とうとうここまで読んでしまいました…。
素敵なラストで胸がいっぱいです。
なんと言えばいいんでしょうね。あああああ!と叫びたくなるようなラスト、とでも言えばいいんでしょうか笑
少しずつ読み進めましたが、本当に楽しく拝読させていただきました。単純な恋愛ではなくスーパーが舞台でしかもその裏側を細かく丁寧に描いていて色々な面で勉強になりました。
もう一度最初から読み直そうと思うくらい面白かったです。
完結、おめでとうございました✨
作者からの返信
綺瀬圭さん
こんにちは。お忙しい中、最後までお読み頂きありがとうございます!
素敵なラストとまで、仰って頂き感謝感激(>_<)
この物語を作るのあたって、テーマを恋に設定し、裏テーマとして再生も並行させました。終わりから始まる物語……ジエンド=エンドがいいなと思い、そこからエンド=スーパーのエンドと着想を膨らませました。
小売り業界、特にスーパーって身近ですけどその裏側は未知数。エンタメに振り切った部分もありますが、エンドが設定だけで終わらせず最後まで絡んでいくことを意識して作りました。
コメントありがとうございます!
彼女は動揺を取り消すように、勢いよく俺の胸に飛び込んだ。今度はあの夜と違い、彼女の方から腕を回して力強く抱きしめられた。洋服越しでも伝わってくる彼女から発せられる熱で、瞬間的に全身が発火して何も考えられなくなる。俺は彼女のぬくもりも、その潤んだ三白眼も、甘い匂いも全てが好きだ。心も体もより密着していき彼女への想いが加速していく。
でも、これだけは俺から言わせてください。
徳梅さん……」
「もう、セイルさんでいいよ。徳梅さんじゃなくて下の名前で呼んでよ。わかった?」
「じゃ、じゃあ、セイルさん……」
「うん。それでよろしい。で、なに?」
「ここって霊園ですよ。しかもお父さんの墓前ですし……」
「別にいいじゃない。そんなのいちいち気にしても仕方ないでしょ。つまらないこと言わないの」
ええっ。あれだけ俺には、やれ「ここお店の中だよ」とか、「ここバックヤードだよ」とか、空気読んでみたいに揶揄ってきたのに。
俺より少し小さいセイルさんは、こちらを見上げて真っ赤になりながら笑った。
「私にこんなに抱きしめられてるんだから、遠慮せずにぎゅっとしてよ。嬉しくないの?」
「は、はい」
バザール前日の夜はぎゅっとしちゃだめとか、今度は遠慮せずにぎゅっとしてとか、もう何がなんだかわからない。どこまで彼女に揺さぶられ続ければいいのか。でも、そんなやりとりが永遠に続いて欲しいと願う自分がいる。ああ、もう本当に難しいですね。じゃあ、遠慮なくあなたを抱きしめますよ。
溢れる気持ちが暴走しそうで、抱きしめる腕の力が思いのほか強かったのか、セイルさんは少しだけ小さく震えた。しかし、それも束の間。すぐに同じ以上の腕の強さで抱きしめ返されて、呼吸を荒くする。
*でも両想いで良かったですね。
ハッピ—エンドで、明るい気持ちになりました。
また、かなりス-パ-の事も分かり勉強になりました。
作者からの返信
あのね!さん
こんにちは。最後までお読み頂きありがとうございます!
始めは棚森に興味なかった徳梅さんは、いつしか恋に落ちていました。
切っ掛けはいくつかあれど、一途な好意は実を結ぶこともありますよね。やってみないとわからない。
コメントありがとうございます!
完結おめでとうございます。
がらにもなくドキドキした素晴らしい作品でした。
やっぱり純愛っていいですね。
「終わりから動き出した物語なんて、始まるのは希望だけだろ」
なんという名言でしょう!
とても面白かったです。
作者からの返信
北島悠さん
こんにちは。お忙しい中、最後までお読み頂きありがとうございます(>_<)
スタートになったのは、エンドという響きでした。
エンド(終わり)から始まる物語って、それだけで光があるなと。
それに業界用語的なお仕事要素もいいんじゃないかと。
好きな女性にアタックしていき、その純粋さが相手の心を動かす。そんな、昔ながらの王道が、やはり自分は好きなので、キャラの成長と感情の赴くままに物語を作りました。
コメントありがとうございます!