第140話  ミッチスの平和



横堀の魔穴。


28Fフォレストサハギン+2:刺突斬撃耐性 鱗

29Fデススコーピオン:尻の毒針が致死性

30Fミッチス:60cm程の毛玉。敵に気が付くと逃げる。



28F。


6~8匹のフォレストサハギンが繰り出す槍を軽快に捌いて倒していく。軽快に捌いてもこいつら全員槍だから面倒臭いのは変わらない。時間は掛かったが階段見えたら心も晴れる。


ウキウキと29Fへ降りて認証する。



29F。


デススコーピオンが岩陰や天井から音もなく降って来る。2m程の体に鋏で攻撃を仕掛けて隙を突いて尻尾の毒針(致死性)でこちらを伺う。刺されても聖魔法のディバイン状態回復魔法があるから大丈夫。


ドロップは毒針。結構な値で買ってくれるがドロップは渋い。盾でバッシュもしたいが今日は早く30Fに行きたい。


サソリって必死で可愛い。俺の盾を鋏で挟んだら!ってお尻をクイッと上げて針を盾に刺す。刺さらないからカンカン連打で必死(笑) 


俺に斬られて尻尾が飛んでく。尻尾無いと蟹ポイ何かだ。


鋏の手が2本、足が8本ね、尻尾一本、眼も8個あるから蜘蛛の仲間かも知んない。と思ったら視えちゃって正解だった。


可愛い必死な奴を倒して30Fへの階段を目指す。


階段で認証受けたらアルムさんが言う。


「アル君、ここはミッチスより先にボス部屋よ」

「はーい」とアルムさんに続いて走る。



30F。


ミッチス:灰色から黒の毛玉。60cmのバランスボール版でネズミの様に手足がある。恩寵が付く。


ミッチスいるけど逃げて行く。姿をチラッと見せるだけ。逃げるのメッチャ早い!


ボス部屋でデススコーピオン6体と上位個体赤。

さっさと倒して祭壇前の青球に触れる。


1Fの送迎門に転移するが、そのまま赤玉に触れて29Fを念じると29Fの青台(30Fスタート場所)に出る。ヨシ!準備完了。


「アル君が自由にミッチス狩ってみて」

「はい!行きます」


すぐ逃げちゃう灰色から黒の毛玉。

普通に歩いて探すと廊下に一匹もいない。


「これって数はいるんです?」

「いる筈よ、隠れたり逃げちゃうから見えないだけよ」


「ふーん」


曲がり角に近付くだけで、カサカサ逃げて行く音がする(笑)


曲がっても一匹もいない・・・


もっと静かに歩いて角まで来る。

顔を出して覗くと30mぐらい向こうに毛玉がいる。

そーっと近付くと、そーっとのですぐ逃げられる。


色々やっても、何しても逃げられる。


どないせぇちゅーんじゃい!


根本的に近付き方が違ってるのかも?


「そんな焦らなくてもいいわよ」

「え?」

「30Fってミッチスしかいないからね?」

「はい、それは調べました」

「襲われないからね。アルムは罠見て来るね」

「あ!はーい。すみません」


息を殺して通路の角にジリジリ近寄って行く・・・そして覗く。チロッ!とつぶらな瞳で見られる。逃げて行く。


行かないでー!


なにこれ!ホント笑えるわ。間抜けすぎ(笑)



・・・・



3日目。


3日間で30時間やってもダメだった。

(視線、魔力、呼気、空気の揺らぎなんだよね?)

(ですよ)

(わかった、がんばってみる)

(アル様ならできます)

(ありがとう)


ジリジリジ・・・・


チュ! ーーーーー ミッチスダッシュ!


逃げないでーーーー!



