第203話  視聴率100%



タナウス王国(案)


俺は、時にはレンガを作って土木作業員、時には港の岸壁を生み出す都市計画推進委員。


タナウス島へ細々こまごまとした指示を送りながら、報告はコアからの相互通信で間に合うので平凡な?日常を送っているとミウム伯から書簡が届いた。


城塞都市ランサン(不夜城)の演習場施設をそのままの施設の様にしたいとの書簡だった。


コルアーノ全土から冒険者の教官を募り、若い世代の冒険者を底上げする有意義なシステムを真似させてくれという話だった。


かなりマシになった字で丁寧に返信を締めくくった。



「ミウムに集う冒険者のつぼみが花開くでしょう」



なんか、身近の人達の生活が少しずつ前進してる様で無駄にやる気になってしまった(笑)


俺がこっちに来て、良い種を蒔いてる気分になるんだよ。アゲアゲ気分で何かやりたいんだけど開拓も4~5年で焦ってやる事ではない。


大層な名前のだけどさぁ。


なんて言って、生活の全てやその人のルーツを捨ててまで離島の箱舟に乗せる気は無い。


あくまで緊急避難の場所を確保するのが目的だ。


獣人奴隷の解放は、たまたま聖教国の協力で出来た。


子供に過ぎないアルの言葉にどこの国が協力してくれようか。どこの国が信用して乗ってくれるのか、アルは痛いほど無力だったことを知っている。


聖教国が協力しなかったら隷属して命令する覚悟だった。


と公言する国。仮にも神の教えを説いて喜捨きしゃを取ってる以上、能書のうがれて芋引くならつもりだった。


結果は良い方へ転んだから良かった。

だから、箱舟と言う最後の受け皿を用意したいのだ。



ただそれだけ。


楽園を用意して、!と言うつもりは毛頭ない。


なぜなら理を知るからである。


それはダンジョンのドロップに触れないが物語る。


明の世界では、電流の流れる電線がある。発見された法則で電線には右巻きの磁界が出来る。その電線をコイルするとコイル自体に強力な電磁場が出来る。


その電磁場の性質を利用して動力も生み出す。回生ブレーキなどは失われる運動エネルギーから電気エネルギーを生み出す方向にも変換する。


義務教育を受けた者なら誰でも知っている理科だ。

中世であれば魔女裁判だったろう。


同じ様に魔法の魔力線の編み方で魔力は具象化を起こす。その編み方をそのまま体内に取り入れる方法が魔法玉やスクロールである。編込む編成の形をそのまま体内に取り込む。ナノマシンによって魔力を具象化させるのだ。


生クリームのホイップの絞り口と同じである。魔力を入れて絞るとその口の形になって具象化する。Lvが上がると使用魔力量が上がって口の口径が広がる。あくまで口の形は一緒。


これが画一的な魔法となる理由だった。


マジックバッグの魔法紋は魔力が具象化するプリント基板だ(絶縁板に導体配線を施した電子コンポーネント)


余りにも種に与える影響が大きいために低容量と認証化は必須で種族が代々持てぬように加工したプリント基板をカバンに付けて、ダンジョン報酬としている。


多重次元を理解してジャンプする科学を持つタナウスなら任意の3次元の空間を切り取ってプリント基板化してバッグに付けるなど1億2千万年前から鼻歌だ。


指輪や腕輪の効果は外付けのHDDと同じだ。

その数値容量を増幅する外付けのプリント基板を備えたナノマシンが入っている。



それらはあくまでタナウスの科学が具象化現象をものだ。



魔法玉やスクロール。そんな物無くても本来は生体自体が具象化する因子を持っているのである。(当然具象化するには鍛錬が必要だ)


