第199話 魔物の生命力
光曜日のお休み。
今日は、コルアーノ王都のレストランで4人が貴族の風体で食べている。予約も無く馬車も無く現れた貴族の平服4人だが俺が指輪を見せると、すぐ個室に案内してくれた。
ランチはお任せコースで頼む。そしてお持ち帰り弁当も頼む。
テーブルに運ばれた料理を給仕が去った途端に冒険号に持ち帰り、出来立て熱々を観測して戻って来る。著作権もSNSもアンチも批判も何もない世界だ。以後は同じ弁当を量産する。
そうだ!一流レストランのメニュー狩りに来たのだ!
「弁当狩りが出たぞー!」とはならない。
食べ終わった後には、他の店に行く。
お腹いっぱい関係ない、全員が腕輪に料理ごと入れられる。観測に持って帰って3~4分後には帰って来る。ハシゴした店でも弁当をホカホカで観測だ。
西にスイーツを聞けば買いに行く。東にシフォンケーキを発見し、北に露店あれば串焼きを所望した。行く手に行列あれば貴族一行が並ぶ。持ち帰れば同じものが提供されるのだ。
さすが王都だけあって行列が出来る店が沢山あった。
丁度その店の前で事件が起きた。
ケーキを両手で掲げた執事が馬車に乗り込もうとした際、何かに驚いた馬が動いちゃった。
箱をうやうやしく持った手にドアが当たった。
落下が余りにもスローに視える。
笑っちゃ悪いけど余りにタイミングが良くて笑った。
執事は目が点で固まってる。打ち首が待ってるぞ(笑)
まぁ、打ち首は無いだろうと・・・視たら王都で噂のケーキを家族で食べたいと王女が執事に頼んだ特注だった。
コルアーノ王家だった。死にかけ
王家の家族付執事は役付貴族だった。
※その職を拝命時に叙爵された貴族で導師もソレ。(その仕事に権限を持たせる為に就く叙爵)
何もなかったように近付いて暗号手話を見せる。余計な事情を聴くとこっちの素性を知らせねばならない。
真っ青になりながら固まる執事は視線で頷く。
サッと読ませぬ早さで貴族証の指輪を見せた。
「任せよ」
「は!」
落ちたケーキの箱を拾いケーキ店に入る。
店員が入って来た子供の貴族を見て固まる。馬が鳴き、棹立ちになろうとして出来ず馬車を少し引いた所を目撃したからだ。そして何が起こったか分かっている。
「伯爵家の者だ、中へ入らせてもらう」
箱を抱えたまま有無を言わせず厨房に押し入り、貴族服に驚いて固まるパティシエに裏口は何処か聞く。裏口を出た瞬間に冒険号に飛んだ。
「ニウー!コアー!」
たちまち霧が固まり二人になる。
「これを大至急観測!壊れてるから元の形に・・・元の形が分からないな。スポンジ、クリーム、果物を個別に分析して俺の記憶の中でそれらしいケーキの形に仕上げてくれる?」
「畏まりました」
「出来たら3分で、5分で出来なかったら一回あちらに飛ぶ」
「箱も一緒に合成します」
「お願い!」
ケーキの構成を探る同定計測と形の予測演算で長くなりそう。
「アル様、こちらに」
形はともかく元素構成は完全なコピー品に3分!(笑)
「うん。一緒の味だよね?」
「はい、同一でございます」
「ありがとう!」
裏口の前に跳んだ。
何も無かった様ににこやかに厨房を通り過ぎる。唖然とする店員に世話を掛けたとシレッと言う。
外で待ってる執事にケーキの箱を渡す。
「中は元通りの特注品だ。胸を張って持って行け」
「は!お名前を伺ってもよろしいでしょうか」
「手話の意味が無い(笑)」
「それでは主人に叱られます」
「言わなければ良い」
「・・・」
「・・・(笑)」
「屋敷で王宮ゆかりの執事、メイドに家族が世話になっていると聞いた。王宮ゆかりの執事に礼はしたぞ(笑)」
「深々と礼をしてくれた」
それで通じたはずだ。
視ると心は泣くほど感激していた。
