積んで、指示が出たら荷馬車も一緒に逃げるように言う。
俺はそのまま聖教国へ跳んだ。
次回 250話 教義部のデスマーチ
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一期一会に感謝をこめて。よろしくお願い致します。
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