大司教が歴史にかんがみ言う言葉。身に余る装備や攻撃魔法を忌み嫌う意味をアルは知っている。


災いを招く様に作ってあるのだ。

アルが蚤の市で危ない強奪の指輪を絶えず検索する様に、数値上昇の指輪を絶えず探していた様に、囚われた者がそれを追って来る。のだ。種の進化を促すために。


アルは当初、ダンジョン製品は種の向上を目指すための商品として冒険号や各船で作られる事を知って喜んだ。


しかし仔細しさいを知ったら、コアやニウに欲しいとは言えなくなってしまった。余りにもチョンボだからである。


・一般の冒険者が命を張って、深層から持ち帰る物。

・ドロップさせる為に必要な努力と鍛錬。

・PTの絆を試すような唯一のドロップ。

・種の進化をうながす賞品。


それは命を掛けて手に入れる物。渇望かつぼうして夢破れて進化をうながす物でもある。夢叶って持ち帰れば新たな闘争を生み進化を促す。


アルが欲しいと言った瞬間、囚われる者になると思った。虚無きょむただよう魂を拾われ、魂を磨く旅に参加した自分。魂を磨こうと努力してる訳ではないこの世の人。


その高額報酬を手に入れるため。良い暮らしを望むために努力する人を差し置いて!と言った瞬間にちると思った。とらわれると思った。



生きるに抗えない事情がある。

それぞれの事情を差し置いて!それは、頑張ってるこの世の人、全てに失礼だ。


同じ事。


境遇を利用して優位な自分を肯定する事。優位な自分など無いのだ、王が良い暮らしなのは知っているが、悪政を敷けば己に帰って来る世界だ。持つ物が大きければ大きいほど、与える影響が大きければ大きいほど、己で責任を取らねばならない。


与えられた境遇で藻掻もがくのはみな公平なのを知っている。おごって助けてやるなどと言う心で動くならばみがく以前の問題だ。同じ様にタナウスから譲られた成果を私欲に使えば、やった瞬間に堕ちると思っている。とらわれると思っている。



何故、そんなに自戒じかいしてると思う?好きな事して生きたらいいじゃん。と思うでしょ?俺だってそれは知ってるよ。自由に生きて良いって。


でも所は見せたくないんだよ。俺を子供と思ってくれる人にそんなの見せられないんだよ。


例えばお母さんに悪事やってる所を平然と見せられるか。って事だと俺は感じてるんだよ。俺には絶対できない。


だって絶対テミス様が見てる筈だし・・・(笑)


俺が恥ずかしい事したら、加護してるテミス様が恥をかく。テミス様だけじゃなくて、ここはだから全員見てる筈なんだよ。見られて無いなんてありえない!


だから神様みんなが納得する理由が無いとダメなの。

壁にだって神様が居ると令子さんに教わったんだ。




そう。



全ての神の使徒なのだ。

今まで使徒を持てなかった高次の創世の神々なのだ。


加護を与えた自分の使徒が気にならない訳がない。



の様に見られていた。



この世の使徒は数あれど・・・


視聴率100%のお化け使徒だった。


アルを気に掛ける神々の視聴は続く。


囚われない者達は在るがままに今日も静かに視ている。



・・・・


6月29日。


平凡な毎日の中に幸せがある。


そんな中、護衛依頼の指名があった。

ギルド長からの呼び出しだった。


内容を聞かずに速攻で断った。クランがあるのになんで護衛に行くのよ。クランマスターの2位PTが護衛なんて意味分かんないですと席を立った。ギルド長の顔が強張った。


視たら何かに巻き込まれそうな予感。

は健在だ。期待するな。


・護衛最中に依頼者に何か迫る。

・護衛途中に依頼者の秘密を知る。

・護衛途中に依頼者と親密になる。

・護衛途中に依頼者の許嫁いいなずけになる。


護衛依頼と言うか、そのまま映画のボディーガードの世界だ(笑)


ね、フラグしかない。キッパリ断るに限る。


ちなみにキッパリ断っても罰則など無い。

依頼者と遂行者の関係でしかない。

依頼者は断られない様に報酬を弾めばよい。


能書きは良い。


平凡な日々は崩れた。



その夜。


ギルド長に伴われてナレス王国第三王女のお姫様が俺の所に来た。大叔父おおおじ様の紹介状を持って。


ね?めんどくさいフラグでしょ?