・・・・


7日目。


4時間岩陰に隠れて精神統一して静止。

ミッチスが20mまで来るけど、気付いて逃げて行く。アルムさんが何階に罠あったと一日に2~3回教えてくれるので一緒に勉強に行く。気が紛れてありがたい。


他の人が諦めるのが分かる。

ミッチスが近付くと心臓が口から出る、逃げると折れる。



・・・・



9日目。


斥候ジョブのギルド講習でミッチスに一撃入れようと3人の魔鉄級5位の研修生のお兄ちゃんが来た。

教官がミッチスの習性や気配遮断、気配察知の考え方を教えている。教官の恩寵取った方法を視た。


ひたすら忍耐で、ミッチスの気配を感じていた。


やっぱこの方法で合ってるよなぁ。

見るだけで気配を察知されるという・・・(笑)


つむった眼で視ちゃダメだよなぁ。

他の人は視るなんて出来ないもんなぁ。



・・・・



12日目。


もうあきらめた。ハウスに帰るのあきらめた。


生活の一切を持ち込み30F通路で生活する。誰も通らないのでここが家だ。本気でのめり込まないとコレは無理。


ギルドの研修の人とも仲良くなった。

4人でのが心地よい。

野球部の部室みたいだ。下積みだ!(笑)



・・・・



15日目。アルムさんが見に来た。


「アル君、進んでる?(笑)」

「あっちに一人いました?」

「いたよ」


もう来る時間と思ってた。お茶入れてやろう。


「ありがとう」

「進んでるね」

「もうね・・・辛いの過ぎました」

「あはは」

「何しても逃げてくからもういいの。気にしない」

「だけどさ・・・」


アルムさんが今日雨だから神聖国だよと言いに来た。

導師がハウスで待ってるらしい。


ちゃんと光曜日の布教に行ってるからいいだろ!

大森林じゃ無い。雨関係ない!

ここはダンジョンだぞ!


orz



・・・・



21日目。


ミッチスがすぐそこまで来てる。

チ!チチュ!と小さく鳴く。

俺に目を開けろと囁く。ここにいるよと囁く。


かなり近く、5mまで来るようになってきた。



目を開けたまたたきの音?


チュ! ーーーーーーミッチスダッシュ!  


逃げないでーーーー! もうイヤ!



もう・・・


毎回見て失敗してるから手で触れると思うまで放置。


マジで麻痺入れて一発殴りたい。

たぶんそんなじゃ駄目だと思うけど(笑)


目を開けただけで逃げてくのに、剣抜いて襲うなんて無理。諦めて目を瞑って気にせず1m以下に寄るまで放置。



・・・・



アルムさんが見に来るとそういう事だ。

外のお天気が聞けて嬉しいな。



・・・・



28日目。


一日二、三回罠を教えに来てくれてたアルムさん。罠の実習は今日終わった、罠察知と罠解除が付いた。


罠の恩寵取れてどういう物か分かった。罠の種類を実際に見て覚える事で、罠がどの様にあるのか注意力を増して行くのだ。恩寵付くと罠があるべき所を自然に見る。見たら!な感じ。


罠解除はそのまま発見した罠を解除出来ますという認定証みたいな恩寵だ。



・・・・



30日目。


もうね、ミッチス?あれいいわ。

あんなもんにね、心を囚われたら人生損するのよ。


ミッチスが近付いてるときに仲良くなった研修生が「アルー!お茶飲むー?」と叫ばれても!と返せるわ。


逃げるなら逃げたらいいのよ。

近付きたい奴だけ近付けばいいのよ。


俺たちの座ってる場所は30Fの通路で言う奥の端っこ。ミッチスなんて誰も狩らないし。気配遮断を望む人しか来ない場所だ。誰も彼もが送迎門から30Fのボス部屋に直行するから通り道でもない。


座った所で皆が生活している。俺はその場で煮炊きして飯も作っているしお茶も沸かす。寒いから下に盗賊の敷物を3重に敷いて上から毛布(綿の入った薄い布団)被って座っている。


それぞれが暇なのでお茶を煎れると呼んでくれる(笑)


