幕間

これまでのあらすじ19

 攻城戦に長けている武田によって、矢盾によっての仕寄りを防ぐことが出来なかった大胡。


 火薬の消費も尋常でなく大砲が使用不能に。


 様々な策を出し合う大胡と武田。


 そんな中、調略を仕掛けてられていた大胡の守備の一角、法華宗徒により裏切りで一気に戦線が動く。


 それでもしぶとく交戦する大胡守備隊。その一方では真田配下の素ッ破と、疋田率いる特殊部隊。それから髭の隊長(国会議員さんではない!)、緑の狐大隊が後方撹乱をする。


 元北条領であった武田の領土で反乱祭りが始まった。


 東雲率いる緑の狐大隊は品川の危機を察知。その救援へと向かう。後方撹乱だけと思っていたが、信繁と山本勘助に見破られて1個中隊を失う。


 その際、部下の内で一番優秀な中之条を自らの手で射撃。敵の部将を討ち取り後方撹乱に成功する。


 これにより武田は短期決戦しか手がなくなった。


 ◇◇◇◇


「しのっち、号泣しているんだろうなぁ。あの人、鬼になり切れない結構繊細な人なんだ」


「髭が傾くのを極度に恐れておりますからな。それに潔癖症でもある故」


「それはあまり関係ないと思うけど。智円のにーちゃん。戦場で活躍したらどうなるの?」


「それは決まっておりまする。式鬼を使い敵を惑わし……」


(これはもう冥府魔道に落ちるね、極楽ではなく)



 登場人物がわからなくなりましたらこちらをご参照くださいませ。

 https://kakuyomu.jp/works/16816700428374306619/episodes/16816927859186375734

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