第214話  ありのまま



家族旅行の後、フラウさんを王都へ送った。


「アル君、少しお話ししましょう」

「はい?」

「お屋敷に少し寄ってくれる?」

「あ、はい!」


フラウさんを王都の別邸に送って誘われた。


クレバル執事長、私の婚約者グレンツ・ロスレーン様の弟君おとうとぎみアルベルト様です、ベント大叔父おおおじの弟子でもあります。客間でお茶の接待を、食事はその後取ります」


「かしこまりました、アルベルト様こちらへ」



メイドがお茶の接待を始める。


「弟が二人いるけど大事な話なので紹介は今度ね」

「はい(笑)」


「お爺様のお話は驚いたわ。そんな近くに神がいたなんて!」


「不思議ですよね(笑)」

「あれ、全部本当の話よね?」

「本当ですよ」

「嬉しいわ!神のお導きであなたのお兄様と出会えたのよ」


「そう思いました、去年のあのタイミングで伯爵家にならなければ、他の方が婚約者になってたと今回気が付きました」


「そうなのよ!縁談の話を私に教えないのはそうなのよ。今日の話を聞いたらロスレーン家以外ないもの(笑)」


「良かったー!」

「私も良かったー!(笑)」


「お爺様からの又聞きですが、フラウ様には縁談が殺到してたそうですよ、それをわざわざレンツ様からグレンツにどうかとお話が来たと言っておいででした」


「そうよ。何も聞かされてないのに、貴族院の知らない方に縁談の返事が欲しいと話し掛けられてあせるぐらいよ(笑)」


「あはは!聞いて無ければ、そりゃ焦りますね(笑)」

「まさか初めて知ったと言えないし、お爺様に任せてありますとしか言えないのです」


「あはは」


「こないだ(8月下旬)アル君が手紙を持って来た時もビックリよ!いきなり婚約されてるんだもの(笑)」


「お話を貰ったお兄様が承知したからレンツ様と婚約の約定のお迎えに行ったんですから、僕が知ったのもその一週間前ですよ」


「お兄様は約定書の時、皆の前でフラウ様の武術大会のお話や委員会で一緒だったお話はされてましたよ」


「グレンツ様は院生役員で御一緒だったので知ってましたけど、お互いの仕事しか見て無かったの。話もしてないのよ(笑)」


「それは驚きますね(笑)」


「学院のモニカとアネットに婚約の手紙を見せて、あれからロスレーン家の別邸に遊びに行ったのよ。婚約者です!って(笑)」


「すごい!」


「モニカとアネットはもうお姉さまと呼んでくれてるわ」

いたずらっぽく笑う。


「分かりました。フラウお姉さま(笑)」


「貴族院のヒルスン様やマーフ様にもグレンツ様のお話を伺って大当たり引いたって安心したのよ、ロスレーン家が今まで子爵家で良かったー!って思ったわ(笑)」


「お兄様は間違いなく大当たりですよ(笑)」

「そうね、神様のお導きが分かったから安心よ(笑)」


メイドさんがニコニコして聞いてくれている。


「リズは任せて頂戴。凄い魔法使いにして見せるわ」

「ありがとうございます」ぺこり。


「あ!フラウ姉さまは守れるからいいな!」

「なにが?」


「これ」クルムさんが作った、女子おなご用を並べて行く。


「オシャレなバッグねぇ、凄い色使いもある!(笑)」


「お好きな気に入ったのありますか?」

「いいの?」目が輝いて選びだした。

「これとこれどっちがいいと思う?」


「フラウ姉さま大人っぽいから、可愛い方がいいかも?」


「メイドさんにも聞いて見て」


「アマンダ!どっち?」

「私もカラフルな赤の方が可愛らしいかと」


「決めたわ!こっちもらうわね!」


「認証して下さいね」ボソ。

「・・・」


「え!」



キャンディルの閉ざされた雪をその明るさで溶かす様な暖かな性格のフラウお姉様だった。



・・・・


ロスレーン家に帰ると皆食事を終えていた。

使用人達も食事が終わり、偶々たまたま食堂で俺を見かけたマーガレットがそのまま俺の給仕についてくれた。


マーガレットと話しながら食べているとお爺様が来た。


お爺様はマーガレットにお茶を頼み、話しかけられた。


「ベント卿とレンツ卿に説かれて分かった」

「え?分かった?」その意味を考えた。


「神にたくされた意味をじゃ」

「あぁ、それですか」


「儂らはまだ認識が甘かった」


「全然甘くないですよ。怒る時に怒りしつけて下さってます」


「そうか(笑)」

「そうですよ(笑)」


「話を聞く限り、あずかり知らぬ所で見聞を広め学んでおる様じゃの」


