第214話 火焔
高度を六百メートルも取ると、下界の景色は完全なパノラマとなる。
精細な模型のようになった下界には、美しい自然の風景が広がっていた。
自然な海岸線、広大な森、それを切り取る川、そして湖沼。
人の都市や村落もあったが、それらは自然と比べれば、たいした大きさではなく、自然に寄り添うように建てられている。
今ここで、血みどろの生存闘争が行われているとはまるで思えない、穏やかな景色だった。
この時代、この世界においては、人間は環境の小さな一要素にしか過ぎず、地球を掴み取るように支配しているわけではない。
人間は未だ先込め式の鉄砲や、刀槍を持って戦っており、地球を焼き尽くす兵器などは存在しない。
木や魚や虫、そして人間以外の動物にとっては、戦争など関係がないことなのだろう。
だが、俺は人間であり、そうである以上は、その生存闘争の当事者なのであった。
自然の多い景色の中にも、注意すると、戦争に由来する何かが見える。
海にぽつぽつと浮かんでいるそれが、まさにそうだった。
とある海岸線の沖に、帆を畳んだ船が何隻も停泊している。
海岸線には、ギャラルホルンという名の小さな漁村があり、事前の予想通り、十字軍はそれを利用していた。
本当に小さな漁村なので、砂浜に少し突き出た程度の桟橋が幾つかあるだけだが、それでも利用できないよりはマシだし、街道も通っており、家屋は一時保管場所として利用できる。
村にあった桟橋では長さが足りないらしく、十字軍は更に浮き桟橋を何本も伸ばしているようだった。
浮き桟橋とは、空になった樽などを海に浮かべ、その上に板を渡すことで、桟橋を伸ばしたものだ。
小型船や中型船などは、それによって桟橋に直付けすることができている。
大型船は無理なようで、ボートを出して沖から輸送しているようだった。
ボートを使わず、直接桟橋に荷物を下ろせるほうが、当然だが効率が良い。
これらは、全て十字軍に対する補給のために動いている船だ。
見た限りでも、三十隻ほどはある。
今日の標的であるところのそれに、太陽の位置を意識しつつ近づく。
空はよく晴れており、絶好の爆撃日和と言えた。
高度を下げ、四百メートルほどにしながら、開始位置に付ける。
俺は鞍にくくりつけてあった長い棒を取り、先端の紐を解いた。
巻き付けてあった、細長い赤い旗がバラける。
それを、頭の上でグルグルと回し、船団に向けて指した。
攻撃の合図が下り、第一波が一斉に降下してゆく。
四騎ごとの班が、全部で四十班ある。
今降下したのは二十班だった。
次々と急降下し、船に向けて火炎瓶を投下する。
予め決めてあった三班は、漁村のほうに向かい、停泊している船と、物資が置かれている家屋に火炎瓶を投げつけた。
幾つかの船の甲板に火があがり、村のほうにも火の手が上がった。
鷲の上で、赤い旗を丸め、今度は反対側についている青い旗の紐を解いた。
再び船団を指し示すと、第二波が降下してゆく。
船団の船の配置はバラバラで、空では意思疎通ができない。
なので、あらかじめ第一波の一から十七班は、より北に位置する船から順番に狙うように言っておいたのだ。
そして、第二波は同じようにして、まだ燃えていない船を狙う。
船は、位置が固定された建物とは違うので、予め目標を決めておくことは困難だ。
場合によっては急降下先が重複してしまう恐れがあるので、一波の撃ち漏らしを二波が片付ける形にしたのだった。
見ていると、ほぼ上手くいったようで、船団の殆どの船舶は燃えていた。
中型船がいくつか残っているが、まあ仕方がない。
俺は戻ってきた鷲に帰還の合図を送ると、コツラハの方向に羽を向けた。
*****
コツラハのボフ家屋敷の庭に、白暮を降ろす。
他の班の者は、コツラハの外に降りていっていた。
コツラハの中には、百六十羽もの鷲を係留しておける広場はないので、外に臨時キャンプのようなものが設営されているのだ。
白暮に餌の魚を食わせながら、入念に羽をチェックしていると、一羽の鷲が降りてきた。
地面に降りると、すぐに拘束帯を外し、手綱を持って鷲を連れながら近づいてくる。
「ユーリ閣下! ご報告致します――」
こいつは、ホウ家の鷲乗りで、エフィー・リュティと言う。
キルヒナ観戦隊の中で、俺の次に鷲に乗るのが上手かった奴でもある。
俺より三学年上の男で、成績は悪くなかったが、少しモラトリアムを延長するつもりで卒業を伸ばしたところ、キルヒナで戦争が起こり、観戦隊に応募したら合格してしまった。
観戦隊の帰還が予想以上に伸び、あまりモラトリアムを楽しめなかったので、もう一年延長し、去年卒業した。
遅く産まれた三男で、実家を継ぐことができない立場だったので、爆撃任務の王鷲隊に連れて来ていた。
「陣地爆撃班の攻撃は、その、失敗いたしました」
鷲から降りたときから背中が丸まって、なんかしょぼくれてる感じだったから、悪い報告を持ってくるんだろうなとは覚悟していたが。
そうか、失敗したか。
今日の強襲は、半分は船団を襲い、もう半分は陸地にある陣地の補給物資を焼く手はずになっていた。
総数で三百二十羽の大作戦だ。
エフィーは、その半分を統括する立場ではないが、陸上陣地のほうに割り振られた強襲班で、班長をやっている。
おおかた、俺と馴染みということで、悪い報告をする役目を仰せつかったのだろう。
「何故だ? 対空攻撃を受けたか」
「いえ、死人は一人も……」
死人が出なかった?