分かるよ、仕える王女を失望させずに済んだ気持ち。
馬車を見送ってしまった。
なにか役に立つと元気100倍!マジ良い事出来た。
「アル君・・・」興味深々の顔だ。
「もうバッチリ!王宮の特注ケーキが食べられるよ」
OKを指で作っても分かってもらえない。
「わーい!絶対そう思った!さすがアル君だ!」
「折角来たけどどうする?」
「王宮のケーキと食べ比べそうだよね」
「あ!でも焼き菓子もいいかもよ?」
「アル、私の焼き菓子に文句ないわよね?」
「ないない!そんな事言ってない!」
「喋って無いで早く見ようよ!」
店員も驚く。また入って来た貴族に顔が蒼白だ。崩れたケーキにどんなイチャモンが付くか恐れおののく。
今度は平民の子供の様にはしゃぐ。
ショーケースに顔を付けてお付きのエルフと楽し気に会話する。一つずつ買って、千切ってみんなで立ち食いする。
悩んだ挙句に気に入った物を一つずつ買う貴族。焼き菓子を入れた袋をマジックバッグに仕舞っている。
店員は初めて見た・・・お菓子狩りのマナーを。
ケーキ店の焼き菓子を回し食いする貴族が居た。
食事に来て弁当を持って帰る貴族が居た。
王都の露店で皿を出して買う貴族が居た。
串焼きを歩きながら食べる貴族が居た。
10歳程の子供貴族は都市伝説になった。
王都の子供貴族は厳しく
ケーキのクリームはバタークリームだった。俺は初めて食って驚いたけど3人娘は最高に美味しいと言った。
御子様お止め下さいと縋った戦いの中の悲壮な世界樹の御子。クリームをすくって食べる大喜びのシズクを美しいと思った。
・・・・
5月の中旬。
演習場の片隅の100坪に土を引っくり返して土を入れ畝を作り、ジャガイモ、トウモロコシ、ソラマメ、大豆、小豆、陸稲を植えた。大森林の腐葉土を使ったシズク農園だ。時間があるとシズクが虫を追い、水をやりに来る。普通に小さな生き物が土にいる、そのまま何もしてない土だ。精霊パワーとか使ってない、丁寧に可愛がるだけだ。
この実験農場で確かめる。コルアーノで同じ様に農民が作って、他国と同じ良質の作物が出来るかの実証だ。これは他国で買って来た種そのままを植えた物だ。他国の優良種で実証出来たら農家の食料生産量が増える。
ついでに俺が食べたい丸々と肥えたジャガイモとトウモロコシとソラマメが楽しみだ。
・・・・
5月末の朝6時半。
クランハウスにギルドの使者から連絡が入った。読み書き教えてる教室にリナスがギルド職員と一緒に入って来たのだ。
300匹以上いるオークのコロニ―を大森林の奥に見つけ、北ギルドが1000名以上の冒険者で取り囲んで殲滅を行った。しかし、上位個体の赤、青、黒が多数いて魔法を使うオークまで居たため大苦戦し包囲を破られて100匹以上大森林の奥に逃げられてしまったそうだ。
大森林に行く時は逃げ散ったオークに注意するようにとの事だった。
変な話だとは思った。オーク討伐経験がある魔鉄の5位以上が1000人なら4位や3位や2位がいる筈なのだ。魔法ごときで300匹のうち100匹逃がすって5位ばっかの討伐隊だったのか?オークがもっと多かったのか?と思った。まぁ北東ギルドの連絡員は情報のみで現場を知らない。視ても個人的な推測しか無いので黙っておいた。
クランに召集を掛けて注意事項を話した。
鉄級6位PTは教官としか大森林に入らない事。
魔鉄級5位PTはレイド(PT集団)を作った者だけ大森林に入って良い。
俺は自分のPTで三匹以上の集団を狩るからオークが二匹いたらやっちまえ!と言ってその場で貴族服からミスリルのユニフォームに着替えた。カッケー!というヒソヒソ声が心地よい。
ハウスへ戻ってPTで狩りに行った。