「知る事がこれほど大変だとは思いませんでした」

「そうじゃろな、御子は御子の苦しさもあるか」


「え?」


「他所の国の者はアルと呼ばぬ、尊敬を込めて御子様と呼びおるではないか。聖教国含め全ての者がだ(笑)」


「あはは、お話を聞いて相談に乗るだけです」

「意味は解るぞ、領地にした事を他でもしておるとな」


「ありがとうございます」


「グレンツが驚いておったぞ(笑)」

「目が点になってましたね(笑)」


「アルが皆を送って行ってから色々聞かれたわ」


「(笑)」


「グレンツがアルを可愛がったのもこうなるためのお導きじゃと言ったら納得しおった(笑)」


「お爺様、神が言っておいででした。そんなロスレーン家だからこそ神が顕現されたのです」


「儂は何をすればよい?」

「何も」

「何も?」

「ありのままで神に認められています」

「うむ、分かった」


「あ!」

「どうした?」


「して欲しい事が!」

「なんじゃ?」


「明日ミウム伯・・・の所へ二人で挨拶に行こうと思うのですが、お爺様とお父様にも会ってご挨拶して欲しいかなと思いまして」


「紹介?」

「はい、紹介」


「王女を?」

「王女を」


「    」プルプルしてる。

「?」



#「ばっかもーん!婚約して二か月半ぞ!」


屋敷中に領主の罵声が轟いた。


家族はナレスからメルデスまで王太子から逃げた姫と(神の啓示けいじで知った)アルが出会ったと思っていた。


アルもいきなり雷が落ちて黙っていなかった。


秋本の様に心が大きくない。理不尽に思うと怒れてしまうのだ。問題が山積みでそんな些細ささいな事を話してる余裕がなかった。王太子が迫る中での約定書、その発表。家族が約定書を交わす時はマルテン侯爵への申し開きで皆の頭が一杯だった。


「そもそもが先触れも無しに王女殿下を・・・」


「いきなり現れたと思ったらナレス王城に・・・」


防戦一方の言われようだったがアルは機をうかがっていた。


「三頭でくつわを並べて走ったのをお忘れですか!」


アルが意表をついて、中立派の長マルテン侯爵方向からの裸締はだかじめがラルフに炸裂さくれつした。


同点ロスタイム。コーナーキックの折り返しで取った決勝点のような勝ち方だった。食堂をひざで滑ってガッツポーズはしていない。心象風景しんしょうふうけいだ。


それを思い出させたアルはお爺様に勝った!伯爵に勝った!それはブラジルかヒクソングレイシーの様な相手だった。


首をすくめて聞いていた使用人たちは、間違いなくラルフの血を濃く受け継ぐアルを確認した。


しかし、紹介され婚約した事を知った以上は礼を欠いて良い存在ではない。ラルフの義兄ぎけいとはいえミウム辺境伯はなのだ。


翌日は午前中の執務をキャンセルしミウムに跳ぶ。



・・・・



自分の屋敷をロスレーン邸の庭に戻し客間のリズを迎えに行くとアルムさん達と海商国のお土産の話で盛り上がっていた。食後にお菓子食い過ぎ。


皆でメルデスに帰った。


明日の読み書き教室が終わったら、大叔父のミウム伯に挨拶に向かう事をリズに告げた。(もう皆が知っていた)


相互通信機で明日9時頃、ロスレーンの皆で伺うとミウム伯に先触れを入れたら執務室の応接に直接来いと言われた。武門らしく形式にうるさくない。



・・・・



翌日。9月14日。


今日はロスレーン家の皆でミウム辺境伯の所に挨拶に行く。昨日お爺様とやりあったので実家の敷居が高い。まぁ、そんな事言ってられないので迎えに行かないとダメだ。


9月の中旬になると5時で夜が明けなくなった。

アルムさんにぶっ飛ばされるのを終えて走り出したら5分で教室だ。


スラムの朝日を浴びて死体が転がってるが気にしない。視てもゴロツキが小銭の分け前で喧嘩してた。


昨晩に殺されて道の隅に転がってるんだよ。俺の知った事じゃ無い、勝手にやれだ。自分から破滅したり、自分から危機に踏み込み死んでいく奴などどうでもいい。死体を見てもニュースでやってる事件と一緒。ふーんて思うでしょ?そんな感じ。


皆が生きるに頑張っている横で楽な道を選び、人を陥れる迷惑な奴はもう一回輪廻やって来いだ。


死んだって事は魂をプラスかマイナスのベクトルに磨き終わったんだからね、速やかに輪廻の列に並んで下さいだ。


もう一回輪廻やってこい、それしか手向たむける言葉が無い。


神様が助けないのに、神の使徒の俺が助けてどうすんだ。神様に逆らってるぞ、ソレ(笑)