「何が起こったんだ。話してみろ」
本当にまたドラゴンでも連れてきたのか。
「網が張ってあったのです。荷物の上に」
頭がぽかんとした。
網。
はあ、なるほどねぇ……。
「ははっ、網か……」
脱力するほど単純な策だ。
荷物の上に網を張る。
考え付きもしなかった。
「野積みしてある補給物資の山の四隅に、柱が立ててありまして……そこから屋根のように、小魚を取るような網が」
「それで、瓶は全然割れなかったというわけか」
瓶が割れなかったら被害など発生しない。
網の上で、ただ燃えているだけだ。
横倒しになった少し大きい蝋燭みたいなもんで、水をかけられれば終わってしまう。
「いえ、三割ほどは割れました。ですが、あまりに被害がないもので、第二波は中止して戻って参りました」
たぶん、網の上で瓶と瓶がぶつかり合って割れたのだろう。
「なるほどな。報告ご苦労。帰っていいぞ」
それにしても、向こうの総監督というか、リーダーをやらせた男は使えないな。
鷲上では、相互の連絡の手段がかなり限られる。
網を視認しても、空中で班編成を変えるとかいった複雑なことはできない。
つまりは、網を視認した時に、リーダーが実質的に取れた行動は、第一波を降ろすか、降ろさないで帰還するかの二通りしかなかった。
そこで、第一波を降ろすことを決定したのは、その時点では網の防御力など分からなかったのだから、それは構わない。
実際に防御効果があることが判明したのは功績でもある。
だが、それだったら自分で報告しに来いよと言いたい。
自分の判断に責任を持ち、なぜそのような判断をしたのか俺に説明するべきだ。
任務が失敗に終わったとしても、自分の判断に理由があったと思うのなら、堂々と報告できるはずだ。
わざわざ、俺と仲の良い人選をして、不興を買わないようにするのは好みではない。
「それでは、失礼します」
エフィーは、手綱を引いて少し俺から離れ、再び鷲に乗ると、飛んでいった。
*****
シビャクに戻った時には、ほとんど日が暮れようとしていた。
俺は別邸ではなく、王城島の弾薬庫に鷲を降ろした。
そこには、万一王都決戦に破れた時、王城島に籠もって抵抗するため、弾薬や火炎瓶が保管されている。
頑丈な防火蔵になっていて、馬車が入れる大きさの入り口の門には、火の気厳禁という赤文字が塗られていた。
俺が地面に降り立つと、小さな掘っ立て小屋のような管理棟から人がでてきた。
「ユーリ閣下、ようこそおいでなさいました」
昔は、元第一軍の将校だった老婆が管理責任者だったらしいが、今は年を取って引退したホウ家の老兵士が番をやっている。
ここまで歳を取ると、肝が据わるのか、俺の前でも堂々としている。
「すまんが、少し困ったことが起きてな。簡単な実験をしたいから、火炎瓶を一本と、導火線と火薬を少し分けてほしい」
「実験? まあ、構いませんよ。少しお待ち下さい」
老兵士は、あまり興味がないらしく、特に詮索することもなく防火蔵のほうに向かっていった。
話が早いのは助かる。
白暮の手綱を馬置きにひっかけ、置いてあった丸太を輪切りにしただけの椅子に座っていると、老兵士が防火蔵から荷物を持ってやってきた。
「これでよろしいですか?」
瓶を一つ片手に持ち、反対側の手には、包みと太い紐のようなものを握っている。
「ありがとう」
受け取って、瓶を地面に置き、包みの中身を確かめた。
拳大くらいの大きさの包みを開くと、黒灰色をした粉が入っている。
確かに火薬だ。
導火線の紐も、二メートルほどあった。
「すまないが、要らない紙があったら、一枚貰いたい」
「どうぞ、こちらに」
管理棟に案内された。
「よろしければ、そこの受領欄にサインをお願いします」
指さされた先には、ホー紙に書かれたリストがあった。
一番下に、火薬少々、導火線うんぬんと小さい文字で書かれている。
不正な横流しなどがないように、一応こういったリストを作っているのだろう。
俺は右端の受領欄に名前を書いた。
「これでよろしいでしょうか?」
老兵士が持ってきたのは、伝票を書き損じたらしいホー紙だった。
数字と品名が並んだ上から、大きくバッテンが付けられている。
「ありがとう」
