毒親
皆さんは、「毒親」という言葉に対して何を思っているだろうか。
「軽々しく使わないでほしい」
「親が毒親になるのは社会がサポートできないからであるため、そんなふうに言うのはいかがなものか」
実際に私はこれらの意見を見聞きした。もっともな意見だと思う。だが私は、この新しい言葉については好意的な印象を持っている。ある程度社会に共通認識としてある言葉は、いちいち概念から説明しなくもいいため、話題にするのが簡単になるからだ。
私自身の親は、はたから見ると「良い親」だろう。良いまでは行かずとも、普通の親。だが、私に対して家庭で行っていることはまさに「毒親」。それは、他人の気づくことのできない甘く、徐々に心身を蝕まれていく遅効性の毒だ。
親から離れて一人暮らしをしていても、その内に取り込まれている毒は突如として回る。
なんとか頑張って毒抜きをしていかなければいけないと思っている。
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