訳分んねぇ、何だその護衛依頼は!知るかバカ野郎。


安心してね、俺の右手・・・眼に触れた物はどんなフラグさえも打ち消してしまう。無駄無駄無駄無駄!ふふふふふ!



無駄なんだからね!



・・・・



フラグブレーカーが視たフラグを解説しよう。


事の起こりはナレス王国第一王女(当時18)の嫁ぎ先を決める各国への打診と顔合わせのお見合いパーティー。


宰相が隣国に書簡を送り、来年3月(今はその3月が過ぎた6月末)に学校を卒業する第一王女の結婚相手を決める舞踏会お見合いを開催したのだ。


お見合いの行方は、見事にナレス王国の一番望んでいた(21)を射止めて万々歳!ナレス王家は大喜びした。


そのパーティーに変な王太子がいた。


だ。


第一王女の婚約者候補のギブラル首長国王太子(22)が、事も有ろうに13歳の第三王女を嫁に欲しいと申し出た。ナレス王国の成人年齢は14歳なので婚約までは出来る。


婚約は出来るがな第三王女なのだ。


アリアも真っ青の幼さである。

(アリアは普通に10歳だ、極端に幼い訳じゃない)



王族と知った上で8


そう!アルより下に見られるほど幼いのだ。

あの10歳時のアルを彷彿とさせるだ。



リズベット・アナ・ヴォイク・デ・ナレス。



こんな姫様どうするんだよ、アリアより幼いんだぞ。

でもステータスに13歳と出ている。


地が可愛いのか、6~7歳で可愛いのか分かんない。

それ程も子供の可愛さなのだ。



そして、危ない王太子事件から紆余曲折があった。



・・・・


他国の王女が城塞都市メルデスまでの背景。


マルテン侯爵家の隣がナレス王国である。マルテン侯爵家がなぜ侯爵家なのか、それに秘密があるのだ。まずはそこから語る。


マルテン侯爵家はナレスの王族の血が流れているのである。


何代も前のナレス王家筋の公爵家の子が激戦地帯の戦国の領地を切り取ったのがそもそもの始まり。当然王家の長男はそんな危ない事しない。だいたいそういう事するのは比較的自由に育てられた3男と相場が決まっている。



コルアーノ王国は建国の際、ナレスとの国境を大河に求めた。



マルテン領の北に流れる大河を国境にするためその地の豪族として名をせていたナレスの王族の血を敬い、マルテン領をコルアーノ王国の侯爵家とする約定を持ってナレスとの国境を定めた経緯があった。


ナレスの王家も考えた、国内に領地を切り取って公爵家3男を貴族にするよりコルアーノの侯爵になればよしみも結べ、他国の内情やナレス国内兵力とは別の援軍も期待できる。一番の懸案はコルアーノ内の貴族同士なら何も問題なく軍事物資の取引が出来る事だった。


塩である。


豪族時代からナレス王国は古くからロスレーンの岩塩で塩をまかなってきた経緯けいいがある。交易路は勿論ロスレーン領~マルテン領~ナレス王国である。


当時のナレス王はナレスのいしずえとなれ。と公爵家の3男を新生コルアーノ王国の侯爵に出した。


そしてコルアーノの侯爵家となったマルテン侯爵は他国の血族である事から新生コルアーノ王国内で盤石の地盤を得るため、特に付き合いのある当時の仲の良い豪族をまとめ派閥を作った。


新生コルアーノ王国でマルテン侯爵に一番に誘われた義理を重んじるロスレーン領主は喜んでよしみを新たに中立派となった。


岩塩鉱を持つロスレーン家の比重は特に帝国側領土の領主たちの中では高かった。帝国側から戦利物資は入って来ないからである。ミウム領は当時最強の豪族と言われ、周りの豪族と共闘する事で帝国の侵攻を防ぐほどだった。ミウム領は辺境伯の地位を得ると共にロスレーン領の動向を見て中立派のマルテン侯爵派閥に入った。