俺は紙と荷物を受け取ると、机の上で紙を適当な大きさにちぎって、指一本分ほどの黒色火薬を乗せ、導火線を巻き込みながら丸めた。
トントンと火薬を軽く詰め、最後には指で固め、細長い円筒状にした。
そこで、必要な道具がないことに気づいた。
「すまん、コルク抜きはあるか?」
「ございますとも」
老兵士は、引き出しからコルク抜きを持ってきた。
火炎瓶は、保管時はコルクで封をしている。まずはその栓を抜かなければならない。
「ありがとう」
受け取って、コルクに螺旋をねじこみ、抜栓した。
口から出てきている導火線の横から、紙の残りをねじ込んだ。
これで、導火線に火をつければ、中の火薬が爆発し、燃焼ガスで瓶が破裂するはずだ。
網の上に割れずに乗ったところで、能動的に爆発するのであれば意味がない。
こういった兵器を作るアイデアは、元々持っていたのだが、なぜ実現に移さなかったのかといえば、最悪の場合、空中で天騎士が持っている状態で爆発してしまうことが考えられたからだ。
点火する、急降下する、投下する。というプロセスがある以上、点火してからある程度、保持している時間が発生する。
投下したあと空中で爆発するのならまだしも、持っているうちに起爆すれば、その場で天騎士は火だるまになってしまうことになる。
だが、地面に落着した瞬間、信管が作動して爆発するといった装置が作れない以上、こういった原始的な時限装置に頼らざるを得ない。
敵方がああいう対策を練って来た以上、仕方がない。
幸い、投下高度もほぼ統一したことだし、爆発までの時間は導火線で調整できるだろう。
「もし点火をするなら、蔵を閉めて参りますが……」
「ああ、そうだな。ここではやらないが、一応閉めておいてくれ」
弾薬庫は、近衛第一軍の兵舎の近くに作られている。
今は亡きシモネイ女王が作らせたものなので、実のところまだ新しい施設だ。
少し歩けば、近衛の教練場がある。
そこは、王城島でほぼ唯一の開けたスペースなので、実験するならあそこがいいだろう。
「それじゃあ、ちょっと近衛の教練場のほうに行ってくる。鷲の世話の仕方は?」
「陣爵様の従者を三年ほどやっておりました。弁えております」
「なら、大丈夫だな。別に、放っておいても構わないが、見張りだけは頼む」
「かしこまりました」
ぺこりと頭を下げた。
なんというか、年の功なのか、ごく自然な頭の下げ方だった。
*****
教練場では、なにやら騎兵の訓練をしているようだった。
カケドリで走りながら、歩兵と戦う訓練をしている。
歩兵役の兵士のほうは、三頭のカケドリ兵にからみつかれ、防戦一方で騎上からの攻撃をしのいでいる。
穂先の横に鈎のような部分のついた、所謂ハルバードのような武器を持っているので、恐らくは十字軍の兵装を模しているのだろう。
悪くない訓練だった。
歩いて近寄りながら見ていると、頭よりも更に高い位置から振り下ろされる攻撃を避けつつ、横についている鈎を上手いこと鎧に引っ掛け、落鳥させた。
乗っていた兵は、騎士院で習ったのと同じ動作で頭をかばい、受け身を取りながら地面に転げ落ちる。
主を失ったカケドリが、こちらに駆けてきた。
俺も元牧場労働者なので、これには慣れている。
カケドリは頭が良いので、人間が纏う雰囲気をなんとなく感じ取っているのだ。
道行く少女を捕まえるのと同じで、「うおおおお!! 待てええええ!!」というようなテンションで挑むと、逆に警戒して逃げていってしまう。
むしろ「ごめん、ちょっといい?」という感じの自然体で挑んだほうが、相手も止まりやすいのだ。
他でもない、俺の父親がそう言っていたのだから間違いない。
歩みを止めず、瓶を持ってない方の手で軽く通せんぼすると、カケドリは足をわずかに緩めた。
これはいける。
すれ違いざま、ぱっと手綱を取ると、若干の抵抗はあったが、すぐに大人しくなった。
「よーし、いい子だ」
手綱をひいたまま、訓練しているところに向かっていく。
落鳥した騎士が、立ち上がってこちらに歩いてくる。
途中で俺が誰なのか気付くと、走り出した。
「ユーリ閣下! ど、どうもご無礼を……」
「いや。それより、落鳥した直後に走るな。あまり良くないぞ」
