第20話 赤髪暗殺計画

赤髪は毎日自室で寝るようだ。

(若いのに女遊びもせずに訓練してお祈りをして・・・

本当になぜあんな事をしでかしたのか不思議でしかない。)俺

(そうだな!しかし、聖騎士は玉がないから女遊びは出来ないぞ!)シグ

(何!?どういうことだ!!)俺

(聖騎士は紙に使える騎士だ。性欲に惑わされないように玉は切り取られるんだ。

あ!竿はついてるらしいぞ!)シグ

(詳しいな・・・)俺

(ああ!城を出る時に聖騎士も考えたが、それを知って辞めたんだ!)シグ

(そうなんだな・・・ホルモンバランスが崩れたりしないのかな・・・)俺

(ほる何とかは知らんが、情緒不安定になるらしいぞ)シグ

(ふうん・・・その心の闇なのかな?)俺


俺は心を静め、赤髪の部屋に入り込んだ。

赤髪は訓練の時間だ。

俺は部屋を隅々まで物色し、色々と手紙のやり取りをストックしていった。

中々黒いじゃないか!聞かなくても良くなったぜ・・・。

教会は頭から腐っているようです。

ああ・・・将来は宗教戦争か?機会が合ったら暗殺で良いか。

こいつの様に・・・。

ガチャ・・・!バタン。「ふう・・・疲れたぜ・・・」赤髪

パーン!!ドサッ・・・。シュン!!すぐに死体をストックする。

ピコン!!

結構頭が吹き飛んで汚してしまったな・・・。選択は今はちょっと待て!

(ランド、なるべく綺麗にしていくぞ!!)シグ

(そうだね。)

ストレージに仕舞えそうな残骸は吸い取るようにストック出来た。

後はついた血っ痕を水を出してふき取る。

(あとお願い)俺

(ああ!)シグ


・ゲイボルグ(伸びチジミする槍)

・グロウアップリング(レベルアップ時の成長二倍補正)

・命の玉


ああ!玉無しさんから玉が出た!!シクシク・・・。

俺はもちろんグロウアップリングですよ!


ピコン!ストレージにストックしました!


(良しずらかろう!シグありがとうな!)俺

(ああ、無事戻れたらだ!)シグ


まあ無事戻れたのだけどね・・・。


「カンパイ!」俺・シグ

俺はジュースだ!


(これで仇は討ったぞ!)俺

(で、なんで襲われたか分かったのか?)シグ

(ああ!分かった。

俺の育ての神父様に反乱の芽をがあると教皇から殺せと命が下ったみたいなんだ。

なんでも、俺の事をなんの才能もないのに育てているのが、

何か企てていると思われたようだ。

まあそれは名目で、あの教会にある何かを狙っていたようだった。)俺

(それは回収されたのか?)シグ

(それが見つからなかったようだよ!)俺

(何を探していたのかお前は心当たりはないのか?)シグ

(あの教会に?神像くらいだろう・・・)俺

(そうか・・・)しぐ

(・・・待てよ。ポポの村に行こう。確かめたい)俺

(ああ何か分かったのか!!)シグ

(うん。なんとなくだけど、見てみないと分からないや・・・。)俺

(そうか。行けば分かるんだな!その後はガルシアンにトンズラだぜ!!)シグ

(ああそうだな!)俺


その日俺達は豪快に飲み食いし、神父達の分まで楽しく騒いだ!!

これが弔いのつもりだった!!

神父様・・・。仇打てました!

神父様は願ってもないことだったかもしれませんが、

物取りであそこまでの事をされては、いかに温厚な俺でも許せなかった。

引き金を引くその時まで考えましたが、こうなりました!

天国にイケていますか?

神よ・・・いらっしゃいますか?

どうか皆が安らかな所で休めれるようにしてあげてください。

そして来世に繋がるのであれば、

少しでも長生きできて心安らかに過ごせる環境に行かせてあげてください。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る