第6話遅刻
僕は本当に良く遅刻してました。寝落ちしてスマホの目覚まし忘れるので起きれなかったのです。しかし今は遅刻しません。なぜなら同僚の人たちの素晴らしい愛のムチのおかげです。みんな僕のことを考えて真剣に怒ってくれました。僕が店につくとまず凄い怖い顔で睨まれます。店内にお客さんがいなければ空カゴを蹴飛ばしたり、バッグルームに入ると椅子や空箱を蹴飛ばしながら、なんでだって言われます。何度言われても寝ちゃうので本当に申し訳なかった。僕が来ないと前のシフトが帰れないのでなんとかしないとって思い僕はヒラメキました。自分の嫌なことを罰として自らに課そうって。今度遅刻したらザビエルの頭のカットにするって、みんなに言いました。すると遅刻しなくなりました。みんなは最近本当に遅刻しなくなったねって凄く褒めてくれ僕はとても誇らしい気持ちになりました。しかし油断したんです。まさかの遅刻です。次の日の朝僕は自らお願いしてザビエルカットになりました。しかしここで気付くのですよ。表に出るとお客さんが笑って仕事にならないことに。散髪行きました一枚刈りに。それからは一度も遅刻していません。真剣に怒ってくれたみんなありがとう。僕は又一つ成長しましたよ。お終い。
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