第21話


こんにちは!背中の翼が消えるなら、無駄に変装とかしなくてよくない?とか思うルートリアだよ!




祝福が終わって、動かない皆を放置して寝ました!寝る子は育つ!




「というわけで、三ヶ月後の儀式に向けて準備するよ」




「何が、というわけで、なのかはわかりませんが、畏まりました」



もう通常執事です。カテキョとメイドお嬢さんはまだ怪しい。



知らないけどね!



「そんでさぁ?僕の両親は僕の髪色とか覚えてると思う?」



「まったく覚えてないと思います」



だよね?



なんだかカテキョとメイドお嬢さんが気まずそうな顔してるけど、僕的にはラッキーだと思ってる。



「家系図見たけど、先祖に黒髪が何人か居たし、隔世遺伝ってことで良いよね?」



「大丈夫です」



よしよし、じゃああとは髪を切ってもらって、服のための採寸しよ!



風の精霊にイメージを送ると、一瞬で髪型がナチュラルショートヘアになる。




切った髪が何故か硬質化して、鑑定したらオリハルコンとか表示されてたけど、知らないよ?精霊が集めてインゴットにして倉庫に持って行ったとか、知らないよ?



うん、あれでルートリアの神剣を作るんだよ!と精霊がはしゃいでますが、将来の話ね!将来ね!



見た目でわからないところで種族がヤバすぎて僕は泣きたい!僕は鉱山じゃ無いんだ!




よし、僕は見なかった。うん。短い髪のルートリアもカッコかわいいね!

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