第4話最強のアサシンになりたくて!

そして俺は、召喚されてから数分で、アサシンとなった。


「ふっ…断る理由などない…むしろ喜ぶべきものだ!」





そして1年後ーー俺はトイレに向かいながら、拳を握りしめ、真っ直ぐを、本当真っ直ぐを見ながら。



俺は今、アジトのトイレに向かっていた。


なんでも、あの後(1年前)ボスから詳しい話を聞くと、ここはデスファングと言うアサシン組織のアジトで、場所は古い教会の下にある天然の洞窟を改良して使う事により、隠密性を高めているのだとか。


「ふっ…なんという素晴らしい展開!ここは中二病の巣窟か…?!」


そしてアサシン達は、全身真っ黒なロングフードを来ている為、声がするまで、何処にいるのかさえ分からない状況だ。


なぜアサシン達はこの暗がりで前が見えているのか不思議だが、まぁそこは禁断の魔術や呪いなどだろう。


そう思うと、心の中で「その事に関しては触れないでおこう」と固く決意し、多分トイレだと思われる扉を開ける。


ギィィィィィ…


「ふっ…らしくなってきたじゃないか」


扉の軋む音に、俺がそんな事を言いながら、中に入り、ズボンを脱ぐ。


そして、自慢のエミリア(ち〇こ)を聖なる手(右手)で軽く支え、左側の、トム(キャ〇タマ)右側のジェリー(キャ〇タマ)合わせてトムとジェリーの上に、そっと乗せる。


しゃぁぁぁぁぉぁぁぁ…


「ふっ…随分と力が溜まっていた様だ………。皆の者…あまり近づくなよ…?

手元が狂ってしまうかもしれんからな……」

(めっちゃ我慢してたからなーー染みるわーーあっ、今揺らされるとホースが違う方向向いちゃうかも)


そんな感じで、俺が便器と思われる場所に、喋りかけていると…!


『キャァァァァァァ!!だ、誰かー!!誰か助けてーー!!!!』



俺の直ぐ後ろから、女の人の様な声が聞こえてきた。


「ふっ…華奢な美少女がこの俺様に助けを求めている…!今行きます!待っていてくださいプリンセス!」


そんな最高に痛いことを言って、「とうっ」と数センチジャンプをし、社会の窓もそのままに、背後にある扉を開ける為、手を伸ばす…!


すると。


「ふっ…どういう事だ?さっきまで閉まっていた扉が空いているぞ…?」

(えっ…ちょ…こ、怖っ!こういう恐怖系のやつは俺無理!帰る!俺今すぐ帰る!)


そう思い、俺がドタバタしていると。


ドタドタドタ!


遠くの方から、女の人の悲鳴を聞き付けた為か、大勢の人の足音が聞こえてきた。


「ふっ…援軍か…命拾いしたな、名も知らぬ小童よ…その幸運の強さを誇り、これからは気高く生きるが良い…」

(! …良かった!助かる!へへへっ!随分と舐めたまねしてくれたじゃないの!ミスターマイナー幽霊め!まぁ幽霊は怖いからこれ以上しげきせず見逃してやるかな!)


そんな俺の誇り高きつぶやきも、駆けつけた男の一言によって相殺された。


「おいゆうや!お前なに女アサシンのロッカーにおしっこしてんだ!!」


「え?」

(え?)

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