・・・・



教室でリズに驚く。

お子様なのに、大人っぽい顔するのだ。


目の前で俺の手に編まれるタイムの魔法陣を真剣に見る女の子は、ただの痩せた小学二年生なのに「え!」と見とれてしまう。


驚く内心をドキドキ隠して魔法の授業を20分続ける。


そして教室が始まる。


教室が終わった七時からPT面接をやって二十四人をクランに入れた。


そうそう!今日の話じゃないんだけどさ。なんと!クランメンバーに生活魔法の火魔法や光魔法を身に付けた奴らが出てきた。今までは身体強化を覚えたメンバーしかいなかったんだよ。ステータスボード持って、早い奴は六、七か月で着火やライトの魔法を覚えちゃってるの。俺は生活魔法は一個一年とか聞いてたけど要領のいい奴は覚えるのも早いのが分かった。


そんな時は月始めにクランを集合させて、皆の前で報奨金を授与することにしてる。火魔法もライトも取得するのに何カ月も掛かる分、魔法の先生には小金貨二枚だ。(40万円)


冒険者仲間に先生をして、メンバーに教えた者はその成果として小金貨一、二枚の報酬を渡す。この褒章はデカイ!恩寵持ったメンバーが眼の色変えて先生に励むよ(笑)


※リズが今、タイムをやってるのは王家の淑女のたしなみで、ライト・ホール・ウォーター・クリーンの順で魔法を教わるからだ。王族だってトイレ行く、野外でしたくなる時だってあるから下の用事は侍女のお世話になりたくない。王族は火魔法や時間魔法で仕事する事など無いので、着火やタイム、アラームは後回しなの。



教室の後はタッカート師匠と模擬戦を八時まで行う。ミッチスでパンケーキセットを食べてハウスに走る。風呂にドッポーン!と粉だけ落して烏の行水。


ミウム伯の所に行く用意だ。


クルムさん応接に居ないので部屋を覗いたら乳鉢で何かってるのでポーション系?薬を作ってるみたい。

アルムさんは九時からミッチスでアイスクリームの仕込み(光曜日の翌日はアイスクリームが心許ない。普段は従業員が冷凍庫で作る)シズクも居ない。



貴族服で王女邸へ跳んで、応接でお茶を頼んで支度を待つ。


この王家の別邸ね、国王が新居代わりにくれた家なの。だから執事長セオドラもメイド長ナタリーも俺の言う事よく聞いてくれる。


皆の用意が出来たのでロスレーン家に跳ぶ。


執務室の応接にお爺様、お婆様、お父様、お母様とシュミッツ、ジャネットが勢揃い。俺は朝の挨拶もだ。昨日お爺様と気の済むまで戦ったので恥ずかしい。


「それでは行きますよー」

ミウム伯の所へ跳んだ。


「お!アル!何じゃ、いきなり増えた人数は(笑)」

「大叔父様に、皆で婚約の報告に来ました」


「今か!通信機で終わったと思っておったわ(笑)」


「義兄上!昨日このバカから義兄上の紹介によってナレス王家との婚約が成された事を聞いたのじゃ・・・」


「ラルフ、挨拶など良いわ(笑)」


義兄あに上、報告が遅れて申し訳ない。この通りじゃ」


お爺様とお婆様、お父様、お母様が頭を下げる。俺とリズも。


とミウム伯は流してくれる。わーい。


「ミウム辺境伯様、王城まで馬車を移送して下さりありがとうございました」


「なんの。危急だったのじゃ、姫は気にせずとも良い」


「ラルフ。姫にも言う通り危急だったのじゃ。気にせずとも良い。姫が逃げて来られた時点で自慢のアルベルトがうちの領におった事が天啓てんけいじゃ、マルテン侯爵の手紙にも思わぬ幸運をつかんだとあったぞ」


のアルベルト?」


「知らんのか?こ奴はメルデスで白金貨稼ぎおるぞ」


「「え?」」


そんな商人の荒稼ぎみたいに言わないで!


「アル!聞いておらんぞ!」話してないもん。


「ラルフ!儂も聞いておらんぞ!」お爺様が縮こまる。


「三人でマルテン領を駆け抜けたらしいの(笑)」


「!」


「わっはっはっは!」

「そうしないと・・」


「言わぬで良い、分かっておる。あの様な聖教国の秘儀を見せられては仕方ないわ。ナレス王家に姫をたくされたマルテン侯爵の面目も立ち、今回の婚約を非常に喜んで儂に礼状を寄こしてきたぞ。中立派は益々安泰ますますあんたいじゃ(笑)」


「ルシアナよ、良い孫を持ったのう。うらやましいぞ」


「兄さま、本当にお世話になりました」

わしの方がアルベルトに世話になっておるわ」


「「え」」


「アルベルトが考案した経営を真似てランサンで同じ経営をすることになった、冒険者を育て領の未来を作り、若い力に希望を与え、領の収入になる。真に素晴らしいシステムをお主の孫は作ったぞ」


