第143話 ごみ屋敷
アルムさんと二人。
聖教国からメルデスに帰ってきた。
ハウスの前に紙が石で留めてあった。
「諦めるのは早い!・・・ミゲル」
笑うわ!諦めてねーよ!取ったから居なくなったんだよ(笑)
日曜はあいつら休みだし、雨で神聖国行くときは声かけてたし、晩には宿舎に帰って寝てるから朝に俺がいなかったらそう思うわな・・・
「アル君、いい友達だね」
「うん、だけど・・・」ハウスを指さした。
「あ!」アルムさんも気が付いた。
ハウスが防衛態勢になっていた。
認証せずにドアを開けようとすると防衛態勢になる。普通のノックで引き戸をスライドしようとも作動しない。力任せに開けようとすると電撃が作動する。電撃食らったあとに防御結界が作動するのだ。魔法も物理もハウスに攻撃できなくなる。
この装置は・・・(笑)
帝国の議会場のミスリルの基台で導師が作った物だ。
忘れた頃に師匠がこれどうする?と出してきたのだ。
視たら、俺が諦めて落ち込んで家から出て来ないと思って無理に開けようとして食らっていた。転げまわっていた。
ミゲル(19歳)・・・大丈夫だったか?大丈夫だよな、手紙書いてるもんな(笑)
もう18時過ぎなのであいつらも帰った筈だ。
「アルムさん、ギルドでご飯にしようか?」
「うん、いいよ。でもククルを村に連れて行きたいの」
「うん?」
「エルフの村に」
視たら
「あ!・・・いいよ、行こう!」
アルムさんのエルフ村に跳んでククルを放した。
「これで大丈夫!」
「終わりなの?」飼わないのね。
「うん、これで皆がククルを守るわ」
「賢獣ってそういう感じなんだ」
「すぐ大きくなって皆を守ってくれるわ」
「すぐ・・・」ふーん、ちょっとわかんない。
(60年程で大人になるですよ)
(俺の人生じゃねーか!(笑))
(アル様は魔力多いのでもっと生きるです)
(ありがとう)
(エルフが大切に想うのをククルが分かるですよ)
(あ!それで守ってくれるようになるのね)
(はい)
(凄く解った!シェルありがとう)
(えへへ)
メルデスに跳んだ。
・・・・
ギルドで食事を取ってたら入って来た。研修生は食券で食べるので待ち伏せしたのよ。ミゲル検索に引っ掛かったの(笑)
大食堂がすごく広いので入り口にお迎えに行く。30Fの知ったドルトと知らない人もいる。
「ミゲルー!」手を振った。
「アルー!お前どうしたんだよ」
武士の情けで大丈夫だった?とは聞けない。
「ミッチスやっつけた!」
「え?」
「恩寵取ったよ!」
「本当かよ!話を聞かせてくれ」
「あっちで食べてるから来る?」
「行く行く、お前らも一緒に来いよ」と仲間を誘う。
ディナープレート持って皆が来た。
食べてるアルムさんを見て驚く。
「エルフの人が一緒なのか?」
「うん、3位のアルムさん。冒険者の先生なの」
「え?3位?」
「よろしくね、アル君の友達なら大歓迎よ」
「「よろしくおねがいしまーす」」
「それで、どうだったんだよ?」
「ミッチスとか考えたらダメ!」
「え?」
「あいつらさぁ、考えただけで察知するかもしんない」
「本当かよ?」
「僕の方法だよ、聞いてね」
皆がコクコクする。
「まずはミッチスを考えない。どうせ襲ってこないしどうでもいいやって諦めたの。好きに遊べって思った。目を瞑って様子だけ伺ってたら少しずつ近付いてきた。そのまま40日ぐらいほかっておいたら、普通にミッチスが通って行くの(笑)」
「でも、目を開けたり攻撃を考えたりすると逃げちゃう」
「だから20日ぐらい好きに遊ばせた。何も考えずに目を瞑って、前で遊んでるミッチスだけの気配を感じてた」
「5日ぐらい経ったら、ミッチスの足音とか何処にいるとか、足を上げたとか下げたとかも気配が感じられるようになってた」
