第2話 国家認定戦士ロイが率いるをパーティーサイド①
「大丈夫か?」
―あ…ありがとう…
何故、あなたは気づかないんですか…
私の気持ちに…
昔からずっと…
―好きなのに
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一方、アルダンが抜けた拠点では…
「それより、あいつから自分に関わってくるなって笑わせてくれるぜ!」ガッハッハ!
「あいつも俺たちに変に張り合わなければこのパーティで残してやったのにな」ワッハッハ!
「残してやるとしても私たちの奴隷だけどね♪」ハハハハハ!!
アルダンの事を三人で笑いまくっていた
しばらくして、ロイがしゃべり始めた…
「よし!アルダンを追放したし、剣士になってもらうようにイアには話すか」
「イアが剣士になってくれるのか?まずイアを剣士にしてからアルダンを追放したほうがよかったんじゃ」
「うるっせーなー 細かいことは良いんだよ それにあいつは俺らの言うことを聞かなかったことあったか?」
「いいや…そんなこと一度もないわ なるほど そうなることを見越してあの雑魚を追放したのね!!ロイ、流石だわ!」
「よっ!国家剣士ロイ様!!」
「よし! まずはイアに話すかってアイツどこにいるんだ?…」
「そういえば、外に行ってくるって言ってた…私、イアを連れてくるわ ロイ様少々お待ちください」
「わかった」
イアは拠点の入り口に居た
「あっ! イア どこ行ってたの?」
「あ…ちょっとね…」
「それより、ロイ様があなたを呼んでいるわよ、ロイを怒らせるとめんどくさいから早く来て」
「ロイ様が?私に?」
急いで、拠点の部屋に駆け込んだ
「おっ来たか イア ここに座れ」
ロイに言われ椅子に座る
「話って何ですか?」
「単刀直入に言うとお前に剣士になって欲しい」
「なぜ私が剣士にならなくてはいけないのでしょうか?」
「理由は簡単さ、あの雑魚より、イアが剣士になってくれた方がパーティーが強くなるからだ」
「まさか…!?それだけの理由でアルダンを追放したのですか!?」
「そうだが何か不満でも」
薄気味悪い笑みでロイは言う
あなた方はアルダンがこのパーティでやって来たことには何も気づいていないくせに
「イア、なんか言ったか?」
「いいえ、私は何にも言ってませんよ」
「そうか、気のせいか、それより返事は?」
「…わかりました…私が剣士になればいいのですね…」
また薄気味悪い笑みをロイはした
「よし…それでは1週間後、Bランクのモンスター退治に行く それまでに各自準備をしておくように」
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