オークで検索して広範囲に見てみると50km奥に140匹越えの大集団がいる。襲われてから30kmは逃げていた。後は逃げ散ったオークがバラバラに分布していた。
近場の危なそうな3匹以上の集団から狩って行った。
シズクとクルムさん、俺とアルムさんで分かれる。
二人ですれ違いざまに4匹の首を狩る。
遊んでられないので二人とも精霊剣だ。
シズク達は吊るして首を切ったら知らせてもらい、インベントリに収めて行く。
近くにPTが居たら手負いにして2匹を追ってやる。
そっち2匹追うぞー!大声にビクッっとしてる(笑)
オークの分散がまばらになるまで狩った。
結構深いとこまで追って4人で36匹仕留めた。
16時頃クランに帰ってソロの奴らに今日の休業補償やるから集合と声を掛けて一緒に解体場に向かう。60人程来たので解体場で捌いてギルドに売り、休業分の補償とポイントを割ってやるつもりだ
早速、滑車と巻き上げ機を使って吊るしてるのを見てたらギルドから使いが来た。クランまで行って、ここまで走って来たそうだ。
ギルド長が呼んでいるとのこと。
用水路沿いに北東ギルドは隣みたいなもんだ。
話を聞くと昨日の討伐後、北の奥に逃げた上位種を追った北ギルドの2位金級冒険者の六人PTが二名殺されて帰還したそうだ。
「僕達、3位と5位三人のPTですけど?」
「魔法を使うのが四匹と上位種よりでかいのがおったそうじゃ」
「え?変異種です?」
「うむ、エルフの娘を貸してくれんかの?」
「御冗談を(笑) 貸すぐらいなら自分で行きますよ」
「行ってくれるのか?」
「報酬は何です?2位PTがやられたんでしょ?報酬はさておき、私も安く見られるのは嫌ですよ?(笑)」
「本当に魔法が厄介だと言っておった、現在魔法使いの手練を探しておる、見つかり次第に・・・」
「ちょっと!他のPTと一緒は嫌です」
「・・・」
「足手纏いなんです、僕たちは全員魔法使いですよ」
「そうは言うが・・・」
「報酬は?すぐに退治してあげますよ」
「全員2位冒険・・・」
「決定!素材は買い取って下さいよ」
目を剥いたギルド長に聞いた。
「上位種のいる所に変異種が居たんですね?」
「うむ、追っていたら遭遇したと聞いた」
「充分です、今から出ます」
その場で席を立つ。
「もう17時だ。2時間ほどで日が落ちるぞ」
「エルフは夜目も効くんですよ」
ギルドを4人で飛び出た。
「倒せばみんな2位だって!(笑)」
皆がその気も無く笑う。そっか、俺自身が実力主義で階位を気にして無いからな。
「このミスリル鎧に魔法は効かない、最初から全開で討伐ね?」
「2位が二人も殺されたなら。全開よね」
「そうそう、油断しちゃダメ!」
視たら、あんたの全開は引っ付き虫か!バシ!とツッコミ入れたくなった。
「シズクが押さえてクルムさんが弓で頭を貫いて!素材があるから爆裂させなくて良いからね、爆裂必要なら頭だけ狙ってね。アルムさんと僕は精霊剣で首を落とします」
「わかったー!」
しゃべりながらギルド長から視たオークの黒と青の個体を検索する。俺はオークの赤しか見た事無いの。
「やっぱ上位種は固まってる!」
「シズク見えたか?」
「はい」
黒、赤、青が8体、変異種が2体。魔法は上位種なのか他の個体か分かんない。太って大きいだけのオークじゃない、マッチョ型のオークで全然違う。オーガの上まで楽に行ってる変異種だぞ。ここまで来ると変異した鱗状の皮が固そうだな。
「跳んだ瞬間100m先に上位種がいるからね?周りのオークは僕とアルムさんが片付けるから上位種と変異種を・・・イヤ、周りのオークはシズクと僕、アルムさんとクルムさんが弓で上位種と変異種を倒してくれる?日没まで2時間あれば行けるよね?」
(シャドは俺と逆方向を全部殺して行って。競争ね)
(はい!)