「気が付いたら無意識で片手剣抜刀して斬ってた」
皆が食い入るように俺を見てくれてる。
「だからね、一旦ミッチスを忘れて自分の前に遊ばせた方が早いと思う」
「ありがとう!こんな詳しく聞いたのは初めてだ」
「本当だ!何言ってんのか分かんねぇ話で困ってた」
「恩寵って感じ方だから皆が好き勝手に言うんだよ」
「あ!そういうのあるよね(笑)」
「教官より分かりやすかった。ありがとう」
「あとねぇ、研修所出たらクランとかの話ある?」
「おぅ!あるな。何かあったか?」
「やっぱ考えるよね?」
「そりゃ、宿屋に泊るよりなぁ?」
皆が頷く。
「派手でカッコいいクランに行きたくなるでしょ?」
「おう、そりゃぁなぁ(笑)」皆が頷く。
「派手でカッコいい所は実力も有るけど派手にお金使うからね、下の人間はその分下積みが辛いと思うのよ。朝酔っ払いを起こしたりさぁ、二日酔いで機嫌悪くて怒鳴ったり」
「派手じゃ無いけど実力あって、色々教えてくれるクランやPTなら自分の実力も上がると思うのよ。一部じゃ無くて全体の稼ぎで考えるクランね」
皆が頷く。
「30Fで愚痴言った仲間に苦労して欲しくないし」
「アルー!ちびっこが心配しやがって(笑)」
「俺は分ったぜ、絶対そっちの方が自分の為になる」
「そういうクランの方が上を尊敬できるしな」
「ドルト!そうそう!見た目に騙されてダメよ」
「確実に稼ぐのが冒険者だからね、派手違う(笑)」
「わはは、そうだな」
「クランの下の人達の笑い顔で決めたら良いと思うよ」
「そりゃ確実だな(笑)」
「多分年も似てるしお酒飲んだら愚痴も聞けると思うよ」
「あはは、口も軽くなるしなぁ」
「若いと苦労するしねぇ(笑)」
「お前が一番若いんだよ!(笑)」
「恩寵取るまで時間あるから考えるといいよ(笑)」
「てめぇ!(笑)」
・・・・
「アル君おもしろーい(笑)」
「え?」
「子供の時と大人の時と御子様の時があるー」
「あはは!」
「ククルってさぁ・・・」
「なに?」
「可愛いからアルムさんが家で飼うと思ってた」
「家では飛べないじゃない」
「村で放して良かったの?」
「うん、いいわよ」
「ククルと会えないじゃん」
「名前を付けたから大丈夫よ」
「大丈夫なの?(笑)」
「捕まえに来ても大丈夫と思う(笑)」
「そういう大丈夫とは思わなかった(笑)」
話が微妙に噛みあわない。
「もしかして捕まえるのは人間だよね」
「そうよ(笑)」
「ほんと人間最悪!(笑)」
「良い人だって居るから大丈夫よ」
「うーん」
「エルフにもドワーフにも獣人にも悪いのはいるわよ」
「人間だけじゃ無くて良かった!」
「そうよ、ハイエルフは全部悪いけどね」
「え!ハイエルフ?」
「高慢ちきでエルフを馬鹿にする嫌な奴らよ」
「・・・」
「世界樹を独占して商売する汚い奴らよ」
「・・・」
「古の系譜とか言って、大森林に引き籠るのよ」
「エルフも引き籠るんじゃ?」
「一緒にしないでよ!頭がハイな逝ってるエルフよ」
「・・・」
「他種族をゴミの様に見るから近付いちゃダメよ!」
「・・・」
「アホは西から来るの格言はハイラン・・・」
アルムさんの罵詈雑言は終わらなかった。
俺のファンタジー感が吹っ飛んだ。
・・・・
家の近くで騒ぎ声が聞こえた。
視たらゴロツキが貧民家族を追い出してた。
シマの仕事を断った家族だった。
「・・・」立ち止まった俺にアルムさんも気が付く。
「あの人達?」
「うん」
「助けるの?」
「視てるの」
今助けても地廻りに一回睨まれたら終わりだな。
「アルムさん、行こうか?」
「行くの?」
「行くよ(笑)」
「おじちゃん?なにやってんの?」
「こいつらが勝手に住んでるから追い出したんだ、坊主はあっち行ってろ」
「これおじちゃんの家じゃ無いよね?」
