第160話  な!ななな!無礼な!




俺を呼び寄せる餌、誘拐を仕掛けたバカ野郎。

腐った奴はどこにもいるもんだ。


俺をの家族を狙われた。会長の期待を裏切った気持ちで申し訳がない。俺が蒔いた種を刈るのは良いが仏心を出すと罠の様に発動するイベントに暗澹あんたんとする。


粛々と御子服に着替え。布教恩寵を付ける。


同行する護衛としてアルムさんクルムさんを迎えに行った。


吊った3匹の血抜きの時間だった。インベントリに入れてシズクに木の中で待っててとお願いする。

俺の格好を見たクルムさんが何事かと驚くが、ハムナイ国の侯爵様と謁見なのでこういう格好ですと素直に教える。



謁見に行く宗教国の御子だ。俺をご所望なのだ、せいぜい箔を付けて行くさ。


俺は教皇セット、アルムさんに貴族服に帯剣、クルムさんに聖法騎士団の鎧とヘルムを被せて盾まで持たせ、丁度いいのでミスリル剣を対人、モンスター用と選んで貰った。身代わりの珠を4重に装備させた。


「何じゃ?この鎧と盾は!重さが無いぞ!」

「聖騎士鎧の特別製です、軽くて動きやすいでしょ?」

「軽過ぎて変な気分だわ(笑)」

「それで後ろに立っていてくれたらいいです(笑)」


クルムさんにも心声Lv10、心聴Lv10を付けた。


一月前に助けた司令官の所に跳び、侯爵の末路を見届ける様に連れて来た。こいつの親父が仕掛けて来やがった。


侯爵邸に着くとと告げる。わざわざ誘拐してまでのご指名だ、堂々と正面から入る。


王族と見まがう子供に門番の衛士が緊張した。


御子が到着したと聞いた侯爵は手を叩いて喜んだ。


侯爵の待つ応接へ案内される。魔法結界は無い。衛士が少な過ぎ?と視ると戦争に取られていた。長男が兵士率いて戦争行ってる。次男も戦場だしな。


「聖教国セントフォールの御子様がおいでになりました」

案内と共に部屋に入る。

俺の横に司令官。すぐ斜め後ろに2人が付く。


「タナル!お前がなぜここにおる、中央陣地ではないのか?」

「父上、この様な他国の御子に何の用ですか?」

「お前には関係ない。黙っておれ!」

「父上!」


「くどい。控えよ!」


「御子殿、わざわざのご訪問感謝する」

呼び出しは軍需倉庫。無視して直接黒幕の所へ来たのだ。


「隠すつもりも無いのですね」

「隠す必要など無いだろう」


「あなたの息子の件で何か言いたそうですね」

難癖付けようと思ってるから先に言う(笑)


「儂に近づくためだろう?」

「息子さんが1年も牢に入っているからですね」


「何をしにあそこに参った?」

「戦争に無関係の娘を牢から助けるためですね」


「この方を助ける気は無かったです。戦争をやってる当事者ですからね。1年も囚われ、人質交換用に生かされる貴族の子供を哀れに思ったのです」


「儂はそなたを間諜と疑っているが違うのか?」

「父上、口が過ぎますぞ!」息子の言葉を聞く気が無い。


「間諜と疑う人が誘拐するんですね(笑)」

「間諜に決定しているがな(笑)」


「決定ですか(笑)」

「儂が言えば間諜だ」


「なぜ誘拐を?」

「間諜が逃げないようにだな」


「あなたはラムール会長の家族をさらった誘拐犯ですね?」よく分かって無い司令官に分かる様に確認する。


「そうだ、儂が指示した」動揺しないのはどうなんだ(笑)