実習生はギルドの食堂で食券出して弁当もらって来てる。朝来て夕方帰っていく。


罠の恩寵を取得して、気が紛れず打ち震える俺。

叫んでミッチス追い回したくなる俺。


研修生ミゲル(19)、ドルト(20)、コントス(20)が朝来た時、俺が暴れる時間を取ってくれる。

(銅級4位を受けるポイントを稼ぎ終わった)ギルドが認めるエリートだから実力はあるのよ。


コントス>ミゲル>ドルト マジ一線級の魔鉄5位だ。そのまま昇位試験受けたら受かるぞこいつら。


夕方帰る時にも暴れさせてくれる。


わざわざ模擬剣持って30F来てくれる。

すごくいい奴らだ。


弟扱いが酷いけど。

お兄ちゃんと呼んでないんだけどな?



・・・・



いつからか曜日の感覚が無くなっていた。

アルムさん来たから雨かと思ったら日曜日光曜日だった(笑)



・・・・



40日目。


俺の前をミッチスが普通に通り過ぎて行く。

俺は境地に達したぞ!

目を開けてミッチスたちが安心して通るのを邪魔したくない。チチュ?と言いながら通って行く平和を崩したくない。



・・・攻撃を三、四回試してもあたんない。


モーションのモで逃げる(笑)


ミッチスが平和ならいいさ。



・・・・



48日目。


目をつむってミッチスたちが通って行くのを感じていた。


まだ何か足りないのだ。攻撃動作で逃げられる。ミッチスの鳴き声に耳を澄ませていた。深く聞き入っていたらミッチスの歩く歩幅や足音まで分るようになっていた。



・・・・



52日目午前2時頃。


寝てたらチュ!と鳴き声。ミッチスの気配で起きた。


鳴いたなぁ。今足上げた、降ろした、目の前通る。


自然に目を瞑ったまま片手剣で斬っていた。

ミッチスは何が起きたか分からなかった。


その瞬間に恩寵が付いた。


俺自身も何が起きたか分からなかった。



特段に気を入れてなかった。

目の前に来たから普通に斬った。

胡坐のまま腰の片手剣を抜いて斬ったのだ。


30秒程してミッチスが消えるのを呆然と見ていた。


気配察知Lv1と気配遮断Lv1が付いていた。


そしてジョブ:斥候を手に入れた。



・・・・



夜中の二時に目が覚めてしまった。

5時間寝てたな・・・

すでに罠感知と罠解除はこもって30日ほどで付いていた。


心の中で嬉しさと怒りがぐちゃぐちゃになっていた。

嬉しくて報告したいのに苦楽を共にした仲間もこの時間にいない。そんなもどかしさも怒りに乗った。


そのまま階段上がって暴れ回った。

29Fのデススコーピオンを狩りまくった。サソリ野郎を魔法で粉々に吹っ飛ばした。今まで溜まったストレスを全解放した。


29Fに敵が居なくなった。


28Fに上がってサハギンPTを盾で殴って殴って殴りまくった。


朝と気が付くまで半魚野郎にをカマし、呆然と立ち尽くすクソ魚をボコボコに殴ってハウスに帰った。余りにも半狂乱で殴り過ぎて盾がLv2になったのに気が付かなかった。


良く見ると盾がひん曲がっていた・・・。



・・・・



アルベルト・ロスレーン 12歳 男

ロスレーン伯爵家 三男  健康

職業 斥候(+10:幸運+1)  

体力:74 魔力:ー 力:51 器用:368(378) 生命:55 敏捷:52(62) 知力:684(694) 精神:702 魅力:84 幸運:87 (88)


