第4話 転移魔法

ー皆様本当にお待たせしましたー 

第4話スタートです!!



次の日の朝···


~ギルドの広場にて~


「アルダン様おはようございます!」




「おはよう!!ローリムさん」




「私のことはローリムでいいですよ!それより、昨日はお楽しみになられましたか?」




「あぁ すごく楽しかった!」




「それは、良かったですね!アルダン様!!」


ローリムは笑顔で、返答した。






「んでローリム、俺は、クエストをやりたいんだ…何かいいクエストあるか?出来れば1人で出来そうなやつで…」




「いきなりどうしたんですか?同じクエストに行くならパーティーを組んでからのほうがいいのでは?」




確かにローリムの言う通り、クエストに出て冒険者ランクを上げるだけなら、パーティーを組んでからの方がいいのだが、俺がパーティーに入るにはかなりの時間がかかる。そのパーティーを探す間に起こるであろう問題がある。それは金だ。前のパーティーでは(お金は渡す)という約束であのパーティーに入ったのだが何回冒険してもロイはお金をくれなかった。なので貯金は昔、家族からもらった銀貨2枚のみ、このギルドの料理、一食分の料金しか持っていない。






「ローリム。お金がないんだよ…明日のご飯がないのはつらい。だからクエストに出たいんだ…」




「あっ…なるほどお金稼ぎですか、そうですね···今だと」


納得した顔をした彼女は手元にある討伐依頼を見る。




「Dランクでアーラム森林でのスモールモンキーの10体、討伐依頼が来ています」




「他に一人で行けそうなクエストはないのか?」




「一人で行けるものは、あるにはあるのですが…すべて採取系クエストになってしまうんですよね…」


やはり一人で行けるクエストは少ないか…




「決めた、スモールモンキー討伐に行きます」




「わかりました! 転移機械てんいきかいを使いますか?と言ってもアーラム森林の近く、アーラム村までになってしまいますが」


ローリエはそう聞くと不思議な形をした扉を指さす




「転移機械?」


―そんなものあるのか…今の時代はこんな便利なものがあるんだな…






「はい!このドアは、行きたい場所の近くにすぐ行ける魔法道具です!」




「ん?、近くってことは移動制限があるのか?例えば距離とか」




「いえ、移動制限と言うか…誰かがこの誘導石を刺した場所にしか行けません」


そう言い、紫色の宝石見たいな形をした石を取りだした




「ということは、これが刺さっている場所にしか行けないのか?」




「はい」




「なるほどな、どこにでも行ければいいんだけどな…」




「はい、あっそうだアルダン様にお願いがあるのですが


これから沢山の旅をしていくと思いますその行く先々の村や町にこの誘導石を置いてきて欲しいのです」


そう言い誘導石を差し出してきた


「これを旅のついでに置いてくればいいんだな、わかった」




「はい!!お願いしますね!!」




「よし行くか!!じゃあ転移魔法、頼む」




「わかりました!! お気を付けて!」


彼女がそう言うと、ドアが激しい光をだし俺はその光に包まれた。


★あとがき★

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感謝です!!

第5話も上げたのでそちらも見ていただけるとありがたいです!!

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