「父上!なんて事を!」

「お前は甘い。優秀な者は使わねばならぬぞ(笑)」


「私はラムール商会をご贔屓ひいきにと言いましたよね?」


「・・・すまない・・・」


「こんなご贔屓ひいきされるとは思わなかったです」



「この国は息子を助けた恩人の家族を誘拐する」

「息子を助けられてお礼の一つも言えない」

「武器をハムナイに供給した宗教国を敵とする」

「罪をでっちあげ、人質を取って言う事を聞かすらしい」


「どうしようもない国ですね(笑)」


身代わりの珠を強奪掛けても誰も持っていない。


侯爵邸の全ての者を麻痺にした。

その場の衛士、執事、メイドがくず折れる。


「な!何をした?」


悪事関係者で検索。全ての恩寵を剥奪した。


「恩知らずの誘拐犯が何をしたも無いもんだ」


「私のこの力が欲しいんでしょ?存分に味わって頂きます」


「両足を奪いますね」

両足を麻痺させた。

「両手も奪いましょう」

両手を麻痺させた。

「声も奪いましょう」

顔を麻痺させた。


「目と耳を奪うと天罰にならないので残します」


「あなたが送った報告書のためにお父さんはこうなりました。あなたが余計な事を書かなければこうならなかった」


「知らなかったんだ!」


ですか。何も知らない人が誘拐され人質にされてますよ、お父様は普段からこんな事してるから末路はこうなる。人質の平民も貴族の自分も同じ人である事を忘れている。不自由になって思い出すと良いです」


「司令官。あなたは悪意を持ってない。許しましょう」


「あなたはこの末路を覚えないとダメですよ、自分のした事は必ず自分に帰って来ますからね」


「・・・」


「末路をたどる前に気が付いて反省するしかないです。次回同じ事が有れば容赦しません。その時は侯爵家の全ての者がこうなります、次期当主もあなたからご注意下さいね」


慰謝料名目で何か欲しかった。


転がってる侯爵に目を合わせて言う。


「侯爵。聞こえてますよね?今回誘拐された家族の慰謝料を頂きますね。ラムール商会の家族をさらったんです。白金貨何十枚じゃ足りませんよ。えーと、お屋敷にあるだけもらって行きますね」


司令官に目を合わせる。


「司令官。あなたはこの家の次男ですが、公にしてもいいですよ。今この屋敷はこの四人しか立って無いです。皆転がっています。あなたが国に訴え出たら聞いた者全てがこうなります。うちは神が導く宗教国ですが、舐められた分の慰謝料は頂きますよ。例え王宮でも」


「私は最初に、こんな誘拐犯を侯爵にしてる王を裁こうとしました。嘘じゃ無いですよ、同じ様な事をした国はもうありません。ラムール会長も王家に可愛がられているんでしょうね、会長の嘆願で王を許しました」


子供の視線に圧倒される司令官。

目は口ほどに物を言う、嘘ではないのが分かってもらえた。


「この転がっている侯爵だか誘拐犯だかは神に裁かれました。あなたも裁かれたければやってみるといいです」



「まだ終わってません。人質を助けに行きます」



「終わった後にあなたを中央陣地に送ります。もうお父様は一人で生きて行く力もありません。この末路を受け止めて、良く話し合った方が良いですよ。話せませんが聞こえています。話しながらしばらく待っていて下さい」



