第22話 番外編 矢田へのインタビュー

〜会員番号と会での役割的な事を教えていただけますか?〜


矢田

「会員番号ですか、多分2番でしょう。僕は相井くんのバディなんで。役割ですか?ズバリ情報収集です。見た目からイジられやすいんで、始めから皆、僕のこと軽くみてるんですよ。で、なんでも話しちゃう。それを相井に話すと上手く使ってくれるんです。」


〜姫というよりは相井のために会員って感じですかね?〜


矢田

「いや、あの」

(急に赤くなりもじもじとしはじめる。)


矢田

「2年の時面倒なクラスの仕事を押し付けられたんです。女子は姫が押し付けられてて。で、一緒に。あれで姫仕事早いんです。1人でパパっとやっちゃって、でも最終確認は僕にさせてくれたり、可愛いんですよ、スマホでのやり取り。仕事終わったらパタっと連絡してこないんですけど、でもバレンタインのチョコも、本当は僕に仕事ありがとうってくれたんです。でも、僕だけだといつも一緒の相井や亘一に盗られちゃうかもって心配しての事だと思うんです。だから、僕に配ってくれって。佐藤くんも僕の友達だからですよ。」


〜矢田さんは、姫の佐藤の区別知ってましたよね?もしかしてわざと分からないって亘一に?〜


矢田

「あ、ちょっとなんの事だかわからないです。はい。」


〜ありがとうございました。〜

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