スキル 自力で取った恩寵 

身体強化Lv3 格闘術Lv2 剣術Lv2 短剣術Lv2 槍術Lv2 盾術Lv2 二刀術Lv1 馬術Lv2 投擲Lv3 算術Lv3 虚言Lv2 威圧Lv2 魔力眼Lv2 魔術紋Lv1 火魔法Lv2 光魔法Lv1 水魔法Lv2 無魔法Lv2 時間魔法Lv2 土魔法Lv2 風魔法Lv1 雷魔法Lv1 氷魔法Lv1 聖魔法Lv2 闇魔法Lv2 精霊魔法Lv3 魔法防御Lv1 物理防御Lv1 多重視点Lv6 空間魔法Lv1 並列思考Lv1 危機感知Lv1 真実の眼Lv10 真実の声Lv7 真実の魂Lv6 罠感知Lv1 罠解除Lv1 気配遮断Lv1 気配察知Lv1 



アルムさんに報告しようと思ったら、ハウスに導師がいた。

(導師は5月末からお爺様の伯爵家移行を手伝って布教の時以外はお屋敷の部屋で研究してる)


お爺様が5月末に王都から帰って来て馬車やら貴族服(襟や袖に使う色が決まっている)やら全部伯爵級に変えて行く中、俺の指輪を伯爵家に変えて作り、導師が預かって来てくれた。



ミッチス合宿で9月9日なんだよ。夏が終わったよ!



俺の姿を見てアルムさんが驚く。


「ミッチス倒したの?」

「うん」


「えー?まだ2か月ぐらいでしょ?」


「30Fで52・・・じゃなくって7月3日からだと9月9日で65日目?もう分かんない!頭働かない。2か月だね。布教とか盗賊とか色々あったし(笑)」

「ギルドの研修生って1年掛けて取るのに」


視たら早くて6か月。平均9か月、長くて12か月だった。


「こやつはそういう奴じゃ(笑)」

「あ!泊りだから3倍早かったかも?」


3倍なら約6か月だから早い方だな。

(お前、8時間グッスリ寝てるから4.5倍だ)


「ミッチスと暮らす人いないわよ(笑)」

「雨と日曜日に呼ばねば来んからの(笑)」

「ホントにキツかったです・・・」


「そりゃそうよ、普通は外に出て来るもの(笑)」

「出てましたよ神聖国に。呼びに来るから!」

「呼ばないと出て来ないじゃないの!(笑)」


「まぁ・・・そうですね・・・」


「疲れておるの?今日はこのまま休むか?」

「あ!聞きたいことがあるんです」


斥候が付いたことを言った。


「ギルドで申請したでしょー?(笑)」


アルムさんが教えてくれた。

斥候は気配察知、気配遮断、投擲or弓術、罠解除、罠発見の五つの恩寵を持つとジョブ恩寵となりその五つ(六つ)の能力を伸ばすという。


俺は偶々たまたま投擲持っててギリギリ取れた。普通は弓術が役に立つので皆弓術を修めるらしい。


斥候は取得の難易度が高い。普通は一つの恩寵を取るのにギルドの実習で1年掛けて取る。アルのように銀級3位のアルムが毎日付いて罠を探して解説し、理解して行くなどあり得ないのだ。


導師はジョブについて凄く詳しかった。


・ジョブは基礎数値を伸ばす恩寵と考えられてる。

・ジョブはその職に対応する恩寵効果がアップする。


お爺様の職業が騎士ナイトになっていたのは、王様に叙爵されたから?と聞くと騎士は、馬術、盾術、身体強化、格闘術、剣術、槍術の6つを持って叙爵され貴族簿(序列給料表)に魔術刻印を受けジョブ恩寵となる事を知った。


魔法士は魔術士ギルド(魔法薬、スクロール、証文、魔道具の販売を行う魔術士や魔法士の組合)か冒険者ギルドで刻印を得る。魔術士は魔術紋で魔法陣を作成して刻印を得た時に魔術士になるという。要するに恩寵持って刻印を得る。


治癒術士ギルドか冒険者ギルドで回復魔法3種のどれかで刻印を得れば回復士。薬草術と錬金術で各種解毒薬、回復ポーション、魔法ポーションでギルド証に刻印を受けて治癒士。聖教国は聖魔法のヒール(回復)、ピューリファイ(浄化)とディバイン(状態異常回復)で教会で治癒士証に刻印を得たら治癒士のジョブが取れる。



