第162話  外道VSウルフ



エル様と会って、冒険用のコテージハウスを見て気を良くした後、メルデスに跳んだ。


まだ11時なので北東門を出て、オーク狩ってるアルムさん達の元にテッテテ走る。視覚共有したらやってるやってる!(笑)


え!もう2匹目を昨日のPTに追い込んでる!

視たら・・・え?内緒でやってない?


>うちのPT3匹捕れたから。 って追い込んであげてる。なるほどね、銀級3位の冒険者ならそっちの方が自然だな。


そんじゃと、方向を変えてシズクの方へ走る。


もう3匹吊っている。


「シズクー!」

「アル様ー!」

「もう3匹捕っちゃったんだ(笑)」

「今一匹追加しました、この方向です」

「うん、わかった!行って来る」


1.5km程走っていくと吊られてる。


そのまま穴掘って、首筋とスネ裏を切って血抜きに掛かる。

冷やして冷やして・・・と、この位か。


さっき3匹固まって吊ってたよな、シズクすげぇな。蔓草つるくさを自由自在なら3匹だろうが4匹だろうが無敵だな(笑)


折角だからこの時間に魔法の鍛錬をやっておこう。土魔法をそのまま大きく行使したらⅡLv3からLv4に上がった。敵の経験値(実戦)無くても上がるのは確認した。


多重視点と並列思考でなるべく小さな編み込みを心がけて地面一杯に3cmほどの雷をバチバチと作って行く。100程作ったらLv2、そのまま800まで増やしてLv3からLv4、3cm程の雷が2000本地面に立つ頃にLv5からLv6。上がりが悪くなったので6cmの長さにする、Lv7・・・。並列思考もLv7になった。


気が付いたら吊ったオークの血の気が無くなってた。

魔石抜いてサクサク解体して皮が全部剥けた。

うーんと。・・・あったあった!300mぐらい先の藪に葉っぱ発見。


二十枚ほど葉っぱを取って洗浄し、そのまま解体して肉の塊を葉にクルクル巻いて行く。

やっぱ解体早くなってるな。慣れると早いなぁ。


終わってみたら1時過ぎてた。最後に冷やしてインベントリへ入れてシズクの方へ向かう。


ご飯食べながら解体してた(笑)


「アル君!そっちもう終わったの?」

「終わったよー!」

「あ!シズクに渡してなかった」

「はい!これ使ってね」

革で出来た冒険者風マジックバッグを出した。


「アル!シズクに可愛いの作るわよ」

「あ!可愛い方がいいよね?そうしよう!」

「シズクも3人でお揃いがいいわよね?」


二人はカラフルで綺麗な巾着型の魔法袋なの。


「はい、お願いします」


シズクは普段ニコニコしてないから笑うとズギューン!と来る(笑) カラフルな色使いの巾着で外のPTから見ても3人は仲間と分かる。


「今日の獲物はクルムさんに渡しておくね」

常設のオーク肉80kgにバラ肉を10kg(夕食用)

「アルは解体早いわね?アルムに教わった?」

「うん、そうだよ」


サンドイッチを摘まみながら、お茶を飲む。


「私はまだ慣れないわね、オークなんて狩らないし」

「シズクも早くなって来てるわよ」

「大精霊が人間の方法で解体覚えて凄いよね(笑)」

「5位でアル様とダンジョンに行きます!」

「うん!みんなで頑張ろう」



14時にギルドに寄って買取済ませた。


この二人侮れない。

今日は一人二匹の討伐で小金貨一枚(20万円)稼いでる。二人はお金持って無かったから丁度良いけどお金ありまくり。


でも二人共お金の使い方知らない。

何買って良いかわかんない。お菓子もジュースもご馳走もお金を払って食べたこと無いの。お金は物の対価しか知らない。自由に好きな物とお金を交換して楽しむことを知らない。


稼いだなら夕飯まで遊んでおいでと解散した。


三人が嬉しそうにスキップして買い物に行った。シズクの好みの布と新しいお菓子を探すんだって。まだ布とお菓子というで楽しめる段階だ。途中の串焼き食べようかな?に行かない(笑)


それはねぇ、クルムさんが北街までわざわざ行って、糸と布しか買ってこなかったから気が付いたの。糸と布が色とりどりにあって手に取って、色々聞いてお金と交換してきただけで大興奮して報告してくれるのよ、800年以上生きてる人が興奮して喋るんだよ。


