第2話 1+1は2ではない

1+1=2というのは常識かもしれない。


しかし、粘土で考えてみよう。

一つの粘土と一つの粘土を合わせたら、

【大きな2】になるのではないか。


そう。1+1という答えは数多くある答えの中の一つに過ぎない。


1+1=11も、1+1=田も正解でいいのではないか。

結局何を正解にするかは、その時、その場面、その目的によって変わる。


今までの物質文明を発展させるには、1+1が良かったというだけではないだろうか。


数が大きい事が良い。数を増やす事が良い。


確かにわかりやすく、時代の道しるべにはなるのであろう。


しかしこれからは、1+1=大きな1となる。


つまり新しいものを創造していく、という事が必要なのではないだろうか。


常識は変わっていく。


目の前の社会ではなく、心の社会という事だ。


自分の心の中にある、内面を反映した社会。


つまり、本来の人間の持つ意識が表面化した社会。


その意識とは愛なのである。「ただ自分がある」という事


これだけに集中すれば良い。


きっとそんな社会に変わっていくのであろう。


すでにスタートしている。


大きな会社を辞めて、嫌な仕事を辞めて、好きな事に集中する人が増えているように感じる。


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