第6話 まんぷくバーガー
『いつも、お世話になってるから〜』と
上司からバーガーを頂いた。
(お世話?)と内心、首を傾げながらも
頂きます!と
パッケージを見てみると
まんぷくバーガーという名前のとおりで
前から見ても横から見ても
具材が
ちょうど、晩ごはんの時間帯に頂いたので
さっそく食べることに。
貰ったバーガーは、フィッシュバーガーで
大きなバンズに魚フライが縦に2個も入っている。
(贅沢なサンドだあ……)
実は私、
ハッピーセットかフィッシュバーガーを頼むくらい、魚のフライが好きだ。
(ハッピーセットは、おもちゃ欲しさです笑)
まずは、バーガーの具材をこぼさないように
横から食べていく。
食べて一口。バンズ、千切りキャベツ、
スライスしたレモン、魚のフライ、レタスが
一気に【どっ!】と押し寄せる。
こういう、大きなパンにありがちな
「具材に
一口目から、もう美味しい。
(キャベツ、レタスのシャキシャキと
魚のフライのざくざく感。
揚げ物の重たさを消す、ほろ苦くすっぱい
レモンのスライスとタルタルのピクルス……)
『うんまぁ!がつがつ食べれる!』
バーガーのバンズは、バターロールの
大きい
(揚げ物が2つ入ってるとは思えないほどの
さっぱりさ……このパン、危険だあ)
パッケージの名前を、ちらっと見た時
カロリーまで見てしまったため
ちょっと罪悪感を感じつつ食べていたけれど
軽々と口に運べてしまうので、
(まあ、たまには良いかあ)と
言い訳をしつつ食べ進める。
(バーガーにスライスしたレモンが入るだけで
こんなにも、
家で、サンドする事があったら
ぜひやろう)
買い弁、外食あるあるの
美味しかったので家でもやりたい。と
脳内のメモに記しつつ、最後の一口を放り込む。
(ペロリだ……揚げ物2個のバーガーが)
自分で自分の胃袋の容量に驚きつつ
(悔いはない)とでもいうように
食べる前の騒がしい音が嘘のように静かになった。
さてさて、本日も
『ごちそうさまでした(ぐふぅ)』
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