「おじちゃんの家なんだよ」シマだろうが(笑)
「守備隊の人に聞いていい?」
「坊主!いい加減にしろ」
「お前こそ嘘はいい加減にしろ」
指輪を見せる。
「ボスの所へ連れて行け。伯爵家が裁いてやる」
「・・・」真っ青だ。
「死ぬ気あるか?」
首を振る。
「なら帰れ、こんな夜に追い出したら裁きに行くぞ」
親子を隷属した。家を持った。手を繋がせた。
ゾスト郡の金鉱の外街に連れてきた。
今一番人手が欲しくて活気のある町だ。
広がる街並みの外れに家を置く。
隣りの家に声を掛ける。
「今度来た家族なんだけど、まだ仕事が無いの、助けてあげてくれる?」
「わかりました、この4人ですね」
「うん」
家族にクリーンを掛けて言う。
「今日から神聖国イーゼニウムのゾスト郡住民だ。
ここで自由に生きろ。
・家内仲良く、親と子を大切にしなさい。
・獣人・人・エルフ・ドワーフには親切、仕事に熱心でありなさい。
・獣人・人・エルフ・ドワーフを恨まず
・腹を立てずに悪口言わず正直に生きなさい。
・笑顔の絶えない楽しい人生を歩みなさい。
ここがお前たちの街だ、頑張れよ」
アルムさんと手を繋いで跳んだ。
「御子様ってああいうの?」
「そうそう」そうか、初めて見るんだ。
「ふーん」
何にツッコミが入るか興味津々だったが何も無かった。
取り合えず俺は神聖国ではあんな感じになってる。
布教すると主人になっちゃうから、布教した地域なら何処に行っても顔パスだ。
・・・・・
メルデスに帰って思い出した。
ずっとダンジョンに籠ってたから普段出来ない事がしたかったのだ。一か月は休むつもりだ。丁度授与式まで三十五日だな。
実はダンジョンを見るのも嫌になっていた。
見境ないほど暴れてホッとしたら休息が欲しかった。
「アルムさん、僕のカバンちょうだい」
「うん、はい、ありがとうね」
「自分の持ち物はこっちに入ってないね?」
「うん、入れ替えたから大丈夫だよ」
「お気に入りの巾着が魔法袋の気分はどう?
「最高!大切にする!」
「よかった!アルムさんに教えてもらってばかりだからアルムさんの喜ぶ物を渡したかったの。喜んでもらえて本当に良かった。僕が作ったんじゃないけど(笑)」
「うん!ありがとう。こんなの持ってる人いないよ!」
「うん、よかった」
「僕も中身入れ替えて整理しよっと」
導師からもらったマジックバッグが一番大きい6㎥なので盗賊から鹵獲した野営用の魔法ランプや
今日新たにゲットした指輪系や杖などの小さな使える物はショルダーバッグの2㎥に入れて行く。
盗賊から奪った武具多数、大物の馬具や荷馬車に乗った盗品の山はインベントリ。荷馬車が17台も入っている。解放した獣人達に渡した残りの武具もガラクタすぎて笑う。
一番多いのは布教で鹵獲した罪人の財産だ。鉱山に行った人の生活の全てが詰まってる。ゴミの山だ。
売ってしまおう。冒険者の聖地なんだから需要はある筈だ。
・・・・
翌日、武器屋に行った。
紙級7位、鉄級6位、魔鉄級5位の冒険者にはピッタリの中古と喜んで買って貰えた。ざっと出した剣だけで金貨6枚(300万円)になった。初めて売ったら商人Lv2、交渉Lv1が付いた。
あるなら買うと言うので倉庫を希望して倉庫にダバダバ出して見てもらった。色々回らなくて良くなった。
剣や槍が120人分、防具が220部位、いらない天幕(テント)鍋、釜、盗賊の鹵獲品の布やら荷馬車やら、交易品をドンドン出したら武器屋も色んな商会を呼んできた。
それぞれの商品を専門に分けて行って、余った品を取り扱う商会を呼んでくれた。
使用人を呼んで来て、品ごとに分けてくれている。
見てるだけで心が休まる風景だ。
倉庫に喜色満面な商人たちが増えてきた。
「整理出来ましたか?」
「はい、分担は出来ました」
そんじゃ取引しましょうか?