交換した価値あるものに興奮して、お金には興奮しない。


いかに自分がスレてるか良く分かった。使いやすい小さな単位の金貨が良いとか、換金しやすい物以外はゴミと思う俺はクルムさんより汚れてる12歳。


楽しそうで何よりだ。




実を言えば・・・

俺は三人と過ごす毎日にホッとしている。今日でお休みを取ると宣言して約50日になるのに、長らくこもったダンジョンに行くのがなんかイヤなの。


大森林で狩りとか、ギルドでも落ち着ける。でもダンジョン行かないとなぁ、と思うとソワソワする。


これ、なんかトラウマみたいになってるかもしんない。30Fにこもっての座り生活。アレで溜まりに溜まっちゃったから心が嫌がってる気がする。


気が付くとダンジョンに行かない理由を考えている。

「魔法のLvも上げないとな」と理由を付けて剣を振らない。自分で分かってるのよ、あそこに行きたくないって。


行きたくないだけで、武術のLvも勿論もちろん上げたい。


剣術がLv4になったから短剣術Lv3と二刀術Lv1を上げたい俺がいる。武術を平均して上げないと意中の剣術Lvが上がらない。


ダンジョンから逃げていても上がらないので、リハビリ代わりに短時間だけダンジョンに潜る日課を作った。嫌だと言っていたらいつまでも上がらないからだ。


3時間だけ真剣に恩寵に向き合う。と理由も作った(笑)


あそこなら殺しても解体しなくていいモンスターがいる。剣術縛りで鍛錬ならやる気になれる。一人で31階の敵と剣術のみで戦おうと思う。


横堀の魔穴ダンジョンで5位のタグを見せて汚い字でサイン。恩寵を素まで下げた。冒険者装備に短剣の二刀。


今は短剣術と二刀術のLvを上げたい。


送迎門で赤台のクリスタルで31Fを念じる。


31Fへの階段下送迎門に出てみると、シルバーウルフ。

身体強化を最高に巡らせ、とりとめの無い事を考える。


シルバーウルフの子犬を拾って、いや犬じゃ無いか。実はフェンリルだったの?みたいの有るよな。と考えながらキャン言わす。三キャン頂きだ!


こいつらバカ犬じゃない、頭の良い犬だ!(笑)


現金な物でやりだすと嫌悪感は消える、集中してしまうのは癖だろうか。そんな事すら忘れて最良の軌道をトレースして二刀の刃筋に集中する。


集中しながらも色々考える。


今俺は短剣術を上げるために二刀で右手に46cmの短剣を順手。左手に32cmの短剣を逆手に持っている。この世の短剣て結構デカいのよ(笑)


地球で短剣って言ったらナイフ?せいぜい刃渡り20cm位の短刀かナイフって感じだよね。


まぁそれ位の短いナイフ戦闘もあるんだけど、少しでも長い方が有利なのは言うまでもないよね?


なぜ忍者やが逆手で短刀を持つか知ってる?俺が師匠に教わったのはねぇ、逆手で短刀持って振りかぶってみ、刺す時物凄く力が入るのよ。長剣は遠心力と自重で斬りに来る。短剣は遠心力が無いわ自重がないわ、身体能力が同じなら順手で短剣なら受け負けるの。


だから負けない様に力の入る逆手持ちなのね、短刀やナイフは格闘術と一緒に使われるのが多いのは至近距離での攻防に最適の武器なのよ。


じゃんけんのグーをボクシングの様に真っ直ぐに出すと意外と手首が安定するの。そのグーが順手で短刀持って突いたら手首は安定しない。


その差が逆手で短刀持つと力が入って安定するって事なの。だからナイフ格闘するみたいなは逆手で短刀なのよ。


順手は安定しないから、ベクトルも小さく真っ直ぐ刃筋を固定しにくい。短刀なら刃筋がブレて切り裂けず鍔も無いから握った手が滑って指落す。だから鉄砲玉のヤクザは順手で持った短刀をもう一つの手で押さえて腰だめで体当たり的に突く。


順手の短刀はそこまでしてやっと安定するんだと思うよ。俺はそんなのやった事無いから映画とかで見るあの格好はそれが原因だな?って思った、まぁそれだけなんだけど(笑)



あとね、やってみて分かったのが自分の至近距離で順手で短刀を振り回すと自刃で斬っちゃう。


順手で包丁持って二刀すると分かる。スイッチなら良いけど二刀でクロスしたり敵の剣を受けると当然大きなベクトルを受けて刃が流れる。順手だと流れた先に自分の手や腹が有ったりするの。


自分の手や腹斬っちゃうでしょ?

逆手だと流れた先に自分の手があっても柄の部分の拳から当たるから安心して自分の至近距離で振り回せるのよ。


これね、実際に模擬戦闘中に短剣を逆手に握った拳が手や腹に当たったから気が付いただけなんだけどね。順手なら刺さってたな・・・と(笑)


分かんないよ?師匠が面白がってそういう風に誘導したのかもしんないし。


あっちで知らなかったことが色々分かる異世界戦闘!



