第2話 干して捨てる
単身、リタイアの身なので、あまり参考にならないかと思いますが。私が出す普通ゴミは、スーパーの大袋(買えば五円)で、月一回です。少なくて済むのは、生ごみを干してコンパクトにしているから。
生ごみといっても、玉ねぎの外皮、キャベツの芯とか、バナナ、オレンジの皮、ティーバッグなどです。キャベツの芯は小さく刻んで干します。バナナの皮は真っ黒になりますが、軽くなり、かさも減ります。オレンジ、みかんなどは袋ごと、筋も食べます。繊維質が取れていいんですよ。小さめのだと袋も柔らかくて食べやすい。みかんはSサイズを買うようにしてます。
基本、自炊です。
野菜はたくさん食べるようにしてますが、大根、にんじん、じゃがいもなど、皮はむきません。アボカド、サトイモになると無理ですが、ほとんどはそのままですね。野菜、果物は皮と実の間が一番栄養があるそうで、でも皮はむかないと、と以前はジレンマに苦しんでいました。
しかし試しに皮ごと食べてみると、特に困ったことはないです。じゃがいもは洗って刻む、たまに皮が気になることがあり、その時は無理せず残します。
長いもはさすがに無理と思っていたら、浜内千波先生が、食べられるとおっしゃっていて。フォークを突き刺してガスでひげ根を焼き切る。その後、たわしで洗えばOKです。もちろん、大根同様、おろすときは皮をむきますが、どちらも皮はとっておいてみそ汁の具にするとか、使っています。
果物も大体、皮ごと。桃もブドウもいけます。柿は皮が固いし、渋い時があるので薄くむいて食べています。
新潟では、スイカの皮はある程度、水分を絞って出さないといけないそうです。私はスイカは食べませんが、もし食べるなら、皮はなるべく小さくカットして、やはり干して捨てたいですね。
欲して捨てる、にこだわるようになったのは。
ゴミ焼却の時、まずゴミを乾かすためにけっこうな電力を使うと聞いたから。その電気代は私たちの税金から。微力でもやらねば、と決意したのです。
確かに収集場に行くと、なんでこんな水気の多いゴミが出されてるのか、と首をひねることがあります。夏に、ごみ入れラックというのかな、緑の組み立て式の。あれの前にゴミが出されてて、地面に水分が漏れて濡れている。臭いもするし、カラスがつつくかも。中に入れようと持ち上げたらタプタプいってるんですよ、何が入ってるの?
干して捨てる。ゴミがコンパクトになるのは確かですが結局は燃やして灰が出ます。みかんの皮だって、本当はコンポストに出して肥料にするのがいいんですよね。しかし臭いのこともあり、日本ではなかなか進まない。干せるものだけでも干せば悪臭をある程度、防げると思うのですが。
干して捨てることにより、ゴミ出しの回数が減りました。冬は早朝、外に行くのが面倒なので、月一回で済むのは楽です。レジ袋が有料化になってからは、レジ袋をもらえないので、袋の減りが遅いのも助かる。
いずれゴミ袋も有料になるかも。その時、干して捨てれば同じ袋でも入る量がまるで違うし、しっかり干せば真夏でも全く臭いません。これからも、このやり方を続けていきます。
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