すでに実行犯と潜伏場所を視ていた。


暗い軍需倉庫に12名のならず者。冒険服に着替えた。



監禁場所の軍需倉庫へ跳んだ瞬間、誘拐犯12名を麻痺にした。荒事専門のプロだったがこっちにはエルフ姉妹がいる。


エルフ姉妹が拉致家族を助けて外に連れてくる。

中でクリーン掛けたのかみんなをパタパタしてる。


誘拐の指揮官に麻痺を一部解いて真実の声を聞く。

「ラムール会長の家族を拉致したのは何故なぜですか?」


「御子を呼び寄せ捕えるため」

「分かりました、失敗しましたね」


関係者含めてアルムさんとクルムさんに聞かせておく。俺のせいでこの誘拐が起こったのだ。


恩寵を取った上に武具、財産、前金の報酬も奪った。

寂れた倉庫の中じゃ野たれ死ぬと思い、馬車のわだちの残る人気のない搬送路に12人並べた。


雑草の生える道端に倒れる12人見てたら、人知れず野犬に食われそうで怖いと思った。着の身着のまま一文無しで介護が無いと死ぬ。


気が変わった、麻痺を取り隷属した。


「悪い事せずに生きて行け」



ラムール会長の所に次男家族を連れて行った。

息子が帰って来た事で会長の血色が良くなった。

孫を抱き上げて頬ずりが終わるまで待っていた。


侯爵からの慰謝料と部屋の隅にザー!と出した。


「私の不注意で申し訳ありませんでした」

「御子様、ありがとうございます」

「侯爵家が絡んでました。もう罰は受けましたよ」



司令官を迎えに行った。


侯爵を視たらこいつも身の程を分かって無い。侯爵家を舐めた仕返しを考えている。自由自在に思うがまま人々を従わせる事が幸せと思っている。やって来た悪事に慣れて、悪事とも感じなくなっている。人の幸せを忘れている。


司令官に言った。


「侯爵家を誰が継ぐのか分かりませんが大変ですね」


「父上はもう治らないのか?」


「治ればまた害を撒き散らす存在です。すでに領主じゃありません、貴族でも無いです、そいつはただの悪人です。人の裁きなら楽になれるでしょうが、天罰はつぐなわないとダメです。次期当主を戦争から呼んだ方が良いでしょう」


「悪事に関わってない方は治しましょうか」

ワザとらしく指パッチンした。


「このお屋敷で歩いて動けるお母様やメイド達は信用できますよ、善良な方たちです。神は全てお見通しです」


司令官を中央陣地に連れて行った。


俺が消えるまで頭を深々と下げていた。



・・・・



精神的に疲れてラムールさんの屋敷に帰ってきた。


遅い昼食を用意されてレプトさん、タクサルさんとエルフ姉妹と食べているとラムール会長とが登場した。



最初はこいつだけだと思ったのに。忘れてた!



ダイロン公国第二公女。

ミニル・ド・スベラン・ラ・ダイロン。16歳


司令官と一緒に助けたあの女だ。もう嫌!相手するの嫌。


16歳と12歳の口喧嘩が始まる。

ギャラリーが観戦する絵面は16歳 VS 9歳だ。


「私は・・・」

「紹介は要りません」

「え?」

「あなたが誰だか知りたくありません」


「御子様!御子様を六日余り待たれていたのです」


「勝手に待っただけの事、帰って貰って下さい」


従士が気色ばむ。


「ほらね、こういうのは飽き飽きしてるんですよ」

指差す従士が昏倒する。


「え?」


「可哀想に思って助けただけで勝手に来て、帰れと言うと怒る。何様ですか。そんなバカ共に使う時間はありません」


「バカ共ですってー!」頭から湯気(笑)


「こんな従士と遊び歩いてないで帰れ!」

頭から怒鳴る。麻痺を取った。


「失礼な!この私を」

「知りませんて!戦場ほっつき歩く女でしょ?」

「!」


余りにも図星で何も言えない。


「そこの従士も大変だって思ってるじゃないですか」

「え?」

「お守が大変だって言ってるの」

「・・・」

「分かんないです?」


「お父様にお願いされてますよ、赤ちゃんのお守を」

「ヘッグ!あなた!」睨まれた従士が目をそらす。


「こっちの方はお母様にお願いされてますね」

「ボルーノ!」下を向く。


「隠れてる方はお兄様に(笑)」

「デーリースー!」鬼の様だ(笑)


