美女と野獣の仮面武闘（スーツアクト）

映像特典

ネタバレのない登場人物紹介

【鰐淵（わにぶち）大吾（だいご）（25）】

　角屋（かどや）プロダクションでスーツアクターを務める若者。見る者全てを震え上がらせる「野獣」の素顔を持って生まれ、それゆえに俳優の夢を断念せざるを得なかった。

　メディアに決して顔を出さない「正体不明のスーツアクター」として、人気の巨大ヒーロー「アルファイター・エイト」を演じている。

【榛名（はるな）サヤカ（20）】

　北映（ほくえい）でスーツアクトレスを務める絶世の美女。幼い頃から女優に憧れていたが、顔が綺麗すぎることが逆に災いしてオーディションで門前払いを食らった過去を持つ。

　アクションクラブに入門してからの年次は浅いが、酒田監督に適性を見出され、素顔を見せない「正体不明のスーツアクトレス」として五色戦団シリーズのピンク役で活躍中。

【酒田（さかた）浩平（こうへい）（43）】

　日本特撮界の新たな至宝と称されるアクション監督。米国（アメリカ）で五色戦団シリーズのリメイク作品「サンダーファイブ」の制作に携わり、帰国後は角屋プロと北映の両方の特撮シリーズに最前線で関わっている。

　特撮ファンのツボを押さえたアクションや演出に定評があり、また女性の身体を扇情的に撮ることに強いこだわりを持つ「エロ監督」としても知られる。

【鰐淵千佳（ちか）（16）】

　大吾の歳の離れた妹。学友の茜（あかね）がアルファイター・エイトの大ファンであり、「エイトの中の人」すなわち兄の大吾に会わせろと言ってくるのに手を焼いている。

【榛名 匠（たくみ）（17）】

　サヤカの弟。目下の悩みは、親が呼ぶ家庭教師の先生が、次から次へと美しすぎる姉の顔を見て仕事を辞退してしまうこと。

【南川（みながわ）（54）】

　角屋プロダクションでアルファイター・シリーズの制作に携わる男性。

【梅野（うめの）（38）】

　北映の若手女性プロデューサー。上司の黒部（くろべ）の出世に伴い、繰り上がりでバイカーマスク・シリーズのチーフプロデューサーとなった。

【TAKUYA（30）】

　今をときめく稀代の大スター。大物政治家の次男坊であり、ミュージシャン、俳優、タレントとマルチな才能を発揮して活躍している。

　数年前に角屋プロの映画「アルファイター冒険記（オデッセイ）」に主役級で出演し、話題になった。

【豊橋（とよはし）レナ（21）】

　アイドルグループ・秋葉原エイトミリオンの地方支部のひとつ、名古屋エイトミリオンでダブルセンターの一角を担う人気アイドル。ダンスパフォーマンスや握手会対応に優れ、ファンの間では「五百年に一人のアイドル」と言われることも。

　大のサブカルチャー好きでも知られ、スーツアクターの魅力をバラエティ番組で語れるほど特撮に詳しい。