お子様ランチ
ハナミ
第1話お誕生日おめでとう
プレゼントも送るけど、気合いを入れるのは大人のお子様ランチ。冷凍庫のスペースも確認した。
残ったのは、冷凍するから。
お子様ランチと言っても、みんなが想像するようなものじゃなくて、子供の好きなもの。
上の子は和食が好き。
小学三年生で不登校になり、今は定時制通っている。
そんな、お姉ちゃんにあと何回お子様ランチ作れるかな?嬉しいような、寂しいような。
メニューは、どうしようと考えた結果。
牛すじの下処理をして、炊飯器でじゃがいもを蒸かして、鍋に刻んだ牛すじ、たまねぎ、にんじんを容れて
デミグラスソースと赤ワインと、味醂を少し入れて3時間位煮込む。仕上げにビーフシチューの素を少し入れて塩コショウをする。次に、ブラックタイガーの下処理をしていた、殻付きのエビに塩を降って塩焼にフライパンでする、酒を少しかける。
次に、肉屋で買った贅沢トンカツ肉を筋切りをして塩コショウをしていたトンカツにする。
次に土鍋でご飯を炊く。
ネギまみれだし巻き玉子卵を焼く。
そして、店で買ってきたローストビーフをお皿に盛る。付属のタレを小皿に入れて、この日のために買った山葵をする。山葵愛しているので、
そして、盛りつけをする。
ご飯の上に半熟玉子焼きを巻いて、じゃがいも1個とスジ肉たっぷりのビーフシチューを賭ける。
お皿の上の方にエビの塩焼。トンカツ。
デザートは、買ってきたケーキがあるので。
食べる直前に熱したらフライパンで、ステーキを焼いて皆で分ける。 ステーキソースと山葵で。
作っておいたシチューをマグカップに入れて完成。
食べてる間にパスタを茹でる。
小さなお皿にバターを絡めたビーフシチューを皆に配る。子供はこの食べ方も好き。
特別な日じゃないと、これだけの食費はかけれないけど、ビーフシチューは、冷凍出来るし。
エビは、天丼にできるし。
それなりに、後で調整。
それよりも
子供のママのご飯が世界一美味しいよ。
ありがとう。
って言葉に、半日台所にいてた苦労が報われる。
サラダは水菜と大根とツナの和風サラダ。
喜んでくれた。
ビーフシチューは、1人前出冷凍。
エビ天丼にナスと、大葉を入れたシンプルなものを作り。シチューは次の日の晩ご飯。
バケットをガーリックトーストにして。
サラダミックスに、焼いたベーコンにオリーブオイルとポッカレモン。
塩コショウ。
皆で食べるから美味しい。
ケーキはくまさんケーキ。
幸せ。
食事って大切で、楽しく美味しく笑顔で食べる。
高い食材じゃなくても大丈夫。
手を加えればいいだけ。
私のスパイスは、愛情。
大人のお子様ランチは、普段豪華な食事もそうだけど毎日これだけ手間はかけられないから。
特別な大人のお子様ランチ。
プレゼントは、まだ決まってないみたいで渡してないです。
私は小さな事が幸せ。
子供が美味しいって言ってくれると、生きていて良かったと思う。
お誕生日おめでとう
この先笑顔が溢れる毎日を過ごしますように。
大人のお子様ランチは、その日は大好物だけを食べる日です。
我が家のお誕生日ご飯です。
1人ずつ違います。
作っている時凄く楽しいです。
お子様ランチ ハナミ @muneta
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
白菜のシチュー/ハナミ
★3 エッセイ・ノンフィクション 完結済 1話
愛する子供へ/ハナミ
★9 エッセイ・ノンフィクション 完結済 1話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます