映像が見えるような描写です。オオカミ様のキャラが素敵です。キャラの設定をどのように考えられたか気になります。
憑かれ果て、信心の無い彼女がすがるように頼ったのは家内安全のオオカミ様を祀る地元の山の神社だった。鳥居をくぐり抜け、賽銭箱に五円玉を投げ入れ、鈴を鳴らして二礼二拍手。するとガタンと音がして社殿の奥に目を凝らすと、そこには…憑かれた彼女とケモ耳神様の出会いと交流(餌付け)をクセの無い丁寧な文章で描いた王道を征く乙女系コメディです。
凄く面白いです!描写もキレイ。何よりオオカミサマが魅力的に描かれていて、どんどん先が読みたくなります。