第4話  食品ロスの半分は家庭から

 食品ロスが問題になっています。

 まだ食べられるものが捨てられる、コンビニでは長らく期限が来たら廃棄、が続いておりました、最近やっと値下げして売るようになりましたが。

 家庭では、賞味期限切れだと捨てられることが多い。賞味期限、は、おいしく食べられる期限で、少し過ぎても健康に問題はないので私は食べます。消費期限は、生ものに表示されますね、確かにここと大幅に過ぎて食べるのは問題かも。あとは、しなびた野菜を捨てるとか。その程度だと思ってました。


 ところが”!

 またマシンガンズ滝沢さんのお話ですが。食品ロスの半分は家庭から出てるんだそうです。

 清掃員として十年以上、働いている彼の言葉には実感がこもってました。ゴミ捨て場で目撃した具体例としては、

 米(新米を買ったから、らしい)

 大量のサツマイモ(食べきれないと判断か。長持ちするのにねえ)

 贈答品と思われる食品が箱ごと(口に合わなかったのか?)

 しなびた野菜、使いかけの調味料(引っ越しの時に出すらしい)


 以前、となりの集積場で袋に入った米が捨てられてるのを見たことがあります。二キロくらいは入っていたのでは。

 6枚入りの食パン、袋ごと。封を切ってない豆腐のパックも。どれも期限切れだったのかもしれませんが。米には期限はないと思うのですが。

 二十本ほどサツマイモをもらったことがあります。おすそ分けする当てもないので、少しずつ蒸して食べました、ちゃんと食べきりました。

 引っ越しは何度かしたけど、そのたびに調味料は漏れないようにビニール袋に入れたりして、無駄にしたことはないです。

 しなびた野菜だって、少し水につけておけばシャキッとすることもあるし、煮物に使えば、さほど気にならないと思います。


 消費期限切れのおはぎを持ち帰ったことはあります。ゴミ捨て場ではなく、駐車場にぽいっと放ってありました。水分たっぷりで、このままではマズイと、小さく崩して干して捨てました。カラカラになるまで数日かかりました。


 おいしくないから、食べきれないから、と捨ててしまうのは、あまりにもったいない。なんとか他に回すことを考えたいですね。

 そもそも、食品を捨てるとは、お金を捨てているのと同じです。日本にはそんなに食品を捨てても気にしない、お金に困らない人が多いのでしょうか?

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