セイルス商国やシリング共和国に近い領は国王派や貴族派に分かれたが、帝国とロスレーンに近い領は中立派となった。


新国でのロスレーンが子爵家なのは単に人口が少なかったのである。豪族時代に四方八方から攻められると畑が荒れる。土地が大きく岩塩鉱を持つのに人口が少ないので子爵家だった。



話しはそれたが、それがナレスとの背景である。



周辺地図

https://gyazo.com/5be52c511b4a771d3e2cd318fcb16597



紆余曲折はこうなった。


ナレス王国は結婚の申し出が紛争の種(ギブラル首長国王太子の醜聞)になるのを嫌い、第三王女は適齢になった頃(第一王女と同じ18歳)にコルアーノ王国のマルテン侯爵とのと口実を付けた。


勿論もちろん大嘘である。


身内の(血縁の)先約を無視できないと申し出を断った。



「コルアーノ王国での見合いの行く末を見て考える」

ギブラル首長国もナレス王国との国交上引いた。



しかし王太子が引かなかった。


18歳になったら



待てぬと異論を唱える王太子にナレスの宰相は伝えた。


約定を違えぬ為、少し早いが見合いに出す事にした。

そんなポーズでコルアーノ王国に第三王女を逃がした。



王太子は待ってられなかった。

第三王女は自分の嫁だと執着しゅうちゃくしていた。


ギブラル首長国王太子の誇りもあった。

吹けば飛ぶコルアーノの貴族を国力で抑えようとした。


相手の貴族を脅そうと追ってきた。

(アルは視た時こいつと戦う可能性まで見た)


第三王女はその粘着気質を。幼く見えても13歳の女の子である。相手が何を見ているか分かる。


しか見て無かった。


王太子で次期首長(部族が大きくなって国になると指導した長老の家系がいわゆる王族になり首長国となる)が俺の嫁に欲しいとマルテン侯爵領までわざわざ圧迫の謁見えっけんにきたのだ。


賊だ!とギブラル首長国王族を抹殺する訳に行かない。侯爵家に横槍を入れて来る相手は他国の王太子。逃げ切るには先に婚約してしまい発表する事だ。



マルテン侯爵家はこのままではナレスの紛争になる、と困り果て王女と相談し、同じ中立派のミウム辺境伯に書簡と共に姫を送った。辺境伯家は侯爵家と同じ戦時裁量権限を持つ貴族の格付けだからナレスの姫には失礼では無かった。


ナレス王家の見合いの口実は良いが、そんな簡単に見合いの相手など居ない。コルアーノは13歳から王都の貴族学院だ。仮に居ても王太子の目前では脅迫される。逃がすしか無かった。



ミウム辺境伯は降って湧いた姫を見て、「婚約者が居ますぞ!と言った」


王女はヤッター!と!と思った。婚約して、王太子のが冷めたら!とクーリングオフするつもりだった。



「儂の又甥になりますが13歳です。廃嫡はいちゃくされて我が領地に冒険者でおりますゆえ、婚約なさるとよろしい」


(※廃嫡:普通は貴族家を勘当されたロクデナシを言う)





廃嫡はいちゃくされてる伯爵家の13歳。

・だから貴族学院に行って無い。

・城塞都市で5位の冒険者をしている。



廃嫡はいちゃくされて学校に行って無い冒険者。


凄いのがいたがだった。


略して


学校に行って無い。


学校に行って無い。


学校に行って無い。


学校に行って無い冒険者。


付け足して、凄いロクデナシの冒険者。


王女の喜びは行った。



底なし沼に落ちて行く中で、ミウム伯がアルの凄いところを指を折って教えていた。だがそんな物は頭に入って無かった。お付きの侍女たちは聞き逃さなかったが眉唾まゆつばに半信半疑。


