応援コメント

最終話 再会」への応援コメント

  • 最終話に到着してしまいました。
    もう少し世界観の中には滞在予定です。

    人という縁によって人は崩れてしまい、また人との縁によって再生していくというのは、この宇宙の中での地球という星での特別なことなのだろうと思います。
    その地球での痛みと解放へと向うお話だったんだと、読み始めとは違い方向が変わったと感じた時には驚きつつ、その後進む中で、こういうことが書きたかったのか、と納得しました。

    登場人物のどんな方の宇宙にも、旅立った先や今後の日々の生活の中で、それぞれの人生に、より解放や成就が訪れますように。そう思わせてくれる物語でした。

    この出会いに感謝です。

    作者からの返信

    わー、PRIZM さん、完読 & コメントありがとうございます。

    ははは 😅 お話の途中で方向変わってますよね。そういう話じゃなかったはずなんですよ、最初は笑 いつの間にか鳴沢くんのヘビーな生い立ちの話になってしまって、当時も書きながら「こんなはずではなかったのに……」と思っていました。

    でも、そういう話を書きたい自分がいるなら、何か言いたいことがあるんだろうと思って書き進めました。結果、自分でもいろいろなことを発見し、私にとっては大切な第一作になりました。

    PRIZM さんの作品に比べたり、振り返って読み直したりすると、人間の捉え方も、生きるということに対する考えの書き方も拙いなあと思います。山崎さんの話ももっと突き詰めて書きたいと思っているのですが、まだ煮詰まってない感じです。

    PRIZM さんのような方に最後まで読んで頂けて光栄です。しばらく世界観の中に滞在していただけるようでそれもとても嬉しいです。

    PRIZM さんの今後の作品も楽しみにしています。これからもよろしくお願いいたします <(_ _)>

  • はじめましてこんにちは。自主企画に参加していただきましてありがとうございました。
    解釈の仕方が違っていたらすみません。
    率直な感想を言うと、登場する男性の過去の非行には受け入れ難いところもありました。
    傷をつけたり良くない行いは全て自分自身に必ず返ってきます。
    就業先のところの人たちには彼を結果的にどう受け入れたかはその人たち個人の思いもあると思います。
    文末(終盤)は上手くまとまりがついて良かったです。
    家族の在り方、と言うよりかは、彼が本当にこれからどう生きていきたいかを真摯に考えてほしいです。
    稚拙な感想、失礼しました。

    作者からの返信

    深山さま、

    はじめまして。読んでいただきありがとうございます。そして真摯な感想も頂けて嬉しいです。

    鳴沢のことを受け入れ難いというのは、もちろん理解できることです。
    確かに風間に対する鳴沢の暴力は常軌を逸していて許されるものではありません。彼はそれを今後背負っていかなくてはならないものですし、人が彼を見る目もそれによって影響されることは否めません。
    鳴沢がこれからどう生きていくのか、それはまさにこの話で考えて欲しかったことなので、それを受け取っていただけてとてもありがたいと思います。

    終盤がまとまって良かったと言っていただけて安心しました。
    個人的には、人の生き方というのは複雑な人間関係の中でとある状態に納まってしまう、さてそこから抜け出るにはどんな視点を持つべきなのか、という点がわかりやすく書ければ良かったと思います。ただ、作者の技量と思考回路がそれに追いつかなかったので、今後わかりやすい話の書き方を勉強していきたいと思います……😅

    読書と感想にお時間いただきありがとうございました <(_ _)>




  • 鳴沢くんに感情移入し過ぎて、最後まで読めるのか不安になりましたが、無事辿り着きました。いろいろと考えさせられました。
    こんなにも心揺さぶられる小説に出会うことが出来て、幸せでした。
    ありがとうございました。

    作者からの返信

    ヤンさん、はじめまして。

    鳴沢くんに感情移入してくれてありがとうございます。後半を一気読みしてくださったようで恐縮です。鳴沢くんの心の旅を追うことで、読んだ方の苦しい何かがじんわりほぐれていってくれたらいいなと思いながら書きました。

    ヤンさんの「洋館の記憶」も興味深く読ませていただきました。薫さんのあっさりした大人っぽい感じがとても好きです。彼女がよっちゃんの存在を感じて、単純に怖いとかではなく、話を聞こうとしている姿勢がいいなと思いました。あと、桜内先生とのやりとりで、大人っぽい高校生だったらあるだろうな、というリアルな感じも良かったです。

    ほかの作品も楽しみに読ませていただきますね。これからもよろしくお願いいたします。
    <(_ _)>

    イカワ

    編集済
  • 鳴海さんが様々な困難の末に、本当に好きな人と再会出来て良かった!
    苦しみも、葛藤も丁寧に描かれ、どの回も心を動かされました。
    あー、感無量で上手く言葉が紡げませんっ!
    素晴らしい物語を届けて下さってありがとうございますm(__)m

    作者からの返信

    最後まで「再会」をお読みいただきありがとうございました!

