第4話 餃子とレモン酎ハイ 作る編


(嘘でしょ……なんで、ニラだけ無いのよ)



今晩こんばんは餃子!!とルンルンな気分で買い出しに来たものの、ニラだけが売り切れていた。


(欲しい時ほど無いんだよなぁ。仕方ないから白菜のみにするか〜)


商品補充をしそうな店員さんも居ないので


あきらめて、買い物カゴに白菜と豚ひき肉。

餃子の皮(薄皮30枚入り)袋を2つ放り込み

副菜用の竹輪ちくわも入れる。


(家に、きゅうりはあったから

これで、ちくきゅうにするとして……)


買い忘れが無いか、カゴの中を見つつ

大丈夫だったのでレジへと向かう。


混みやすい時間をけての買い物だったので

早めに自分の番が来て会計を済ませ、帰宅。



(んじゃあ、やりますか)


買ってきた食材を台所に並べ、

まな板やら包丁やら必要な物も出していく。


初めに、めても大丈夫な

ちくきゅうから準備。


きゅうりを軽く水洗いしたら、両端のヘタを切って捨て、竹輪ちくわの長さにカットしていく。


そしたら後は、竹輪ちくわの穴に入る細さに

きゅうりを切って入れ、正月の門松かどまつのような形にカットする。


(カットの例えが門松しか出てこなかった……

他に例え方あったでしょうに)


カットした達は、えそうな

縦長の皿(マヨネーズと醤油しょうゆの線を引いておいたもの)の上に並べて、はい完成。


あと一品欲しい、ちょっと野菜欲しい。

そんな時のお助け者だ。助かる。



次に、主役の餃子。


(まずは、ひたすらに白菜を!!)


タタタタタッ、ときざむ音と

ザッ、とおわんに白菜を流し入れる音を

り返す事、数十分。



(よし終わった。みじり切り終了!

後は、ここに塩振ってんで、放置)


白菜の水気みずけで餃子の皮がべちゃらないよう、塩で軽く脱水するのだ。


(使わない、まな板と包丁は邪魔じゃまになるから

洗って片付けて。


次は、ボウル……)


戸棚から出したボウルに

豚ひき肉、すりおろした生姜しょうがやにんにく。

オイスターソース、塩、胡椒こしょう

鶏ガラ顆粒かりゅう等々を入れて

ムッチャ、ムッチャとねていく。


(ねばり気出るくらいまでねないと

火を通した時に硬くなるから注意しなくちゃ)


初めて餃子を作った時は

べちゃるか硬くなり、失敗続きだったので

ちょっと嫌な思い出(苦笑)。


そこからは、ボウルに

軽く水気をしぼった白菜を入れて一緒に


出来上がった具を皮で包んでいき

下準備完成!


後は、ひたすらに餃子を焼いて焼いて

焼きまくる。



そうして焼き上がった餃子がこちら。

はい、どおおーん!!



それでは、いざ。


『いただきます!』

























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