婚約者のプロフィール。


・優しい=軟弱。

・配慮がある=優柔不断。

・王と王妃のお気に入り=ファザコン、マザコン。

・剛の者=俺様。

・個性的、男らしい顔=醜男ぶおとこ


他国から山と届く第一王女への求婚とプロフィール。王女3姉妹の中では、プロフィールと実像が違うことなどお見通しだった。


でも、と言われてはしょうがない。え和スイーツを食べに行ったら売り切れで、しょうがないから創業以来180年と銘打つ草もちを写メして帰るようなもんだ。


姫はメルデスに来て領主の代官宛ての書簡を見せた。ニールセン代官は非常に喜んでロクデナシを持ち上げた。是非会えと言う。何度も何度もお似合いと言う。


。当然だ。



ギルド長を紹介された。ギルド長も代官と同じく、類を見ない有望な冒険者と持ち上げる。王家の姉妹には聞き飽きた美麗を散りばめた誉め言葉。


のだろう。当然だ。



それでも(相手が居ないから我慢して)言われる通りに護衛依頼を頼んでみた。婚約するしか逃げられないのだ。


言われたとおりに護衛依頼中に人柄を見て、お互いに打ち解けてから、お願いして婚約者になって貰おうとしたら断られた。



!」



第三王女にとって願いを出して断られたのは初めてだった。


ただ断られたのではない。



に断られた!



第三王女の気高い立場が崩れ去った。プライドがガラガラと崩れ去った。ロクデナシしか居ないのに断られたら生贄いけにえにされてしまう。


ロクデナシでも救世主だった。

ロクデナシ様、御救い下さいと願ったらが付いた。


第三王女のロクデナシな唯一の救世主様だった。


ロクデナシの救世主様に願うしかない。


廃嫡され学校に行けず冒険者5位のロクデナシ様に。



・・・・



時は戻る。



このクソチビ女。


ロクデナシにとか。

ロクデナシでもとか。

ロクデナシでもとか。

ロクデナシの家にとか。



ロスレーン家ので済みませんねぇ。



アルはそれなりに人の為に頑張ってきたつもりだった。


突然来たがロクデナシ言う。

(言って無い)


マジで傷ついてしまった。


俺はロクデナシなのかと自己点検までしてしまった。それはあくまで自主規制的な自己点検ではあったが、真実の眼というアナログ診断機にエラーは付かず生き生きのピチピチであることが証明された。点検が終わった時には腹は据わっていた。


#ふざけんな、この野郎!


クソチビ女に好き勝手に言わせておくほどアルは出来ていない。(クソチビ女は好き勝手に言ってない、思ってるだけだ)


アルはあっちで人は平等と教えられた平民の上に、ことわりを知っている。王族だろうが流民だろうが屁をする事を知っている。


第三だろうが第一だろうが例え王妃でも同じ人間と見ている。


人としてしか見ていない。肩書は無視している。

好意的であるか敵対的であるか、それで人の付き合い方を決めている。


それだけだ、すり寄らない。


アルはクソチビの思惑が視えている。


婚約して変な性癖野郎から逃げたら婚約解消でナレスの王が金で解決。ロスレーンのお爺様やお父様がどれほど恥をかくのか分かってねぇ。しかもロクデナシしか居ないからと俺を


何様か知らんがマルテン侯爵もミウム辺境伯も協力するのが当然と思ってる。




#おめえは無礼な他国のでしかない。


#ただのめんどくさい女だ。


このクソ女は変わっている。


俺をロクデナシと言いながら、救世主様と思っている。(言って無いが思っている)


ロクデナシの俺しか助けられないからな。ニヤリ。


違う!ロクデナシじゃない!


まぁ、ロクデナシな所は王族目線な評価だ。どうでも良い事は無いけど、まぁ流してやる。



と言うなら助けてやらんでもない。



#ロクデナシな神々の使徒に土下座するならな!




ナレス第三王女は土下座するのか?


盛り上がってもこれ以上視聴率は上がらない。


神々はかぶりつきで視聴している。 静かに。





次回 204話  ロクデナシ

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