第2話 蕪
蕪の旨い季節になった
蒸しても旨い 無論 煮ても旨い
皮の部分も旨い
どうするかと言うと千切りにしてきんぴらにする
それなりに旨い
ほとんどの人は皮の部分を棄ててしまう
ちょっと手を加えると旨いつまみになる
棄てられる使用済みの具材
その代表的なモノに昆布がある
出汁昆布の出汁を引いた出がらしの昆布 それだ
あれも千切りにして醤油で煮込むと旨い
まあ それなりの料理の腕が必要になる
素人が作ると焦がしてダメにする
技術と経験が必要になるモノは
横において話を蕪に戻そう
蕪のそぼろ餡掛けなんかは大好きだ
蕪を出汁で煮て そぼろ餡を掛けるのだが
この出汁なるものに手間が掛かった
昆布だしにかつおだし いりこだしにシイタケだし
いろいろある
最近は出汁が簡単に手に入る
それこそスーパーで白出汁が簡単に手に入る
かつおだしなんかも顆粒になって簡単に手に入る
それらを用いると下ごしらえがはるかに楽になる
さて 蕪にもどそう
ひとりキャンプなんかで作る酒の肴になる蕪料理を紹介しよう
用意するものは 蕪 ニンニク ニンニクパウダー オリーブオイル 塩 胡椒
ベーコン パウチのものでOK
調味料は100均ショップで用意できる それでOK
蕪を皮を剥き八等分 そして親指大の大きさに切る
葉の部分は3センチ程度の長さに切る
ニンニクは皮を剥き 人差し指程度の大きさ みじん切りにはしない
キャンプならコッヘルの蓋なんでソテー炒める
このとき 是非ともオリーブオイルをお勧めする
オイルを入れ加熱 程よい所でベーコン 火が通ると一度取り出しておく
蕪を入れて加熱 火が通るとニンニク投入 程よく火が通ると蕪の茎と葉を投入
火が通るとベーコンを再投入
我はこの時点で塩胡椒 プラス ニンニクパウダーましまし
これを皿に盛りつけて食う
酒に合う 特にウイスキーに
最後の段階で茹でたパスタを入れても旨い
ベーコンの香り 蕪の甘さ ニンニクの香り 茎のシャキシャキ感
それが混然一体となり 舌の上でダンスを踊り出す
スキな酒と共に食う ベーコンの代わりにサーモンなんてモノもイイ
もちろん 夕飯の立派なおかずになる
カクヨムを徘徊している未成年者諸君
大人は酒と共に こんな旨いモノを食っている 羨ましいか
日頃の想い徒然に もも太郎冠者 @hayata1958
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