「大丈夫よ!」
「そんじゃ跳ぶよ」
跳んで周りを把握した瞬間シズクに動きを止められたオークを沈めて行く、俺の進行方向視界120度位を優先的に固めてくれる。
突然現れた俺達にオークが叫んだ瞬間シャドが串刺しで沈める。
「だめ!100m先じゃ弾かれるわ」
「メイジがカッター撃って来たわよ!」
「アル!注意して!」
(シャド!行けるか?)
(はい)
上位種の足が串刺しにされ、倒れた頭をシャドが串刺しにする。
「上位種が全部倒れて死んだわよ(笑)」
(シャドすごーい!)
(ありがとうございます)
(魔力使えてる?)
(たくさん使えてます)
(変異種を影縛りで止めてくれる?)
(はい)
変異種に黒いリボンがギリギリ巻きつく。それをシズクが吊るす。
「そのままにしといて、周りがうるさいから全部殺す」
オークに向かうと母子が居た。方向を変えて追うと、そこにも母子が居た。
「ちょっと待って!なんか子供多くない?」
「そりゃ女子供を逃がすのが普通でしょう」
少し横を走る容赦しないアルムさん。
「殺して大丈夫?」
「殺さないでどうすんのよ(笑)」
剣を振り回しながらの問答。
「オーク居なくならない?」
「勝手にポコポコ生まれて来るわよ!何言ってんの?」
「そうなのね」
手が止まってる。
#「眼の前の敵を殺しなさい!」アルムさんが叫ぶ。
あとは斬って斬って斬りまくった。
上位種は顎から脳天に一突きで仕留めた。
逆さ吊りだもん。サクッと突き刺して終わり。
インベントリに入れる頃には真っ暗になったのでライトの魔法で3mの大玉を作って500m程の範囲に撒き散らした。
全て片付けてオークの死体で検索しても出てこない。最後に冒険者武具で検索して遺品だけ拾ってきた。
冒険号に帰って食事をして居住区のベッドで夜を明かす。狩りに行ったPTがメルデスに居ちゃおかしい。
晩ご飯を弁当で済ませてると、アルムさんが言った。
「アル君、なんであんな事を言いだしたの?」
「全部狩ったらメンバーの分が無くならない?」
「母親と子供のオーク見たら手が止まってたわよ」
「だって、母親はまた生むし、子供は大きくなって冒険者に狩られるでしょ」
「狩られる前に、普通の人が殺されるわよ!」
「・・・」
「みんなが私達の様に強くないのよ?」
「アル。オークは色んな種族と子を作り3月で生まれる。ゴブリンは1カ月で生まれる。エルフ村に巣穴があったゴブリンは生まれて目も見えず立てずに母親が胃で溶かした獲物の肉のミンチをすすって生きていたわよ。一ヶ月に一匹生むって母親は乳も作れないほど早いのよ。それほど魔物は生命力に溢れてるの」
「・・・」
「怖い事はね。オークやゴブリンと人の数が一緒だと人は先細りで居なくなるわよ。繁殖力が違うのよ」
「人は10000組の夫婦から1年で10000人しか増えない。オーク10000組の夫婦から40000匹が生まれる。10000組のゴブリンは120000匹。1年後は3万人対6万匹対14万匹の差になるのよ」
あ!こいつら繁栄特化で作られたんだっけ・・・。
「その子がさらに成体になったらどうなる?」
「実際は食べ物が無くて、子を生まなくなるけどね(笑)」
「その上、人は死産や病気や飢えで死ぬのも多いぞ」
「不思議よね、体が分かっているのよ」
「まずかった・・・よね?」
「取り合えず情けを掛けず全部殺せばいいわよ」
「そうね。殺される事を本能で知って、子をたくさん生んで少しでも残そうとする。魚も卵をたくさん産む、カマキリの卵も沢山孵るでしょ。熊は子育てもあるから2~3年に一回数匹を生むわよね」
