キャラクターリスト! 基本設定+インタビュー(インタビューは台本形式)

『鬼娘の巫女』 夢原 礼 (part1)

基本ステータス


[身長]     (男性のとき)168センチ 

         (女性のとき)161センチ

[誕生日]     2月29日

[所属]      京都総合高等学校1年生

[得意呪術・戦術] ■行・煌炎

→光とも見違えるほどに輝きを携える黄金の炎。澄んだ色はきれいなだけではなく通常の呪術より遥かに大きなエネルギーを内包している。煌炎を操る技を使って戦うのが夢原礼の得意な攻撃である。


ただし、煌炎は呪術の体系にありながら火行とは異なる。日ノ本の中で一番の呪術使いである御門ありなりですら、その呪術のことについてはよく知らない謎の力。正の力にあふれ、あらゆる不浄を清める力は応用すればすべてのエネルギーに対し特攻を持つ。今はまだ未熟でも、彼が炎を極めれば火力勝負で負けることは負けはしない。


――呪術は想像、煌炎はあらゆる呪術と相性が良く、その形を使用者にとって必要な形と力に変える。その気になれば、使い手が見た呪術の形をそのまま再現して真を超える呪術として放つこともできるかもしれない。


(雑な解説)

 黒に近い髪色が多い日本の中で金髪というとっても目立つ髪色が最大の特徴の男子。彼が姉貴と呼ぶ存在からは「女々しいわねぇ」とからかわれるほどに、中性的な美男子で、勉強や運動は人並みだが困っている人は助けたくなる生粋のヒーロータイプなので本人は知らなかったが実は初等学校のころはモテていた。女性になってショートのヘアのボーイッシュ女子となり、たまに男を惑わせるキュートな所作で鬼娘もメロメロにしてしまった魔性のヒーローガールなEカップ。


――以下まじめな人物紹介


● キャラクター詳細

 鬼娘の巫女「レイ」に会う前まで、彼は京都に住む一般の少年だった。今でこそ勇猛果敢に悪と戦う鬼娘の巫女をやっているが、元々は勉強も普通程度、運動や戦いの才能は人並みとは言えない部分もあり、他者に比べ秀でていると自慢できることもなかったためか、初等学校では苦労した経験を持っている。強いて言えば、調理は家にいることが多かった彼が、バイト程度には役に立てる得意なことだった。


 彼が他人と違うところがあるとすれば、それはおそらく他者を救うことに異常ともいえるほどの熱意を見せること。誰にでも従順に従うのではなく、真に己の助けを求める者を見極め、その者のためなら自分を二の次にしてでもできる限りのことができる。自分と関わった誰かが笑顔になってくれるのを見るのが好きなのだ。


「俺は……戦えるようになるべきだ。姉貴と同じように悪霊から人々を救うんだ。目の前に救える人を見捨てず、手を差し伸べられるように」

 と、ヒーローになりたいという少年のような夢を持っていた。


 しかし、秀でた才を持ち合わせない彼にはその道はこれまで開かれなかった。


 運命はそんな彼に機会を与えた。足りない才能を補うに余りある鬼の力によって巫女となった礼は、多くの人々を救うことができる力を得た。


 こうして鬼娘を彼はこれから己の理想、世界の厳しさ、自分の生きる明確な道を、神との戦いの中で見つけていく。 


● 夢原礼 ストーリー バージョン1編

 万人を救うことはできない。

 自分にとっての正義は誰かにとっては悪である。

 それはたとえ困っている人を助けるという場面においても同じであり、だれかに加担する以上、その責任を取り、望まずとも敵と戦わなければいけない。


 彼は決意する。最後まで鬼娘の味方であろうと。それは通常ならば選ぶべきではない愚行だ。


 鬼とは世界の滅びの前兆でありすぐにでも人間の世から排除するべきものだ。それをかばう者は『普通』に考えれば、人類の敵。多数から外れた者は異常とされ世間にとっての悪と認識されることが多い。それは法や正道をはるかに上回るエネルギーであり、善き事であっても悪しとする。


 それでも彼に選択が迫られたとき鬼娘を裏切るという思想は欠片ほども思い浮かばなかった。それが彼が鬼娘に惚れられた最大の理由であり、彼の英雄の素質と言えるだろう。


 死を何度も覚悟する戦いを経てその覚悟は消えることなくより強固なものとなった。策謀により導かれた鬼娘の怒りによる覚醒を彼の言葉が、感情が寸前で止めることとなり、彼は真に一度、覚悟と行動によって京都を救った。


● ストーリー 「思い出の日」

 初等学校の学生だった頃の話。

 その日はたまたま帰るのが遅れ、迎えに来た家族と共に礼は学校から家へと向かっていた。


 運悪く、というほかないだろう。その日強力な悪霊が京都に現れ、夢原一家は悪霊と対峙してしまう。


 悪霊と一般に言われる存在には2種類在り、1つは京都から現れる化け物を指し、もう1つは京都の外から人間を狙う神人の刺客を指す。今回現れたのは後者だった。


 神人は自分で呪力を回復できない。ゆえに人から奪うしかないのだ。人間の子供はその点水槽にでも閉じ込めておけば安定的な呪力の供給源となるため都合がいい。


 父と母は神人の使徒たるその悪霊に殺され、姉と礼は京都の外へと誘拐されてしまった。


 礼も姉である希子も当時は諦めた。もう今後自分たちに待っているのは地獄のような日々だと。礼も泣いたが、その日最初で最後の姉の涙を見た。


 絶望は幸運にも続かなかった。


 傭兵を名乗る2人の少年と反逆軍の少年1人が自分たちを誘拐した悪霊と管理の神人をいとも容易く倒してしまったのだ。礼も希子も特に日本刀を振るう神速と評すべき少年の戦いぶりがあまりに苛烈で、でも美しくあこがれを抱いたという。


 その日のことを礼は覚えている。立ち去ろうとした彼に名前を聞いたのだ。


「太刀川。だが、その名前を覚える必要も恩を返す必要もない。その気持ちは、今後君が助けるべき誰かを助けるために、取っておくといい」


 もう京都を離れてしまい、誰も助けに来ない。そんな絶望の中でも助けは来た。助けようとしてくれた人がいたから自分は生きている。


 命をその信念によって守られた彼が、だれかを救うことを善しとすることは自然なことだったのだろう。


● ストーリー バージョン2.1

 バージョン2.1終了時に解放


● ストーリー ??????

 ??????終了時に解放


● ストーリー ??????

 ??????終了時に解放

(part2へつづく)

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る