    堀井さんのように様々な人物を掘り下げて書くことのできる方からこんなにありがたい言葉をいただけて、ちょっと落ち着かないような気持ちになります。うれしいです。

    私も「あの娘が空を見上げる理由」を毎話しみじみしながら読んでいます。
    伸也さんの椅子の話では「職人の誇り 3」で伸也さんのことを語る和夫さんの友人としての眼差しの優しさ、「燻し銀の男達 2」で腹を括る伸也さんの心の移り変わりが印象的でした。

    これからも楽しみに読ませていただきたいと思います。つい語りたくなってしまうのでコメントも書き込んでしまうと思いますが、お付き合いいただけると幸いです。よろしくお願いします……。


  • 鳴沢の物語だったのですね。
    まだ不確定要素があるようですが、救われたようでなによりです。

    鳴沢は自己解決しましたが、カウンセリングなどを受けていない人なら、自分が父親や母親と同じくらいの年齢になって、いつの間にか同じことをしていると気づいて愕然とするか、決して親のようにはなるまいと、歯を食いしばって逆境に耐えるかのいずれかだろうなと思います。
    幼少時のトラウマはまったく違う状況でも、ふとしたきっかけで飛び出して来るので怖いですよね。

    ……などと、いろいろ現実的なことを考えてしまいました。(夢がない!)

    いずれ菜々未の物語も読んでみたいです。

    お疲れさまでした!

    作者からの返信

    うーん、やっぱり北島さんからいろいろ学んでから書いてみたかったです。

    人は無意識に自分のこれまでの経験を元に生きていきますから、それが後に大きな滞りを起こすような経験であった場合は確かに大変ですよね。北島さんはお仕事上、それこそメタ視点から人の行動や動機、その背景を見ていくことができると思いますが、何かに躓いてしまった人がその視点を自己に対して持てればいいなと思います。そうだ、そういうお話を書いてください!

    「幸せのカップ麺」でミドリが慌てている後輩の様子に引きずられずに落ち着いた声を出す下りがありますが、あれを読んでから、議論が白熱しそうになったときはミドリのことを思い出して気を落ち着けています笑
    そういうテクニックをまとめた話が読みたいです。ぜひお願いします。

    続編を書くとしたら菜々未視点になるだろうと思っています。
    最後まで拙作をお読みいただきありがとうございました。お勉強もさせていただき、大変有意義なコメント交換ができて良かったです。






  • 読み進むうちに、いつしか鳴沢が自分自身のように感じてしまい、勝手に世の中を憎み、自分の運命を恨んでいました。
    救いと希望。愛する人、そして愛してくれる人。それがあれば、人はどれだけ傷ついても前を向いて生きていける。
    素晴らしい物語でした。

    作者からの返信

    ありがとうございます。私が尊敬する書き手の方から話に寄り添っていただいたコメントを頂戴できて本当に嬉しいです。このページを保存版にして取っておくつもりです。

    いうほど容易くはありませんが、自分を愛することができたときに初めて人も愛せるんだなと思ったことがあります。そして人を愛するというのは、自分の器量を知ることでもあるなあ、と。
    人生では幾つになってもその年齢なりの課題を突きつけられますが、それを乗り越えることで自分を幸せにできる方法が何かひとつ身に付くのかなと思います。とはいえ、些細なことで舞い上がったり、落ち込んだり、書くことと実際はなかなか一致しませんね!

  • また会えた。また会えましたねぇ(´;ω;`)
    なんてぴったりなタイトルだろうかと、今更ながら。鳴沢さん、がんばって生きてきてよかったですね。最後の笑顔にこちらが泣けてきます。

    作者からの返信

    平日なのに、なんだか明るいうちから読んでいただいてすみません (^^;)>

    そうですね。やっと会えましたねー。よかった、よかった。
    長いことうちの鳴沢くんに思いを寄せていただいて、本当にありがとうございました。ちょっとゴタゴタを経ますが、後の鳴沢くんには菜々未ちゃんとの甘々のデレデレ人生しかありませんのでもう大丈夫です。

    数々のコメント、本当に感謝です!