あとがき
皆様の貴重なお時間を拙作に費やして頂き、誠にありがとうございます!
この物語の切っ掛けに触れたいと思います。
元々、私は小売りを取り巻く業界に縁がありました。長編を初めて書くにあたって、身近なものを舞台に、彼らの情熱をエンタメにしようと執筆しました。
なかでもエンド。
物語ではエンタメを意識して突き抜けた部分もありますが、この場所目掛けて様々な想い、思惑が集まってくることに変わりはありません。
この物語は、棚森とセイルさんの出会いで幕を開けますが、発端は棚森と兄の関係であり、セイルさんと父の関係です。エンドを巡り、彼らの感情が交差していきます。
私は、どん底から立ち上がる勇気と、好きな女性にアタックしていく物語に強く惹かれます。
まさしく棚森はそのような主人公です。小中高、そして大学3年、何もないまま青春の全てが終わってしまうかと思われるなか、セイルさんと偶然出会い、全てが変わっていきます。
好きこそ全ての原動力であり、全てを変える力を持っています。
その対象が、異性、趣味、仕事、なんであれ。
誰しもが胸に秘めた後悔や辛い記憶さえも、乗り超えることができます。
私も棚森のように熱くなり、自分にしか描けないストーリーを目指して、自分の「好き」を全部詰め込みました。小売りを舞台にした小説は数あれど、売り出し(エンド)にとことん拘ったのはこれだけだ、と。
最後に、ここまでお読み頂けた方への感謝を込めて。
この物語は約12万文字です。これは、文庫本一冊と変わらない分量です。何万もの作品のなかで、名もなき作者の小説を最後まで読んで頂いたこと自体が奇跡なのでは、と思ってしまいます。
応援コメントを頂けた方
素敵なレビューを投稿して頂いた方
この物語をエッセイ方式で紹介して頂いた方
Twitterで拡散して頂いた方
赤と緑の派生短編から本編までお読みになって頂けた方
フォロー、★、頂いた方
全ての方に感謝を込めて。
2022年1月18日 小林勤務
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