「やる事やらずに逃げてるあなたは子供ですよ」

「何言ってるのよ!私の事も知らないで!」

「知ってますよ、あなたの恥ずかしいお稽古を(笑)」


「な!ななな!無礼な!無礼な!」


「恥ずかしいお稽古見せてるあなたも相当無礼です」

子供の口喧嘩もすでに最低レベルまで落ちている。


「なぁー!」開いた口が塞がらない。


「僕だけ食事が出来ない。お茶飲んで待ってなさい」

公女を子供扱いの無礼な子供。何処の御子だとビビる従士。


しばし、ムシャムシャと食事をとり終え、出てきたお茶を飲みながら言った。


「無礼な話でした?」

「そうよ!」


「でもあなた役立たずですよね?」

「・・・」開いた口から言葉が出てこない。

「え?知らなかった?教えてくれなかった?」

「・・・」褒められて調子に乗る姿しか視えない。


むくれて逃げるから褒めないとお稽古しない。


「何もできないからお父様やお母様やお兄様が心配するんでしょ?うちの国は12歳で成人して自分で食って行くんですよ。そこの従士さんや侍女さんみたいに仕事を提供してお金をもらって食って行くのが普通です」



高貴なお方なんでしょうねぇ。ホントの事言ってもらえないなんて可哀そうに。お金を使って教えてもらってんだから、せめて少しは身に付けましょうよ。駄々こねて、むくれて逃げてアホか!(笑)」


俺だって言いたくないけど言わないと面倒事になるんだよ、フラグはその場で叩き折るのが正解。


従士がポカーンとしている。

ラムール会長は蒼白だ。タクサルさん視たらこの部屋から一刻も早く逃げたがっている。

未だかってそんな言葉をいた者が居ないらしい。


「・・・」噴火寸前だ。

「そんな子供はおっぱい吸って家の中に居なさい」

「・・・」震えがすごいわ(笑)

「みんな思ってますよ」逃がすか!むしろ追う!

「・・・ひ、ひ、ひえーん、えーん!」


可哀想だがこれでお開きだ。高貴な者の頼みを断る前に用件聞かないのが一番いい。断ると角も立つしな。


「はいはい、皆さんお国に送りますよ」

お開きみたいな物言いにざわつく。


「みんなで手を繋いで下さい」

従士がどうすんだよ?と視線を交わして戸惑っている。大公の厳命なら部下は無視できんわなぁ(笑)


「はいはい!冒険の旅はおしまいね。デリスさんも出て来て!」

パンパン手を叩くと侍女が出てきた。


「ハイ、跳びますよー」

ダイロン公国に跳んだ。


「そんじゃ!」手を軽快に上げて帰ってきた。



・・・・



ラムール商会長の邸宅に戻ると皆がジト目で見る。


「大丈夫ですよ!あれでまともになりますって(笑)」

「・・・」


「少し褒められたぐらいでは疑って頑張ってしまう法術を掛けておきました(笑)」


「・・・」

「・・・御子様よ、肝が冷えたぜ」


「そんなに高貴な方なんですね」シレッと言う。

「無く子も黙るダイロンだぞ!」

「大丈夫大丈夫!何が来たってそこの姉妹には勝てませんよ」

「国が来てもか?」

「国なら逃げるので大丈夫です」

「・・・」


「冗談です。タクサルさん助けて下さいよ?(笑)」


「そんじゃ、お昼も食べたし帰りますね」

「御子様、感謝いたします」

「タクサルさん、ミスリル剣よろしくねー!」

「おう!」



人として見過ごせないとか助けると碌なことにならん。


余計な事に振り回されるのはゴメンだった。

クソバカ共が!気が向いたらやってやると思った。


覚えていたらやってやる。


帰って来た息子の命を・・・

帰って来た娘の命を・・・

何が大事なんだよバカじゃねぇのか。



哀れに思って助ける俺が一番の大バカだ。



・・・・



バーツ海神商会。奥の貴賓室で宝石に埋もれていた。


武器、防具9.5万セット。銀貨9枚+輸送料17枚


9.5万×銀貨17枚=銀貨161.5万枚分の換金用宝石。


二隻の船の建造費の宝石を渡した。


渡した残りの宝石は使い道がない。というか何処で使うのかも分からない。俺に投資と言ったから俺はレプトさんに投資と言って預けた。と言っておいた。


むしろ二年で無くしたらタクサルさんと一生笑えるネタになるからそれも良いと言った。


いつも冷静、自信満々なレプトさんがプルプル首を振る(笑)


