第25話
女と女性と少女は村のこと
この辺の地理についての雑談をした。
いつのまにか夜明けを迎えたが
どうやら女と女性が数奇な体験をしてから
かなり時間が経過していたようだった。
3人は談話を楽しみながら村への脇道を歩んでいた。
世の中には邪な思いを巡らすのが生業の者たちがいる。
或いはこの者たちは邪悪というよりは生業のため邪な企てを画策しているのかもしれない。
女と女性と少女に邪な視線を向けていたものが急いで隠れ家としている洞窟に急いでいた。
洞窟の前まできたそのものは邪悪な雰囲気を漂わせた蛇に似た鋭い眼光をした女だった。
蛇に似た女は急ぎ洞窟に入っていった。
洞窟の中は女が通ってきた場所と違い暗く
入口から奥までは視界があまりよくなかった。
だが所々洞窟の壁面は輝きがあった。
よく見ると洞窟の壁面は光り苔のようなもので覆われ入り口と奥の光源からの光を反射してほのかな灯りがわりになっていた。
蛇に似た女は洞窟の奥に来ると篝火が唯一ある場所にいる男に接触した。
その男は全身と顔に刀傷があり顔の左眼が塞がり代わりに刀傷がある大男だった。
第25話序章 完
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