私はこういう者です。
ロスレーン家の指輪を集まった商人に見せた。
領の鹵獲品なのですが武器防具が多く、この領が一番需要があると持って参りました。よろしくお願いいたします。
「ここから、ここまで金貨10枚で(500万円)」
「はい分かりました」
「ここから、ここまで小金貨3枚で(60万円)」
「はい、分かりました」
「ここからここまで・・・
「はい・・・
取引が終わって、倉庫が綺麗になりましたら、空いた場所で第二陣も有りますのでみなさん見て行ってください。
第一陣は白金貨約1枚(2000万円)になった。
マジックバッグから出てきた帝国の将軍の骨董。ミスリル剣と家紋入りミスリルナイフのセットが高く売れた。15の商会が少しずつ買ってくれて、小さいお金ばっか集まって嬉しかった。
第二陣はインベントリから荷馬車ごと鹵獲した物や車軸や車輪や隣国の金貨や宝石、ブローチ、ネックレス、指輪。王族の着物、酒樽やミスリル剣も何もかも出した。
冒険者PTで使えそうな物だけは取っておく。
普通の平民PTに入った時、焚火だの明りだの全部俺の魔法じゃ目立ち過ぎるから敷物やランプや着火の魔道具とかドンゴロスは取っておくの。
盗賊から奪ったゴミたちは無くなった!
商人Lv3、交渉Lv3になった。これって多分取引額だよ。初めて売って1日でLv3は凄すぎる。使いもしない物はゴミなのだ。ゴミよさらば!
意外な事に他国の金貨や宝石、貴金属は売れなかった。ミスリル剣は高くて手が出ない。やっぱ平民が買える鉄や魔鉄の武器が良く売れた、荷車とかも完売した。
贅沢品のミスリル剣や絹の衣類、宝石や貴金属は王都の商会じゃ無いと取り扱わないんじゃ?と教えて貰った。辺境伯領の販売が主な商会では販路が無いそうなのだ。
他国の金貨は他国を知る両替商で換金してくれると聞いた。遠ければ遠いほど手数料が高いのでお勧めしないって。
でも金貨と宝石と貴金属。王族衣類とミスリル武器だけになってスッキリ。ゴミが増える事考えたら盗賊探したくない。メッチャ嬉しい!俺は解放された!わーい。
・・・・
翌日。
インベントリに溜まった預かってる神聖国の財産を売って良いか聞きに行った。
最初こそ布教した傭兵団や冒険者の財産ですと言えば受け取って貰えたのだが、半年もした頃から露骨に嫌な顔をされる。
俺を見るとギクっとする担当司祭に言った。
「いい加減ガラクタばかりで処分したいです!」
「売っていいです!売って下さい!」
「あーよかった!これで楽になる」わーい。
「うちのも一緒にお願いします!」
「?」うちの?
大喜びのスキップで財務部の司祭に案内された。
何スキップしとんねん。
一緒にお願いしますとか?
