第137話 咲き誇れ愛しさよ
藤花、藤花、藤花ぁっ♡
すごいっ! 藤花の唇、藤花の胸、藤花のお尻、藤花の
全部っ! 全部っ! ぜーんぶっ!
私のもの♡
アフロタワーでのファーストキスから2週間後。私は藤花を自宅に招いた。
なにをするのか、それは藤花も分かっていた。それでも素直に私の部屋に来てくれた。あの純粋で清らかで、性的なこととは無縁のような真面目っ子。
部屋に入るなり私は藤花を抱きしめ、思いっきりキスをした。今日は舌を出しても嫌がらず、藤花の舌と私の舌は唾液まみれで絡み合った。
「はあっ、はぁ……」
かわいい藤花の声が、今日はエロい吐息に混じって私の口の中に響く。信じられない。あの藤花がこんないやらしい声を出すなんて。
藤花もずっとしたかったんだね。純粋無垢な藤花もエッチなことを考えてたりしたんだ。もちろん相手は私だったんだよね? 嬉しいよぉっ♡
私は首筋から胸元へ、愛撫しながら藤花をベッドに
なにも抵抗しない。もう、完全に快楽の波に飲まれてる。藤花の目はトロンとして、口は半開き、体のすべてを私に委ねている。どこにも力は入っていない。どこを触ってもピクンピクンと感じるだけ。
藤花の匂いも嗅ぐ。たまんない♡ 今までこんなに直接的に嗅いだことはない。脳みそが溶けそう!
藤花の服を脱がす。私も脱ぐ。エアコンは効いてるけどちょっと寒い。
「寒いねっ」
「くっつこ♡」
私たちは全裸で抱き合った。あったかい。藤花の肌のぬくもり。あぁ、真っ白くて柔らかい。すべすべの藤花の体。
あまりの気持ちよさにおしっこが漏れそうになった。それほどまでに初めて裸で抱き合う愛する人の体の感触はすごかった。脳に電気が走り、心臓をバカみたいに早く動かす。
「杏子ちゃん、ドキドキしてるね」
「当たり前でしょ! だって藤花と裸で抱きしめあってるんだよ。夢みたい……」
「私も夢みたい。ねぇ、杏子ちゃん……うーん♡」
藤花が甘えるような声でキスをせがんできた。あまりの嬉しさに私の
キスをしていると、藤花が私の乳首を触ってきた。
「ちょ、藤花っ、あんっ♡」
「杏子ちゃん、気持ちいいの?」
この子ってば、おとなしい顔して先に触られるとは思わなかったよぉ。
「藤花のも触ってあげる♡」
キュッ♡
「あああんっ♡」
藤花はすごく乳首が感じるみたいだった。ピクンピクンッ体が震えて超かわいいっ♡
「あ、杏子ちゃん、気持ちいい、すごい気持ちいいっ……」
「やった♡ じゃあこれは?」
私は布団に潜り込んで藤花の乳首にキスをした。
「ああっ♡ なにこれっ!? やだっ! ああーんっ!」
「気持ちいいの?」
「はあっ、はあっ、はぁ、気持ちよすぎるよぉ。もっと……して……♡」
「藤花のえっちぃ♡」
「やだぁ、ちがうもんっ!」
「ずっと舐めててあげるね♡」
チュ、チュッ! ペロペロッ
「うわあっ♡ すごっ……あっ♡」
私は藤花がもういいと言うまで乳首を舐めてあげた。30分ぐらいは舐めてたと思う。
その後、藤花も私の乳首を一生懸命舐めてくれた。その辿々しい感じがすごく愛おしかったんだよね。
お互いにビッショビショになった
「藤花っ、濡れすぎっ♡」
「杏子ちゃんほどじゃないもんっ♡」
藤花が私のヌルヌルの
最初は声を出して感じていた藤花だったけど、だんだん声を出さなくなってきた。私もそう。ふたりとも快感が頂点に達しようとしていた。
「あ、杏子ちゃん、な、なんか、すごいっ、気持ちよくなりすぎてっ! 変になりそうっ!」
「私も……イクぅっ!」
「……うわあっんっ!」
私たちは小刻みに震えながら抱きしめあった。最高だった。自分でイクのとは全く違った。
「藤花、離さないからね」
「あ、杏子ちゃぁん……!」
藤花は泣いていた。嬉しくて? 気持ちよすぎて? どっちもかな? とにかく私は大好きな藤花と結ばれた。女同士、奇跡だ。
『運命の赤い糸』
私と藤花はそれで結ばれていたんだと、今日改めて感じた。
あっ、そうそう。
ネル・フィードは思いっきり私の意識の奥の奥に閉じ込めといたから、安心して下さいね♡
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