ジョブを色々聞いた。

回復士<治癒士・魔法士<魔術士<魔導士<魔導師国に叙爵<弟子を持つ・戦士<騎士<聖騎士(騎士+聖魔法プロテク以上)



聖騎士のジョブスキルは騎士のジョブ6恩寵に聖魔法(プロテク以上の聖魔法)を含めたものがその7つの恩寵の能力を伸ばすという(馬術、盾術、身体強化、格闘術、剣術、槍術、聖魔法)


聖騎士は身体数値を騎士以上に伸ばすと言う。wktk。


導師に詳しく聞いたら教皇に聖騎士叙爵してもらえという。


10月中旬に式典があり、導師と師匠と俺が教皇に褒章されると導師に聞いた。


教皇(国主)7大司教(侯爵)大司教(伯爵)司教(子爵)上級司祭(男爵)司祭・シスター(準男爵)


聖教国:一位円環聖騎士勲章:無役で大司教の恩給が出る。(大司教が職を辞した時に出る年金) 


名誉大司教(名誉伯爵)みたいなのくれると言うのだ。帝国を無傷で第二聖教国(神聖国)とした褒章らしい。三人とも神の加護を持つ使徒なので聖教国にはウケが非常に良い。



ただで能力上がるのだ!そんなお得な話はない。導師が帰る時にロスレーンに連れてってと揺すりまくった(笑)


お爺様に叙爵してもらう!とだだをこねた。

アルムさんと俺と導師でロスレーンに跳んだ。


お爺様に直談判しにいく。


「斥候が~かくかくしかじか~騎士のジョブが」

「ふむ、持っておるならいいじゃろ」


わーい!従士やらなくても騎士になれるー。

(貴族の子は貴族院任官時に叙爵する。従士やらない。がお前は行って無いからその通りだ、従士免除だ喜ぶがいい)


1時間ぐらいして文官と武官の執政官が来てくれた。


「剣を捧げよ」

「はい!」どうやるか視た。


「アルベルト・ロスレーンをロスレーン子爵領、騎士爵10位に叙爵する。無役の準男爵として騎士道に尽くせ」


その言葉が終わるとロスレーンの武官貴族簿に名前を書き入れ魔術刻印を入れてくれた。視たらマジ末席だった(笑)


やった!ついた!わーい。


「騎士が付いたか?」

「はい!ありがとうございます」


騎士は基礎体力アップで戦士が+5だったのが+10になった。恩寵効果アップも戦士より項目が増えて効果あがったかも?


職業 騎士(+10)  

体力:74(84) 魔力:ー 力:51(61) 器用:368 生命:55(65) 敏捷:52(62) 知力:684 精神:702 魅力:84 幸運:87


「12歳での叙爵は我が領で初めてですな」

「誠におめでとうございます」


執政官が拍手してくれる。


「貴族院には知らせるな」

「「は!」」

「あ!病気の事忘れてました」

「これ!黙っておれ(笑)」


「盗賊のお噂はかねがね聞いておりますれば」

「領内の盗賊被害は2年前の1/30になっております」

「おぉ、最近聞かぬがそうなっておるか」


「リード様とベント様、アル様が退治したとお噂が」

「盗賊にはロスレーンに行くと終わりとの噂も」


「誇らしいのう」


「今日時間あるので行って来ましょうか?」

「調子に乗るでない!(笑)」


「今週末の16日に棒給が出ますな」

「アル、たった1週足らずで領の棒給取りおったな(笑)」


「!」


「アル様、叙爵は1日が普通なので1週早いだけですよ」


「バラしおって!(笑)」

「10位は小金貨1枚と大銀貨1枚(30万円)出ますぞ」


「ありがとうございます!」わーい!





次回 141話  聖騎士叙爵

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