第348話 スパダリみを感じる

 エルフリーナの唾液は闇ドラッグ『エチエチ』の原材料。故にエルフリーナとディープキスをしたゼロは完全なるトリップ状態に突入していた!


「はあ、はあ!」


『じゃあゼロさん、乳首、舐めてあげる♡』


 エルフリーナの顔が、ゼロの胸元に吐息と共に近づく。



 ペロッ! ペロッ! チュウッ!



「ぐわああああッ!!」

(脳みそが吹っ飛びそうだぁっ!!)


『にゃはは♡ めっちゃ感じてるぅ!』


「がはっ! くそっ! こ、これじゃ、な、なにも、できずにっ!」


『どう? エチエチの効果は? 先にイッた方が負けだからね♡』


 チュパッ! チュウゥゥゥッ!


「うおわぁっ♡ ぐっあああッ! き、気持ち良すぎるッ! おあっ♡」

(だ、ダメだダメだッ! ハ、ハイドライドのちんこを想像するんだッ! 正気を保たなくてはッ!!)


 恐るべきエチエチの快楽倍増効果。


 それはモテ男だったゼロにエッチの最中にちんこを思い浮かべさせるという屈辱を味わわせていた。


「うおおおッ!!」


 ゼロは乳首攻めの快楽を振り解き、攻めに転じた! エルフリーナの太ももに手をかけ、広げるッ!


 グイッ! ガバッ!


『わっ! きゃあっ♡』


「か、かわいい声 出しやがって! はあっ、はあっ!」

(声だけでも興奮が溢れてくる! こ、これがエチエチの興奮作用か!)


 グイッ!!


 ゼロはエルフリーナの股をさらに大きく広げた!


『ああんッ♡』

(エチエチくらって反撃とかしちゃうわけ? たいした男♡)


「万ぐり返しからのダークマター君ニリングス! 必殺オーラル・ブラックホール!」



 ギュガガガガッ! ブアオッ!



 ブチュウッ!


 じゅるるるるるっ♡ 


 ぺろぺろぺろぺろぺろぺろッ!


「んぐっ! ぐはぁっ!」

(攻めてるのはこっちなのに、あまりのエロい香りで気を抜いたらこっちの方がイッてしまいそうだ! くそ! 君ニしながらハイドライドのちんこを想像なんて、仕方がないとはいえ、もったいな過ぎるぞ!)


『あ、あ、ああんッ♡』

(なにこれ!? ブラックホール!? 凄いテクニック♡ でも、負けないんだから!)


 スルリッ! ガバッ!


 エルフリーナはブラックホール君ニリングスの快楽を跳ね除け、ゼロと体勢を入れ替えた!


「なっ? 耐えただとッ!?」

(あれでイカなかった女なんて今までひとりもいない! やはり闇の能力者、バケモンだ!)


 エルフリーナはゼロの股の間にいた。そして、徐に自分のFカップのおっぱいを両手で持ち上げた。


『ゼロさん、あなたにはスパダリみを感じる♡』


「スパダリ、み?」











 ピンポンパンポーン♪


※いま出てきた『スパダリ』ですが、『スーパーダーリン』の略です。なので『スパダリみを感じる』とは、エルフリーナがゼロのことを『カッコよくて優しくて頼れる素敵な彼氏のように感じた』ということになります。













『あなたとなら、永遠に今日で構わない♡』


 ビリビリッ♡ ビビビッ♡


「ぐあああ! やめろおっ!」

(エチエチのせいで甘い言葉を囁かれるだけで全身にエロい電撃が走る! 気持ちよすぎるぅ!)


『さあ、そろそろドピュタイムだよ♡ リーナのエクストラ・バージン・パイズリでイッちゃっていいからね♡』


 ぷにゅう♡ ぷにゅぷにゅ♡


「や、やめろ──────ッ!!」

(こんなの無理だあ! ハ、ハイドライドー、早くちんこをーっ!)


 ずりずりっ♡


 ずりずりっ♡


 ずりずりっ♡


 ずりずりっ♡


 ビクッ! ビクンッ! 


「うわあっー!! で、出るっ!!」


『にゃはは♡ これは勝った!!』


 ゼロはこのままイジャキュレーションしてしまうのかっ!?

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