しかし・・・!



さっきから何なんだ!何キャン言わせてると思ってんだ、全然ドロップ出ねぇぞ!当たり入ってんのか!ヒカル呼んで来い!

(アル一人なので心で思ってます)



相変わらずドロップがマジ渋い。幸運どうなってんだ。

あ!ジョブを聖騎士にしておこう。


職業 聖騎士(10UPと幸運+2)剛力の指輪(+15)


体力:75(85) 魔力:- 力:52(77) 器用:388 生命:57(67) 敏捷:52(62) 知力:684 精神:718(728) 魅力:84 幸運:87 (89)


俺アホだ。一々ジョブを付け替えてないで裏画面で職業:神の御子とかにしとけば基礎数値このままじゃん(笑)


眼でGPS。確実に遭遇して行く、キャン言わす。

あ!出た!毛皮ドロップ。宿一泊(大銅貨4枚)稼いだぞ!


やっぱ初見は4匹までかなぁ?

30Fより下が稼げるらしいからな、ここも稼げるはずだ。

PTの6人で分けるとショボいけど一人なら充分だ。


1時間で24匹、皮4枚。お!時給銀貨1.6枚(1万6千円)

大森林のオークに近付いてきた。


気配察知でも遭遇地点が分かる。

初撃は1kgの概念玉で投擲にする。シタタタ走って来る4匹に投げるだけだ。そこでウルフはキャイーン!と鳴~く♪


攻撃を自在に避けながら胴薙ぎ、首チョンパ。

全てクリティカル狙いで斬っていく。

皮を拾って次の獲物を探してるとモンスターハウス。


自分で扉を開けて引っ掛かる奴だ。


転移を試した。問題なくモンスターハウスに入れる。

ダンジョンは普通の構造物だと思う。


犬の面白かった。

ハウスの中でデロンと休憩してる中に刃物の凶賊が突然現れる。キャイーン達だって、24時間荒ぶって猛り狂ってない。お腹見せて寝転んでたら剣で刺されて大パニック。

部屋の隅に怯えて固まるな!キャイーン魂はどこ行った!


冒険してねぇよ。外道してるよ!と大ウケで振り回す。こんな外道な奴、なかなか居ないから覚えておけ!


そんな卑怯なで振り回したら二刀術がLv2になった。13匹しかいなかったけど皮は2枚出た。


現金な俺はすぐに短剣と盾にチェンジ。

これで短剣術と盾術の経験値を狙う。


あれ?内側からドア開かない。

転移して外側に出た。外側から開けないとダメなんだ。


二刀術上がっちゃった俺のテンションマックス!

キャイーンを殴りつくすぜ!


3時間半走り回って綺麗なモフモフの皮13枚。

銀貨5.2枚(5万2千円)

シルバーというか、ねずみ色の皮だ。



・・・・



翌日からまた4人で大森林。

シズクが張り切り、9時に大森林に入った瞬間4匹吊ったと言う。

4人がランニングで血抜きに行く。


狩ってねぇよ!冒険何処行った!


血抜きの時に雷魔法の練習、小さく編んで魔力を山ほど使うために2300本10cmの雷をジジジと地面に生やす。雷魔法Lv10まで行けた。並列思考がLv8、多重視点がLv9になった。


一人一匹捌いて12時に買い取り出して、クルムさんのお弁当をギルドの大食堂で食っている。


昼からまた3人で遊びに行くと言う。3時間しか働いてねぇよ!冒険じゃねぇよ通勤になってるよ!(笑)


シズク視たら9時にみんなと家を出た瞬間から狩りと買い物にワクワクしてた。楽しいのね、まぁワクワクしてるならいいわ。


まぁ楽しむのは良い事だ。


俺はやっぱ一人で32F行ってみる。


マンドレイク(マンドラゴラ)だった。

顔だけ不気味に地面から生えている。髪の毛が緑色だけど顔色が土色でキモイ。首狩るの?と思ったら土から矢のような触手系のツタが飛び出して来る。コレ冒険者が嫌がる奴だ。でも錬金術素材で需要は有るな。


まぁいいや、短剣で接近戦+触手を避ける鍛錬だ。

流石の気配感知。視なくても左後ろから触手とか分かっちゃう。

ヨシヨシ!成長してるぜ!俺!


向かって来る触手を刃渡り約50cmの短剣と左の盾で殴り叩き、斬りまくり、避けまくり、捌きまくる。


頭を唐竹割、突き刺し、首狩り・・・叫びで気分が悪くなるが精神耐性Lv2と魔法防御で弱まってるみたいだ。


叫びを50回程聞いたら精神耐性Lv3が来た!

