共鳴

ももいくれあ

第1話

誰かが創ったあの音。


今映った空の色。


さっきの波。


あの頃感じたこの感覚がいい。


ふっと香る、何の匂い?


貴方はまだ私を知らないかもね。


でも、もう


すっかり。 出逢ってる。


いつか私と知らずに、貴方は出逢う。


お互いの表現が、感覚が、引き寄せる。


手繰り寄せる。


今までとこれから・・


顔をみるコトがなくても、コトハ゛を交わすコトがなくても


もう、すっかり出逢ってる。


そういう出逢いが溢れてる。


そして、知らずにわかれてる。


そういう


ほんとうに沢山の、出逢いとわかれを繰り返し


そうやって今を生きている。


そうやって、少しずつ重なっている。


今、同じ時間の中で


沢山の喜びが溢れてる・・

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

共鳴 ももいくれあ @Kureamomoi

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