第115話 陣平vsエクレア
腐神『
身長180センチ。ロングでストレートの美しい髪、顔は色白の美形。銀縁の眼鏡をかけ、その奥の瞳は瑠璃色に輝く。グレーのパンツスーツが、彼女の洗練されたスタイルを際立たせる。
その見た目、さながら、できるOL。
「ぐぬぬっ!」
(腐神のくせにセクシーとか勘弁じゃ。戦いにくいのう!)
バシュウッ! バッシュンッ!
エクレアの体から
『
「来いっ!! はあああッ!!」
ホボォッオウッ!!
陣平の命の炎が右手に宿るっ!
ビビッ! バギュンッ!
エクレアが陣平の前に閃光の如く現れるのと同時に仕掛けたッ!
『鵺・
ドガドガドガドガッ!!
ドッガァンッ!!
ズバババッ! スパァンッ!
陣平は、
『なんだとっ!?』
意表を突かれたエクレアの、僅かな隙を陣平は見逃さないッ! 両手に力を込め、反撃に転じるッ!
気合いMAXで奥義発動ッ!
「陣平流っ!! オッパイもみもみッ!! だああっ♡」
もみっ、もみっ、もみもみっ♡
『な、なにすんだあッ! エロジジイ────ッ!!』
バッシュウーンッ!! ビビィッ!
ヒラリッ! トンッ!
「おっほっほっ!」
エクレアの超電撃の平手打ちを、バク転でかわす陣平っ! まさに絶好調っ!
「陣ちゃん、ついに腐神のおっぱいにまで手を出したわね」
「うん。陣さん、極めてるわ」
真珠とイバラは、なぜか分からないが、陣平を少しだけリスペクトした。
「腐神とはいえ元は人間。なかなかのええオッパイじゃ! 次はお尻、いくぞよっ! むふふ♡」
『ふ、ふざけるなッ! 真面目に戦えッ!』
「これがワシの戦闘スタイルじゃ!
『クソジジイッ! 消し炭にしてやるぞッ!』
ビビビビビビ──────ッ!!
エクレアは右掌を上に向け、稲妻を集中しているッ!
バリバリッ! バリバリィッ!!
「鵺の次はカミナリさんか。どうしたものやら……」
「死ねぇッ!
シュバアッ! ボオンッ!!
ビビィ───ッ!! バリバリッ!
ビビィ───ッ!! バリバリッ!
ビビィ───ッ!! バリバリッ!
ビビィ───ッ!! バリバリッ!
上空に放たれたサンダーボールから、いく筋もの
シュゴォォォオッ!!
「こんなん避けきれんわーいっ!!」
ドンッ! ドンッ!
ドンッ! ドンッ!
ドッガァンッ! ドッガァンッ!
その時ッ!
ギュアアッ!! グルグルッ!
グイーッ!!!
「うおおーい! 助かったぞーい!」
陣平は何か引っ張られて
真珠のメデューサが陣平の体に巻き付き、瞬時に30メートル移動させたのだったッ!
「陣ちゃんっ! ちゃんと集中しなきゃだめッ! オッパイとかお尻とか触る事ばっか考えてるからよッ!
真珠は、怒りながら陣平を地面にゆっくり降ろした。
「す、すまぬ! まさか頭上から、あんな攻撃が来るとはの。老いぼれたもんじゃ!」
陣平は、自分の読みの甘さに嫌気がさした。
『蛇女か。非力な5匹の蛇と、それをまとめたノロマの大蛇。確か攻撃パターンはその2つのみ』
「その通りよ。エクレアさん」
真珠は冷たく微笑んだ。
『お前は引っ込んでろ。ジジイを消し炭にしたら、次はお前だからな』
「西岡さんや。ワシがなんとか倒してみせる。すまんが またサポートは頼むっ!」
「OKよ♡」
『ゴミが何人でかかってこようがハイカテゴリーの私達には勝てはしない。鵺と雷撃の
「エロはちょっとだけ我慢してやる。おぬしを女と思わずにゆくぞ。覚悟せぇっ!」
ボボォオォウッ!! ボォンッ!
『覚悟する間もなく消してやるッ!』
シュゴオオッ!! バリバリィッ!
「だああああっ───!!」
『おらぁああっ───!!』
ズドォ─────ンッ!!
『命の炎』と『腐った稲妻』がぶつかり合い爆音が轟くっ!
「陣平流!
『鵺・
グシャアッ!!
バギャンッ!!
陣平の肉が裂け、エクレアの骨が砕けるッ!!
鵺 対 陣平流、どっちが生き残るのかっ!?
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