俺は手綱を渡しながら言った。
「ありがとうございます」
そう言ったところで、もう一人が駆けてきた。
「ユーリ……閣下、いかがいたしました、か」
兵の手前、ぎこちない敬語を使っているのは、ギョーム・ズズだった。
「お前――」
ってことは、こりゃドーン騎兵団の訓練か。
考えてみりゃ、そりゃそうだよな。
第一軍の騎兵団と言ったら、ドーン騎兵団以外は存在しない。
「教養院はどうした。まさか行ってないんじゃないだろうな」
「終わって帰ってきたところ……デアリマス」
やべーなこいつ。
「まあいい。ちょっと火炎瓶の実験をしたいから、庭を貸してくれ」
「ああ、分かった。じゃなくて分かりました。構わないと思いマス」
やべーな。
まあ、敬語が使えないというよりは、場面によって使い分けるのが苦手なんだろうが。
世渡り下手にも程がある。
「じゃあ、ここでやってもいいか?」
「大丈夫だと思います」
落鳥した騎士が言った。
一応周りを見渡すが、短く切り取られた青い草があるくらいで、燃えるものはまったくない。
周囲に十分空間もある。
「じゃあ、離れていてくれ。少なくとも三十歩くらいは」
「はい」
「了解した」
二人が離れ始めたのを見ると、俺は火炎瓶を地面に立てた。
導火線を伸ばし、瓶が倒れないようにしながら、火をつける。
導火線とは、芯に黒色火薬が入った紐で、今は少し進化してかなり細くなっている。
白い煙を出しながらシュウーっと燃え、火が伝播しはじめる。
俺は走って逃げた。
まず安全であろうという距離まで逃げた後、振り返ると、パァン! という音がして、瓶が割れた。
中の液体が発火しつつ周辺に飛び散り、広範囲に火の海を作り出す。
ただ、広範囲すぎて、なんだか火の勢いが弱い気がする。
燃料の容量をそのままに、範囲が五倍くらいになったのだから、当たり前といえば当たり前だ。
案の定、すぐに燃え尽き、消えてしまった。
あれだな。
こりゃ、改良の余地があるな。
火薬を少なくすれば、意図的に範囲を狭めることもできるだろうが、この場合あまり意味はないだろう。
「ふーむ……」
そもそも、外部からの衝撃ではなく、能動的に爆発するのであれば、ガラス瓶である必要はない。
火炎瓶の容器がガラスなのは、衝撃があったとき全体が割れるという物性が都合が良いからだ。
例えば、金属であれば、地面と接触しても穴が空いて液体が漏れ出すだけ。ということが多々ありえる。
その点、ガラス瓶は全体がバリンと割れ、中の液体はバシャンといっぺんにブチ撒けられる。
内側から能動的に爆発するのであれば、そもそもガラス瓶を選択する意味がない。
ただ、この実験には意味があった。
油に火薬を浸しても爆発することが確認できたからだ。
物性から考えて当然ではあるのだが、確認しておく必要はあった。
そして、瓶の口程度の出口なら、爆発を弱めはしてもガスが全部そこから抜けて瓶が割れないということはない。
「おい! 何があった!!」
血相を変えて駆けてきた男の声には、聞き覚えがある。
「ドッラか」
先程、歩兵役をしていた男は、ドッラだったらしい。
同じ鎧を着ている。
道理でいい動きをすると思った。
「ユーリ――なんだ、お前か。なにをしてたんだ?」
「ちょっと、実験をな」
爆発した火炎瓶の火は、もう完全に消えてしまっている。
「火炎瓶を爆発させた。ガラスの破片が飛び散っているはずだ。悪いが、片付けておいてくれ」
「なんだ、危ないな。こんなところでやんなよ」
ドッラにしては珍しく正論だった。
本当なら誰も人が来ないような郊外……というか、本当なら河原でやれば、瓶の破片の始末もしなくて済んだ。
一年もすれば砂礫に擦れて角が取れるからな。
だが、今は移動の時間も惜しい。
「急いでたんだよ。緊急中の緊急だ」
「そうか……じゃあ、すぐに行くのか」
「ああ。それじゃ、訓練頑張ってくれ。悪くない感じだったぞ」
俺はそう言って、ドッラに背を向け、白暮のほうに歩いていった。
補給を叩くのは、一日でも早いほうがいい。
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