第26話 番外編 吉田へのインタビュー

〜会員番号と登場シーンの話など教えて頂ければ〜


吉田「会員番号は3番ですね。相井が1番で榎本が2番じゃないでしょうか。登場シーンって皆に聞いてます?そんなに影うすいですか?俺は体育祭のダンスパフォーマンスで姫のパートナーだったんですよ。ダンスの練習の時、姫がダンスの曲をあの可愛い声で歌いながら振りを教えてくれるんですよ。手だってつなぎましたからね。」


〜あ、あれですか?姫が頚椎捻挫で当日いなかったという。ってことは1人で踊ったんですか?〜


「まあね。そこは仕方ないですよね。振り返ったらいなくて寂しかったなー。手繋ぎも本番はエアーでしたからね。でも、カッコ良い吉田くんと組んだのにって姫言ってましたから。」


〜これは俺のセリフだって言うのはあったりします?〜


「『お前はそのまま授業を受けろ』ですかね。カッコ良いでしょ。あと『また、1人でいる。』ですかね。ダンス1人で踊ったせいか敏感になっちゃって。」


〜トラウマになってるじゃないですか。いや、ごほん。えっとバレンタイン、チョコは頂いたんですかね?〜


「知らないんですか?あえての本命に渡してない説。カッコ良い吉田くんですから他の女子の目を気にして遠慮したんでしょう。」


〜少しがついてたような…。ありがとうございました〜

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る