整理するだけで途方に暮れる量だそうだ。分かるわ(笑)
それを見た。
「この倉庫ごと、全部お願いいたします」
愕然とした。
貴族の屋敷を売却した時に出た私物を納めた庁舎。
1年ぶりに見た。
顎が外れた。
「御子様。こちらをお願いします」
「・・・」
俺が無言なので心配しだしている。
「・・・」
「美観を損なうので建物ごとお願い・・・」
俺の顔が大魔神なのを見て声が止まる。
「・・・」
「・・・」
「・・・」
#「なんですか?コレ?」
「いらない貴族の私物です」
#「分かってるよ!なにこれ!」
「御子様のお怒りはごもっともですが・・・」
#「ごもっともじゃねーよ!何やってたんだー!」
「神聖国の決まりごとが忙しく」
#「じゃねーだろうが!大司教呼んでこんかー!」
「いや、それも・・・」
#「クソバカを呼んでこーい!」
「わかりましたー!」脱兎のごとく逃げて行く。
大司教が震えながら・・・財務部も勢揃いした。
#「これは何だ?」大魔神が威圧MAX。
「・・・」
#「何だって聞いてんだー!」
御子がブチキレ。
「売れないのです・・・」
大司教が蚊の鳴くような声。
#「売る売れない以前でしょうが!なんだこれは!」
「・・・」みんなが下を向く。
#「武装解除した武具を嫌がるのはこれか!」
「・・・」
「・・・御子様・・・」なんか皆が涙ぐんでいる。視たら・・・えー!俺が理不尽なの?
#「でもさ!パンクしそうって言ってたよね?」
「・・・」
#「パンクしそうだから勘弁してって言ったよね?」
「・・・」
#「怒らないからさ。その辺どうなの?大司教?」
「・・・」
#「これさ。パンクしそうじゃないよね?」
「・・・」
#「言えーーーー!」怒ってしまう。
「不正な蓄財と持って来るのです」
「は?」
「神との誓約で不正だと持って来るのです」
「え?民が?」
「貴族が不正だと持ち込むと、貴族の棒給を貰った武官や文官も不正だと華美な貴重品が集まるのです」
「・・・」この国は男爵様しかいない。
「もう場所がないのです!御子様お許しください」
大司教が大泣きしてしまった。
「・・・」
・・・・
俺が聞いていて涙目になってきた。
「怒ってすみません・・・私が悪かったです」
「御子様・・・」
大司教が泣いて御子に縋る。大司教を撫でて慰める。
「それで、こんな状態に・・・」唖然とする。
「顔を上げて下さい大司教。問題があれば言って下されば良かったのです、神との制約で民が自分から悔い改めたなら浄財が集まったのです。泣いてはいけません。御子が責任を持って問題を無くします」
「御子様ー!」
財務部の皆がにじり寄って平伏す。
縋りついて泣けばいいと思いやがって・・・
怒った元を言って無かった。
まぁゴミだ(笑)
そんじょそこらのゴミとは違う!
まぁ、大司教が泣くんだから普通じゃない。
4Fの庁舎が窓まで溢れるごみ屋敷。
美観どころか、4Fあるデカイ執政官宿舎の窓からも零れるガラクタの山。雨ざらしだよ。窓も入り口も塞がってどうすんのよこれ。
学校の校舎の中に隙間なくゴミを詰め込んだと思ってくれ。
俺が持って来る鹵獲品なんて絶対入らんわ。
嫌な顔する訳だ。
俺の前に平伏すこいつら・・・
・御子様が言えば大丈夫だ!
・ゴミ問題に決着が!御子様なら必ずや・・・
・泣き真似して全部やってもらお・・・
・御子様なら神さまパワーで綺麗に!
・やっと神聖国の美観が損なわれず・・・
・あんなゴミ屋敷どうするんだろ?
・至らぬせいで御子様がゴミ屋に・・・
視えてんだけど。
アル蔵心の俳句。
「御子様!」と泣いて
次回 144話 武器商人
----------------
この物語を読みに来てくれてありがとうございます。
読者様にお願い致します。
応援ポチ。☆も頂けたら嬉しいです。
ポチをしてくれる事。それはとても励みになるのです。
一期一会に感謝をこめて。よろしくお願い致します。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます