第126話 アリスと白玉Ⅱ

ある陽気な昼下がり。


俺たちは白玉フルーツあんみつに再チャレンジしていた。アリスはうさぎさんエプロン(ピンク)に髪をまとめ上げている。うなじの後れ毛がふわりと香ってアリスのセクシーさをアップさせている。かわいい。


「さあ、今日こそは白玉フルーツあんみつを創るぞ。アリス。」

「前回はフルーツみつまめになってしましましたしね。ソウシ様。」

「アリスが俺に餡子を塗りたくってペロペロするから餡子が無くなったんじゃないか。」

「いーえ。ソウシ様がアリスに餡子を塗ってペロペロ舐めちゃうからいけないんですよ。」

「アリス、また食べたい。」

「ソウシ様、私もですぅ。」

「では早速はじめよう。」

「はい、ソウシ様。」


白玉をこねこねして2人でまるまるコロコロとまるめる。アリスは餡子を煮詰めだしたので俺は白玉を茹でる、俺はアリスに隠れてこっそり1つだけ特大の白玉を創っておく。にしし♪茹であがった白玉を冷水で冷やす。アリスは餡子を煮詰め終わって火をとめた。俺は白玉を1つ口にして茹で加減を見る。


「うん、良い茹で加減だ、アリスも1つ食べてみろ。ほれっ。」

「むぐっ、これおくひにはいりきらはいでふぅ、ソウヒはま。」


俺はちょっと意地悪して特別製の大きい白玉を一つアリスの口に放り込んだ、アリスはお口も小さいのでアリスはお口のなかで白玉を転がして左のほっぺをまん丸く膨らませている。俺は指で押したい衝動に駆られてほっぺを押した。にゅるんとアリスの口から白玉が出かかった!


「おっと危ない!パクッッムチッュゥゥウゥゥプハァ。」

「プハァ、ソウシ様急にアリスの頬を押さないで下さい、白玉が出ちゃいました。」

「大丈夫ダイジョブ俺がキャッチしたから。何かアリスの味がするな?この白玉。」

「いゃん、そんなこと口に出して言わないで下さいソウシ様ぁ。」

「生暖かくてにゅるにゅるしててアリスのとってもおいしいよ。」

「ぃゃあ、恥かしぃですぅ。私にもソウシ様のを・・くださぃ。」

「パクっ、ほらこれだよアリス。にゅにゅるん。」

「ぁあぁ、ソウシ様の味がしますぅ。おぃしぃ。」

「どれもう一つアリスに入れちゃうぞ、にゅるぽん。」

「はむぅ、ふたふはおくひにはいりきらはいでふぅ。」

「じゃあ戻してくれアリス、チュウにゅるんぽん。」

「2つとっちゃらめれす、チュパクッ、にゅるん。」

「もう一つだ、むちゅにゅるぽん。」

「ぁん、ちゅちゅにゅるるんぽん。」

「くちゅくちゅにゅるん。」

「にちゃくちゅるるぽん。」

「にゅるんちゅちゅぽん。」

「くちゅじゅるぽん。」

「ちゅちゅにゅるん。」

「にゅるちゅっぽん。」

「ちゅにゅるんぽん。」



白玉はツツーーっと糸を引いて2人のお口をにゅるぽんにゅるぽん行き来している。俺たちは夢中になって白玉が無くなるまで続けた。


そして白玉無しのただのフルーツあんみつになってしまった!



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