第3話

ついに幻聴が聞こえるようになった。

テレビはもう何ヶ月をつけていない。


「幻じゃないよ!僕さ!僕なのさ!」


冗談じゃない。俺はオカルトの類は嫌いだ。

無視して煎餅布団にもぞもぞと入り込む

背中をバンバン叩かれているが気にしない。

なんか泣いてるけど気にしない。


「どうしてよ…どうしてなのさ!」


次の日いつものように6時に起き準備をしているとテーブルに買った覚えのないパンとヨーグルトが置かれていた。

「朝はパン♪パンパパン♪なのさ!」


30分早く家を出た。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る