そんな弱気だとラムール会長やバーツ会長みたいになれないでしょ?とトドメを刺しておいた。


売れない貴金属を材料に戻して渡すと、レプトさんも宝石を鑑定して大きなビー玉大の内包物の無いエメラルドとルビー、サファイアなど貴重な品だけ残してくれた。


元々の買い取り不可?値を付けると貴族が怒ると言われる程めんどくさい宝飾品だ。それ位はもらっておいても良いだろ(笑)



・・・・



15時に帰る


二人と着替えて大森林へ行き。シズクを呼んで中断していたオーク3匹の血抜きから始める。


シズクの格好が俺の冒険服と似た感じで女子っぽくアレンジされている。剣は?と思って視たらシズクが解体ナイフを手から出した。服と一緒で実体化してた。腰の剣も鞘も本物にしか見えない。


ギルドで夕食を頼んでおいてと大森林を歩く三人に言って、こないだ穴の開いた冒険服の代わりを頼みにロスレーンのブティックへ行く。この季節なのでもう冬服だ。一緒に靴も4番街で頼んでおく。


ハウスに跳んですぐギルドに走っていく。

ディナープレートの食券を受け取ると同時に呼ばれた。


「アル、本当に忙しいのねぇ。行ってビックリした」

「アルも色々仕事が多いのよ、御子様は大変よ!」

「誘拐とは驚いたわよ、さすが人間ね」

「変な感心の仕方しないでよ(笑)」


「なかなか、あそこまで堂々と悪事は出来ないわよ(笑)」


「だよね!悪事に麻痺してんだよ」

「あいつら道端に並べてから、何故許したの?」


「犬か何か来たら食べられちゃうじゃん(笑)」

「麻痺してるから痛くないよね?」

「痛いとか!・・・確かにそうだね(笑)」


「なんでかって・・・うーん」


「犬に食べられるためにお母さんから生まれた訳じゃないでしょ?悪い奴らでも可哀そうに思ったの」


あ!生まれたで思い出した。聞かなくちゃ。


小さい声で(ちょっと聞いていい?)

皆も顔を寄せる。


「みんなステータスボードどうしてるの?」

「普通よ」

シズクを見るとうなずく。


「シズク皆の見て作ったんだよね?」

「はい、普通に作りました」


普通じゃねーから聞いてんだよ!分かれよ!


「ステータスボード見せてくれる?」

「恥ずかしいわね」お前が恥ずかしいんだよ。


「はい」それでも見せてくれた。


「アルムさんとクルムさんは恥ずかしいですね」

「どこが恥ずかしいんじゃ!」

「言葉!」

「どこが恥ずかしいのよ!」

「ここ!」


882歳。

「エルフの齢は誉れなのよ!」

誉れどころか、ご長寿選手権の妖怪になってるよ。


「アルムさんのここ!」


116歳。

「恥ずかしく無いわよ!」

ピチピチお肌なのに! ってそゆの関係無いから。


「シズクは恥ずかしいじゃない。間違ってるから」


59782歳

「年輪を誇るのは当然です」

年輪1年1.3mm、硬い訳だ。算術Lv4になった。


ドヤ顔しても、は変わらんぞ。



文化と言うか種族・精霊分からん。



「クルムさんは人間で言うと26歳ぐらいかな?」

「アルムさんが24歳ぐらい」

「シズクは僕と一緒で12歳にしてくれる?」


何を愕然がくぜんとしとんじゃ!

まぁいいや、いじる。


「!」

「!」

「!」


「それなら、人の世で恥ずかしくないです」



三人とも勇者の称号を剥奪されたみたいになった。





次回 161話  エルフの神

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