強くなるコツは「強くなること」だと思う
タイトルが何だか俗に言う「小泉構文」の様ですが……。でも、本当に「強くなること」が強くなるコツだと思うのです。
何を持って「強くなる」と言うのかはなかなか定義しにくいところですが、まあ分かりやすいところで言えば大会でより沢山勝てる様になるだとか、新しい技術が使える様になっただとかはそれに当てはまることの一つだと思います。
どの様な方にこれを読んで頂けているのかが分からないので少し抽象的になる部分があるかなとは思いますが、その点はご容赦を。
では、さっそく本題に入りましょうか。
なぜ「『強くなること』が強くなるコツ」だと思うかというと、「強い人の周りには、強い人が集まってくるから」です。
基本的にある程度勝ち上がるメンバーの顔ぶれというのはどの大会でも大体同じです。勝ち上がってくるメンバーは何度も大会で顔を合わせる訳ですし、また講習会や練習試合などで一緒になることも多くあります。そうなると、(言葉は良くないかもしれないけれど)性格に難があるだとか試合中のマナーが悪いだとか、そういう人は別として、自然と仲良くなるものなんですよね。だって互いにしのぎを削り合うライバルではありますが、それと同時に「卓球」という共通項があってしかもレベルも近い訳ですから。だから強くなると、自然と強い相手と仲良くなって、自然と強い相手が集まってくるものだと思います。
強い選手というのは、強いボールが打てるだとかレシーブが上手いだとか、それぞれ何かストロングポイントを持っているものです。また、何かしっかりした考え方というか、卓球における「軸」みたいなものを持っている選手が多い様に思います。プレースタイルは違ったとしても、いや、プレースタイルが違うからこそ、お互いが持っている「何か」を共有するチャンスがあるはずです。サーブの出し方、ドライブの打ち方、何を意識して打っているのか、練習試合の後とかならどうしてその戦略で来たのかや何が効いていたのか(どのプレーにどんな印象を受けていたのか)などなど、とにかく多岐にわたってアドバイスし合ったり違う視点・考え方に触れたりするチャンスが生まれるはずですから、そこには間違い無く自分が強くなるチャンスが生まれるはずなのです。
さらに、強くなればなるほど強い相手と打つ機会が増えます。やっぱり強い人と打てると、良い練習が出来るなと感じます。一球一球の質が高いというのもありますし、1本1本に対する意識だったり、考えて練習・プレーしていたりと質が高い、内容の濃い練習が出来ることが多いのではないでしょうか。
という訳で、強くなればなるほど強くなるチャンスは増えるだろうと思うのです。ってな訳で、強くなるコツは「強くなること」だと思うのです。
それでは、今回はこの辺で! また次回!
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