なかなか戦闘時にLv10にする恩寵は上がらないんだよね。

4月から素の恩寵にしてやっとオークの解体とかでLv2まで取れたんだもん。そんな恩寵が上がると嬉しい。


だいぶ楽になったがLv3でも嫌な音だ。負荷掛かってる証拠なので、とにかく叫ばせる。いつしか叫びを聞くのが目的に変わっていた。聞かなきゃ経験値の足しにならないとマンドレイクをいじめまくる。


17時半までやってダンジョンから出た。

少しぐらい精神耐性の経験値上がったかな。負荷が掛かるうちはここで叫ばせるぜ!


4時間半ぐらいやって12個のマンドレイク型の野菜?見た目これって朝鮮ニンジンじゃねぇのか。別に下半身二股じゃない。ファンタジーが崩れる。


32F。4時間半、ライバルPT無し。

銀貨9枚大銅貨6枚(9万6千円)PTで10時間やったら稼げるけど触手が後衛に負担だよなぁ。


ハウスに帰るとクルムさんがナンパされたと大喜びでクルクル回って食事を作っていた。台所の壁に撃墜マーク書きやがった。もう星が4つになってるんだけど・・・



・・・・



食事後にお茶を飲みながら正直に聞いた。


「エルフって発情するとどうなるの?」

クルムさんが裁縫をやめて俺を見る。


「どうした、村に良い娘でもおったか?」

「エル様が気に入った娘がいたら本能を解き放つって」

「「(笑)」」笑ってる・・・


「12歳なのに子を成せっての(笑)」


「エルフは22~30位に発情するわ」

「子を成せる未婚の男が夜に集まる公園に行くのよ」

「行くと分かるのよ。自分の相手が!」

「男も女もピピっとくるみたいな?」

「儂の、私の時はその人しか見えなくなったわね」


「初めて会うのに?」

「初めてじゃ無いわ、狩りに行ったり戦ったりしてた」

「多分ね、子を作る同士で本能で分かるのよ」

「この人との子供がよい子になるって」

「・・・」本当の生き物の世界だった。


「私が想った私の旦那だけが私の所に来たから」

「みんな運命って言うけど、本当にそうなのよ」

「その時になると分かっちゃうのよ」


「相手が居なかったら苦しくないの?」

「あ!そう言うのもあるわね、私の旦那も死んだし」


「発情を抑える薬が有るのよ」

「え?」

「子供が生まれなくなるの?」

「発情しなくなるのよ(笑) 好きとか恋とか無くなるの」

「・・・」


「私が作って村に卸してるから本当よ」

「アルムは自分で作れるわよね?」

「うん、作ってる」


「あーよかった!」

「何が良かったの?」


「子を成せるようになり次第とかエル様が言いだして逃げて来たから、そんなの来たら嫌だなって思って」


「・・・」


「来やがったら、その薬を飲ます!」

「「(笑)」」


「アルがそうなったら飲めばいいのよ(笑)」

「え!男も?」


「娘に匂いを嗅ぎつけられなくなる」

「・・・」顔に縦線。マジ嗅ぎつけられそう。


「匂いを嗅いで発情する娘もいるわよ」


アルは真っ青だ。


「動物そのままじゃないですか、なんかフェロモンが出て雄が寄って来るとか雌が寄って来るとか」


「人間も動物よ、エルフもみんな動物よ」


「弱い人間はオークに食べられるし、発情してたらオークに連れて行かれるでしょ?みんな子供を作るのに頑張ってるのよ」


オークも頑張ってると言われて混乱した。何も反論できない本当の事だった。全ての世界の本質だった。


オーク視点なら俺たちが混沌すぎて笑う。混沌野郎に捕まって食われるオークお父さん。理不尽過ぎだ!俺って秩序側なんだよな?(笑)


「何を考えてるの?」

「オークのお父さんやお母さんが・・・」

「何を言ってるの!(笑)」笑うな!


「命をもらって生きるのはどの種族でも一緒じゃ。ありがたく食べて子供を育てないとダメよ?」途中で気がついたな。


まぁいいや。


「とりあえず、その薬もらえます?」

「まだ要らないんでしょ?」


「僕は要らなくてもエル様に解き放たれた発情したのが来たら困るんです」


「「(笑)」」


「笑ってるけど、困るんですからね!」


考えるのやめた。


まだ大丈夫だ、多分俺は3年遅れてる筈だ。

まだ3~4年は楽勝である筈だ。

心配しなくていい。


自分に言い聞かせて寝た。





次回 163話  心の澱み

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