企業の歴史

@j140075

第1話 山一證券 

皆さんはかつて「法人の山一」「人の山一」と言われ、多くの上場企業の幹事証券会社であった【山一証券】という会社を知っているだろうか。


松下電器産業・松下電工(現・パナソニック)を始めとする松下グループやCanonを中核とするキヤノングループ、東京急行電鉄を中核とする東急グループ、小田急電鉄を中核とする小田急グループ、神戸製鋼所グループ、ニトリホールディングスなど、現代でも活躍する日本の経済を支える数多くの成長企業が、山一證券の指導によって、自社株式を金融市場へ公開しました。戦後の一時期まで最も多くの企業を上場させた、日本最大の業績を持つ証券会社であり、その後もいわゆる「四大証券会社」の一翼を担った証券会社である。


しかし山一證券は、1997年(平成9年)11月24日に業務を停止。当時の社長は記者会見の時、涙ながらに「社員は悪くありません」と語る姿が有名であり、平成不況の象徴とも言える事件となりました。


この山一證券の栄枯盛衰について、ザックリ説明したいと思います。


※間違いや誤字が多いかもしれませんが宜しくお願いします。


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