第1話
「よし…っと」
家に着き家事などが終わり夜の9時頃ゲームについて聞いていた事を思い出しながら確認などをする
このゲーム【Fantastic experience「幻想のような体験を」】は所謂スキル制のVRMMOだ
レベルが上がると一律に能力を振ったり上がったりするレベル制MMOに比べ個性が出しやすいのが一つの魅力になっているらしい。
あとはこのゲームのNPCの精巧さである、って隼と凛が言ってたな
これに関してはやってみないと分からないからなんとも言えないがな。
まぁ今はそんな事より周りの確認だ…
ソフトも交換してきて、ゲーム機の準備も大丈夫、水分補給も尿意も大丈夫、後は…大丈夫っぽいなー、よしやってみよう!
「ログイン」
意識が途切れ、気が付くと空の上(?)にいた。
奥まで見ても壁などないように見える、これがこの世界なのか…
《これよりキャラクターエディットに入ります》
いきなり声がした、声がした方向はどこか探すが誰もいない…システムメッセージってやつかな
まぁ名前はいつも通りツムグ…っと
ってあれ…ちょい待ってこのゲームってアバター変えられない!?変えれるのは…名前だけ!?
自由にキャラメイク出来ると聞いたんだが…
「システムメッセージさん?これどうなってるんですか…?」
呼び掛けてみても返事はない…やっぱりバグってやつかな?
それとも正式版に当たっての仕様変更、?いやさすがにそれは公式サイトに書くはずだし、
《キャラクターエディットが完了しました》
え?え?僕まだ何にもしてないが?名前書く以外何も……
おーい!システムさんーー!スキルは!僕の理想は!
《初期アイテムを配布します》
いやそれどころじゃないよ!?気になって初期アイテムなんか今気にしてられないよ!
そう思っていると強制的にメニューを開かれ、装備を着せられた…
あれ、今見てみると僕の身体なんかちっちゃくなってない??大丈夫なの?
《初期設定完了、これより幻想世界○○○○○○へ転送します》
意識が…保てなくなっていく、バグなら絶対…運営n…
そうして意識が途切れた
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