「兄様、それはどのような?」


「ラルフ、お主が言ったそうじゃな?冒険者相手の宿屋になるのか、貴族になるのか」


「その様な事は申しましたが・・・」


「今日はアランもエレーヌもおる、自分達の子が何をやっておるのか見るのもよい。多分メルデスの冒険者でロスレーン家を知らぬ者はおらんぞ。良い息子を持ったのう」


「カレノフ叔父おじ、それはどのような?」


「アラン、お主も知らんのか?まぁ、往復するのも難儀なんぎじゃ。ロスレーンでは知らぬも仕方ないか・・・」


「そうです!皆様一度新居しんきょにお泊りになって下さいませ」


リズがいきなり言い出した。


「「え!」」皆が俺を見て眉を吊りあげる。


「違います違います!新居ですが一緒に住んでません!」


「アル様が行う素晴らしい事を理解されると思いますわ」


「新居とは?」


「ナレスの家を建てるといつか言って来たの」


「あー!それです、その家です。王様がナレスの総力を挙げてメルデスに新居を作ると言われたので今ある別邸を貰って来たんです」



・・・・



「これは、ナレス王国の迎賓館げいひんかんではないか」


「え?迎賓館げいひんかん


「現マルテン侯爵と儂が次期当主じゃった頃に誘われてナレス外遊の折に案内して貰った。迎賓館に泊らせて貰ったんじゃ」


花王宮かおうきゅうの別邸と申されましたが」


「確かに別邸じゃ。懇意こんいな国王を迎賓館では無く、我が家に招く意の王家の特別な別邸じゃ。家族ぐるみで付き合う王家しか泊れぬ迎賓館じゃ」


「二人共知らなかったのか?」お爺様も驚く。


リズも知らなかった。別邸に泊まる時は従姉いとこが遊びに来た時と言った。


(ソレだ!皆が心で突っ込んだ)


「ナレス王も余程に目を掛けたのじゃろう」


その日の午後は大叔父もうちの家族も予定があったのでその日の執務を終わらせた晩に皆が王女邸に泊りに来た。俺は婚約者なのに泊れなかった。


やはり貴族は体面や慣習が凄かった。


結婚前の娘とは泊る事はおろか、婚約者だと紹介する事もタブーだった。嫁になっていない他家の娘を婚約者と紹介したら下品の極みで貴族の体面が吹っ飛ぶと言う。


親しげにそれをやると我が物(傷物)という意味と言う。


「〇〇さんが私の婚約者です」と縁談や見合いのパーティーを断る時に使うと言う。王家(当主・領主)が婚約を発表するのと当事者が紹介するのは違う意味だった。


王女邸に男が居ないと言うのはそういう事だ。家と家の繋がりとなる嫁に行くまでは当主が厳重に娘を守るのだ。

そうする事で婚約破棄となってもお互いの家の体面は保たれ、お互いに次の相手と婚約出来る。



改めて頭の良くなったアルだった。


湯浴み着で体を洗わせた事は言えないと頭が良くなった。侍女も首が飛ぶので血の誓約で口外無用こうがいむようを誓っていた。アル自身はしずくを小学校5年生まで風呂に入れてたので小学2年生並みの王女の湯浴み着なんてどうでもよかった。


知らなかったので色々邪魔な侍女を振り切って二人っきりになってばっかりのアルだった。(普通はあり得ない)



話はれたが、翌日アルと王女が平民に読み書きを教えているのを見て家族は驚いた、そしてアルの字を見て驚いた。


字が綺麗だった!


クランの8月の収益が出ていたので家族に見せた。

8月のクランメンバー1433人で白金貨2.5枚(5000万円)の収入、経費が大金貨9枚(1800万円)だった。大叔父が冒険者が納める税収も上がっていると補足してくれた。


去年の12月に一人一日平均銅貨5枚弱の収入が8月は宿舎組760円と外部PT銅貨12枚(1200円)まで上がっている計算になっていた。


外部PTは施設を利用せず貴族家の庇護ひごを求めて10%をクランに納めているので、庇護ひごの安心を与えたいとクランの門にミウムとロスレーンの旗を上げても良いかと聞くとお許しが出た。早速ランサンでも提案すると言う。

(税を払う者を庇護する意味でそれはとても貴族的なのだ)


ミッチスで皆と朝食を食べ、看板にロスレーン家の家紋を入れて良いかと聞くとお許しが出た。


ミッチスでスイーツな食事を楽しみ、ナレスの姫様が住む白亜の宮殿を見るのが平民のデートコースと教えると皆が笑った。




次回 215話  ムックなるです?

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