原住民が言う本能の知恵に納得するしか無かった。
「分かった?自然のままに殺せばいいのよ」
自然のままに殺す。
凄い言葉だった。
翌朝、皆と話を合わせて一晩中狩ってた事にした。本来なら2位PTの遭遇地点からさらに60km程先だったが、30km程に居た事にした。殺されたPTの真新しい遺品と他にも拾った遺品を提出した。
魚河岸みたいにでかい解体精肉工場にオークが並ぶ。
※昼に狩ったオークの残りも足して160体。
「徹夜明けなので解体も全部お任せします」とギルド長にお願いした。今朝出発する予定だった上位種殲滅レイドPTは出発取り止めで保証料をギルドからもらっていた。
誰からも文句も減ったくれも無かった、変異種が凄かったからだ。ギルドが上位種を意地でも殺しに行く意味を誰もが理解した。
そして俺たちは2位冒険者になった。誰にも文句は言われず嫌な噂も出なかった。至急でオークの解体依頼が出たのが原因だった。
依頼を受けた冒険者が170体のオークを見て絶句した。オークの川が出来ていた。190cm、200~250kgのオーク。上位種にメイジが4体含まれ、変異種は300kgあるオークだ。
お相撲さんの平均体重が160kgという。
オークの大きさが分かる。でも大森林の豚より小さいのよ。大森林の豚は成体で800kgほどになる。キラーバイソンがその二回りほどデカくて1000~1300kg。オークの体重は多分二足歩行の人型になった時点で生物的な強さでベスト体重になってると思う。
北ギルドの2位PTも間違いなくこいつだとデカイ変異種を見て言った。視させてもらったが300匹なんてもんじゃなかった、500匹以上いるコロニーだ。村の規模をはるかに超えていた。手前の村と横の村の討伐で奥の村のオークを呼び寄せて奇襲を受けて包囲陣を抜かれていた。
噂を聞いて変異種を見に来た冒険者がオークの川を見て呟いた。
「こいつはとんでもない化け物だな」
「雷鳴のマスターのPTで全部やったらしいぞ」
呟く冒険者に解体依頼を受けた冒険者が教える。
「うちのマスターが解体依頼出したとは聞いた」
解体依頼を受けた雷鳴のメンバーも一緒だ。
「そうだな雷鳴のマスターで間違いない、緊急依頼はギルドで出たが出発前に狩ったってよ」
「本当かよ!雷鳴のマスターってそんなに強いのか(笑)」
「聖騎士って噂も聞いたぞ」
「俺ら宣誓の儀やって貰ったから本当だぞ」
「聖教国すげえな、帝国無くなったもんな!(笑)」
「聖騎士は身体強化持った魔法騎士だからな(笑)」
メンバーが得意げに言う。
「ひえー!」
オークの解体緊急依頼に集まった冒険者達は解体中飽きることなく面白おかしく喋り続けて噂が噂を呼んでいた。
剣を
変異種は2.8m300kg。
(シャドが縛ってシズクが逆さ吊りしたお陰だった)
次回 200話 冒険・・・プッ!
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この物語を読みに来てくれてありがとうございます。
読者様にお願い致します。
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一期一会に感謝をこめて。よろしくお願い致します。
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